2018年09月23日

「第11回 愛知県東部呼吸器科フォーラム」に参加してまいりました。

第11回愛知県東部呼吸器科フォーラム.jpgけやき内科のブログをご覧いただきありがとうございます。院長の加藤景介です。

名古屋で開催されました「第11回 愛知県東部呼吸器科フォーラム」に参加してまいりました。この会は5年ほど前から年に2回定期的に開催され、名古屋大学医学部呼吸器内科の医局出身で、現在愛知県東部で呼吸器科診療に従事する医師が参加しています。小規模の会のため、いつも参加者は10名未満ではありますが、その分距離感は近く活発に話し合えるところも良い点です。

今回は私がけやき内科での診療で経験した症例を提示させていただき、診断や治療について皆で討議いたしました。参加者は皆普段一人で診療をやっているわけですが、このように複数の医師でそれぞれの経験を共有する事は良い刺激となりお互いの意識の向上につながると思っています。今回も非常に活発に議論が行われ、もともと同じ医局出身で気心の知れたメンバーばかりということもあり、大変有意義で楽しい時間を過ごせました。

これからも頑張って前向きに日常診療に取り組んで行こうと気持ちを新たにいたしました。今後ともけやき内科をよろしくお願いいたします。


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2018年09月10日

「気管支喘息」の講演会に参加してまいりました。

AsthmaExpertMeeting201809.jpgけやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。

感染症研究会を退席した後に場所を移動して、「気管支喘息」の講演会「Asthma Expert Meeting」に参加してまいりました。この講演会には、この地域で「気管支喘息」の診療に専門的にとりくむクリニックの医師ばかりが参加し、いつも活発な議論が行われます。今回は私自身が「気管支喘息」の診療において重要なポイントである「吸入指導」について講演させていただき、引き続いて清須市にある「はなさきクリニック」の加藤栄志先生の「重症気管支喘息」をターゲットとした「抗体製剤」についてのご講演を拝聴しました。
「気管支喘息」は気道の慢性炎症を本態とし「咳」「痰」「喘鳴」と様々な症状を呈する慢性疾患ですが、患者さまによって病状は様々であり且つ症状だけでその病状を判断するのは困難です。「呼吸機能検査」により気管支の狭窄の程度を判断したり、「FeNO測定」により気管支におけるアレルギー反応の強さを評価したり、「呼吸抵抗測定」により気管支の炎症の状況を把握したりと、各種検査により的確な病状判断を行って、よりその患者様の病状に即した薬剤選択を行わなければいけません。また「気管支喘息」の主な治療薬は「吸入薬」ですが、現在使用できる吸入薬には形も使用方法も様々なものがあり病状のみではなく患者様のライフスタイル等も加味して、より適切に治療が継続できるよう薬剤選択を行わなければなりません。それに加えて薬剤の適切な使用法を患者様に理解いただくためには、実際に薬剤をお渡しして使用法の説明(吸入指導)を行う調剤薬局との緊密な連携が不可欠だと考えております。今回の講演では今年改定された「気管支喘息のガイドライン」の内容を交えながらけやき内科での取り組みを紹介させていただきました。
また現在「気管支喘息」の新たな治療薬として注目されている「抗体製剤」には「抗IgE抗体(ゾレア)」「抗IL-5抗体(ヌーカラ)」「抗IL-5Rα抗体(ファセンラ)」の三製剤がありますが、どの薬剤も重症気管支喘息に対しての効果が期待されている一方で、非常に高価な薬剤であることがネックともなっています。従って適用症例については十分な検討の後に使用すべきであり、裏を返せば安易に使用すべき薬剤ではないとも考えているのですが、今回の加藤栄志先生のご講演では専門医として適用症例を吟味した上での使用経験をお伺いする事もでき大変勉強になりました。
講演後のディスカッションでも、参加した喘息専門医がそれぞれどのように診療に取り組んでいるかお伺いする事もでき大変勉強になるとともに良い刺激となりました。今回の講演会で得た新たな見識を早速これからの診療に活かしていきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。


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2018年09月09日

「第85回 東海呼吸器感染症研究会」に参加してまいりました。

第85回東海呼吸器感染症研究会.jpgけやき内科のブログをごらんいただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。

名古屋で開催されました「第85回 東海呼吸器感染症研究会」に参加してまいりました。この会は年に2回定期的に開催されるもので、東海地域で「肺炎」などの呼吸器感染症の研究・診療に積極的な医療機関の医師が参加し、毎回活発な議論が行われ非常に活気があります。今回は「肺炎球菌感染症」「肺真菌症」「結核」「寄生虫症」など多岐にわたる感染症の症例報告ののち、「呼吸器疾患とマイクロバイオーム」をテーマに大学病院の先生の特別講演を拝聴いたしました。
けやき内科でも日常診療の中で多くの感染症の患者様の診断と治療を行なっておりますが、今回各病院からの症例発表は比較的珍しい診断に苦慮する症例が多く大変勉強になりました。このような症例報告を共有することで、参加した医療機関の医療レベルの向上が望めることは間違いなく、私自身にとっても大変励みになりました。
今回はスケジュールの都合で特別講演の途中で退席させていただく形となり心苦しい部分がありましたが、今回の研究会で得られた見識をこれからの診療に役立てていきたいと思います。

これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。


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2018年09月06日

Q「父が在宅酸素療法が必要と医師に言われ・・・」

ショッパー版教えて!ドクター.jpgQ) 父が病気療養中なのですが、「在宅酸素療法」が必要と医師に言われたそうです。どのような状態で、どういった治療なのでしょうか。

A) 「在宅酸素療法」は「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」や「肺線維症」「肺結核後遺症」などの慢性呼吸器疾患の病状の進行にともなって、呼吸不全により「低酸素血症」すなわち「酸素不足の状態」になった場合におこなう、自宅で酸素を吸入する治療法です。人間は生きていくのに酸素を必要としており、酸素不足の状況がながく続くと心臓に負担がかかり、他の内臓の働きにも影響がでてきます。従って血液中の酸素濃度が一定の基準をこえて低くなってきた場合に「在宅酸素療法」が必要と判断されます。単に「息苦しい」というだけではこの治療の適応になりません。また「酸素が必要」と言われると「死の間際」と連想される方もおみえになりますが、必ずしもそうではなく「長生きするための治療」とお考えください。自宅に酸素を吸入するためのボンベや酸素濃縮機(空気中の酸素濃度を高めて排出する装置)を設置しますが、通常は薬と同様に健康保険の適応となるため機器使用量の自己負担額を毎月病院に支払うことが必要となります。酸素吸入は24時間常に実施する場合もあれば、動く時のみ使用したり寝ている時のみ使用したりする場合もあり、患者様の病状により医師が判断することになります。


(2018年9月6日 中日新聞なごや東版「教えて!ドクター Q&A」掲載)


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2018年09月03日

優木まおみさんと対談いたしました。

優木まおみさんと対談2.jpg

けやき内科のブログをご覧いただきありがとうございます。院長の加藤景介です。

タレントの優木まおみさんと対談する機会をいただきました。今回の対談は「気管支喘息」の疾患啓発を目的に企画されたものです。優木まおみさんは子供の頃から「気管支喘息」を患い現在も治療されているそうで、患者様の立場で気管支喘息について思っている事やご自身の経験などをお話いただき、私は専門医の立場で診断や治療についてのお話や、喘息患者様によくある誤解についてなどお話しさせて頂きました。今回の対談の内容は11月頃に日本経済新聞に掲載される予定です。掲載されましたらぜひ一度ご一読いただけますと幸いです。

これからもけやき内科をよろしくお願い致します。


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