2018年03月20日

Q「花粉症の症状がひどく、市販の薬を・・・」

ショッパー版教えて!ドクター.jpgQ) 花粉症の症状がひどく、市販の薬をのんでいても鼻づまりや目のかゆみがなかなかよくなりません。病院を受診したほうがいいのでしょうか?市販の薬と病院ででる薬に差はあるのでしょうか?

A) 現在市販されている花粉症に対しての薬は「抗ヒスタミン薬」が主で、中には病院で処方される薬と成分も用量も同じものがあります。お忙しくて病院を受診する時間がなかなかとれず、症状もコントロールできるようでしたら市販薬を使用されるのもいいと思います。ただ「抗ヒスタミン薬」の効果にもランクがあり、病院では市販薬より効果の高いものを処方する場合もあります。また「抗ヒスタミン薬」以外の薬剤もあり、効果が乏しい場合や症状によっては他の薬剤に変更あるいは併用する場合もあります。例えば「鼻づまり」がひどい場合は「ロイコトリエン受容体拮抗薬」や「ステロイド点鼻薬」を処方する事があります。また「目のかゆみ」については内服では効果が期待できない場合も多く「点眼薬」の使用をお勧めする場合も少なくありません。症状のコントロールが難しければ一度病院を受診されてはいかがでしょうか。


(2018年3月20日 中日新聞なごや東版「教えて!ドクター Q&A」掲載)


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2018年03月18日

「愛知県COPDネットワーク(AC.net)」の総会・講演会に参加してまいりました。

ACnet総会・講演会.jpgけやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。

名古屋で開催されましたNPO法人「愛知県COPDネットワーク(AC.net)」の総会および講演会に参加してまいりました。「AC.net」は愛知県下COPD病診連携の推進と市民への啓蒙の目的でたちあげられたNPO法人で、私も会員・理事として参加しております。
「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」は主に喫煙によっておきる呼吸器疾患で、長く続く「咳」「痰」や、階段や坂道での「息切れ」といった症状を特徴とする慢性疾患です。ゆっくり進行するため自分では意識していないうちに病状が進行してしまう場合もあり、病院で診断された時には既にかなり悪い病状となっていることもあります。また現在厚生労働省がかかげている「21世紀における国民健康づくり運動:健康日本21」においても主要取組疾患の一つとなっており、認知度の向上と早期診断・早期治療がすすめられています。診断のためには肺機能検査やレントゲン・CTといった検査が不可欠ですが、非専門医の診療所等ではなかなか検査が実施できないという現状があり、専門医のいる診療所や病院と連携をして早期に診断して適切な治療導入を推進しようというのも「AC.net」の取り組みの一つです。
今回の総会ではこれまでの事業報告にくわえ今後の事業計画などが提示されました。現在もっとも力をいれている事業としては「COPD連携手帳」を用いた「愛知県COPD医療連携パス」があげられますが、すでに地域によっては手帳を用いて医療連携をうまく行っているとの報告もあり、当院も専門施設でありながらその役割を十分担えていない現実を感じ深く反省いたしました。また総会の後には日本でCOPDの診療・研究における第一人者の先生のご講演を拝聴し、今年改定される予定のガイドラインの話題をふくめ最新のデータ等おうかがいし大変勉強になりました。
けやき内科も「呼吸器診療」を専門的におこなう診療所の一つとしての役割を十分担えるよう、積極的に取り組んでいきたいと思います。これからもけやき内科をよろしくお願いいいたします。


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2018年03月16日

今日は「World Sleep Day (世界睡眠の日)」です!

World Sleep Day 2018.jpg

「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます!
今日は「World Sleep Day (世界睡眠の日)」です。みなさんごぞんじでしたか?

この「World Sleep Day」は「World Association of Sleep Medicine(世界睡眠医学協会)」がさだめたもので、世界規模で睡眠における問題をとりあげ、睡眠に関するさまざまな社会的問題にはたらきかけようというものです。
今年のスローガンは「Join the Sleep World, Preserve Your Rhythms to Enjoy Life (睡眠の世界であなたのリズムを整え人生を楽しもう)」です。「睡眠の世界」を障害する代表的な疾患に「睡眠時無呼吸症候群」があります。もし家族から「いびきをかいている」あるいは「呼吸がとまっている」と言われたことがあるかたは要注意です。「安眠」とは「睡眠時間」「睡眠の継続性」「睡眠の深さ」によるといわれています。安眠できていないと日中の活動性に影響がおよぶ可能性があり、「睡眠時無呼吸」は「交通事故」の確率をあげることで有名です。また「睡眠時無呼吸症候群」の存在は「脳梗塞や「心筋梗塞」などの発症リスクになるとも言われています。「健康な体」を維持するためには「安眠」が重要な要素であり、食事や運動といった生活習慣同様に不可欠なものといってよいでしょう。

「けやき内科」では「睡眠時無呼吸症候群」の診断のために必要な検査器である「アプノモニター」をそなえております。また治療適応のある方には「在宅持続陽圧呼吸(CPAP)療法」を導入・管理おこなっております。「睡眠中のいびき」「日中のねむたさ」など「睡眠時無呼吸」と考えられる症状のあるかたは一度検査をうけることをおすすめいたします。お気軽に「けやき内科」までお問い合わせください!

これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!


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2018年03月12日

「気管支喘息」の講演会に参加してまいりました。

AsthmaExpertMeeting2018.jpgけやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。

週末に「気管支喘息」の講演会「Asthma Expert Meeting」に参加してまいりました。今回の講演会には、この地域で「気管支喘息」の診療に専門的にとりくむクリニックの医師ばかりが参加し、喘息のなかでも「咳喘息」と類縁疾患である「アトピー咳嗽」の鑑別についての講演をおききし、その後参加医師による症例検討が行われました。今回は私も症例提示担当として参加させていただきましたが、専門医ばかりが集まっていたこともあり、大変活発な討議が行われました。
「気管支喘息」はながく続く「咳」を特徴とし時に「喘鳴」もみられる慢性のアレルギー疾患ですが、かっては病名のとおり「喘鳴があるから喘息」という診断が通常であり、一般の方にもそのように認識が浸透しているようにも思います。しかしながら医学の進歩とともに診断機器も格段にレベルアップし、「喘鳴」がなくとも「呼吸機能検査」で気管支がせまくなっているかどうかの判断は可能となり、「FeNO測定」により気管支におけるアレルギー反応の有無が把握できるようになり、「呼吸抵抗測定」により気管支の炎症の程度までわかるようになりました。結果として「喘鳴がなく咳のみの症状」であっても「喘息」という診断が可能となり、治療により症状が治まった状態においても様々な検査を組み合わせることで喘息の本態である「慢性炎症」の状況を把握し、患者様それぞれの病状に応じた治療継続の必要性や治療薬の用量設定の判断まで可能となりました。今回の講演会では特に症状のみでは区別ができない「咳喘息」と「アトピー咳嗽」についての様々な臨床データを拝聴することができ、またディスカッションでは自分以外の喘息専門医がどのように診療にとりくんでいるかもよくわかり、大変勉強になったとともに良い刺激となりました。
今回の講演会で得た知見をこれからの診療に早速活かしていきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。


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2018年03月03日

今週は「子ども予防接種週間」です!

平成30年子ども予防接種週間.jpgけやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます!

今週3月1日から7日までは「子ども予防接種週間」です。みなさん、ご存じでしたか?
来月4月には新年度ということでお子さんの入学・進級などの準備でお忙しいご家庭もあると思います。そんな中、忘れてはいけないのが「予防接種」です。
様々な感染症が存在する中で「VPD (Vaccine Preventable Diseases)」と呼ばれるいくつかの疾患は予防接種で防ぐことが可能です。お子さんの場合、学校という集団生活の場で大流行したり、成人よりも重篤な状況になったりする場合もある事から特に重要視されています。
この時期にお子さんにやっておくべき予防接種を忘れていないか、一度ご確認されることをおすすめいたします!
「けやき内科」でも主に名古屋市からの委託事業として各種予防接種を実施しています。予約制ですのでご希望の方は一度ご連絡ください。これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!

KNOW-VPD!VPDを知って、子どもを守ろう
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