2018年09月09日

「第85回 東海呼吸器感染症研究会」に参加してまいりました。

第85回東海呼吸器感染症研究会.jpgけやき内科のブログをごらんいただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。

名古屋で開催されました「第85回 東海呼吸器感染症研究会」に参加してまいりました。この会は年に2回定期的に開催されるもので、東海地域で「肺炎」などの呼吸器感染症の研究・診療に積極的な医療機関の医師が参加し、毎回活発な議論が行われ非常に活気があります。今回は「肺炎球菌感染症」「肺真菌症」「結核」「寄生虫症」など多岐にわたる感染症の症例報告ののち、「呼吸器疾患とマイクロバイオーム」をテーマに大学病院の先生の特別講演を拝聴いたしました。
けやき内科でも日常診療の中で多くの感染症の患者様の診断と治療を行なっておりますが、今回各病院からの症例発表は比較的珍しい診断に苦慮する症例が多く大変勉強になりました。このような症例報告を共有することで、参加した医療機関の医療レベルの向上が望めることは間違いなく、私自身にとっても大変励みになりました。
今回はスケジュールの都合で特別講演の途中で退席させていただく形となり心苦しい部分がありましたが、今回の研究会で得られた見識をこれからの診療に役立てていきたいと思います。

これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。


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2018年09月06日

Q「父が在宅酸素療法が必要と医師に言われ・・・」

ショッパー版教えて!ドクター.jpgQ) 父が病気療養中なのですが、「在宅酸素療法」が必要と医師に言われたそうです。どのような状態で、どういった治療なのでしょうか。

A) 「在宅酸素療法」は「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」や「肺線維症」「肺結核後遺症」などの慢性呼吸器疾患の病状の進行にともなって、呼吸不全により「低酸素血症」すなわち「酸素不足の状態」になった場合におこなう、自宅で酸素を吸入する治療法です。人間は生きていくのに酸素を必要としており、酸素不足の状況がながく続くと心臓に負担がかかり、他の内臓の働きにも影響がでてきます。従って血液中の酸素濃度が一定の基準をこえて低くなってきた場合に「在宅酸素療法」が必要と判断されます。単に「息苦しい」というだけではこの治療の適応になりません。また「酸素が必要」と言われると「死の間際」と連想される方もおみえになりますが、必ずしもそうではなく「長生きするための治療」とお考えください。自宅に酸素を吸入するためのボンベや酸素濃縮機(空気中の酸素濃度を高めて排出する装置)を設置しますが、通常は薬と同様に健康保険の適応となるため機器使用量の自己負担額を毎月病院に支払うことが必要となります。酸素吸入は24時間常に実施する場合もあれば、動く時のみ使用したり寝ている時のみ使用したりする場合もあり、患者様の病状により医師が判断することになります。


(2018年9月6日 中日新聞なごや東版「教えて!ドクター Q&A」掲載)


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2018年09月03日

優木まおみさんと対談いたしました。

優木まおみさんと対談2.jpg

けやき内科のブログをご覧いただきありがとうございます。院長の加藤景介です。

タレントの優木まおみさんと対談する機会をいただきました。今回の対談は「気管支喘息」の疾患啓発を目的に企画されたものです。優木まおみさんは子供の頃から「気管支喘息」を患い現在も治療されているそうで、患者様の立場で気管支喘息について思っている事やご自身の経験などをお話いただき、私は専門医の立場で診断や治療についてのお話や、喘息患者様によくある誤解についてなどお話しさせて頂きました。今回の対談の内容は11月頃に日本経済新聞に掲載される予定です。掲載されましたらぜひ一度ご一読いただけますと幸いです。

これからもけやき内科をよろしくお願い致します。


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2018年09月01日

9月は「がん征圧月間」です!

平成30年度版がん検診ガイド.jpg「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます!

9月は「がん制圧月間」です!みなさんご存じでしたか?
この「がん制圧月間」は「がん予防」に対する意識啓発のために1960年に定められました。さまざまな「がん」の早期発見・早期治療の普及を目的としています。
現在名古屋市では「胃がん」「大腸がん」「肺がん」「子宮がん」「乳がん」「前立腺がん」の6つの「がん」についての検診事業をおこなっており、「けやき内科」でも「肺がん検診」「大腸がん検診」「前立腺がん検診」の3つがうけられます。この「がん制圧月間」を機会に「がん検診」をうけることをおすすめいたします!
「肺がん検診」では胸部レントゲン撮影をおこない、ヘビースモーカーなど肺がんの危険度が高い一部の方は痰の検査もおこないます。「大腸がん検診」では便の検査(便潜血反応検査)をおこないますが、採取日のことなる二回分の便をもちいて検査いたします。「前立腺がん検診」では血液検査(PSA測定)により「前立腺がん」の可能性があるかどうか検査します。(いずれも結果説明は後日となります。)
検診結果で異常があった場合、「肺がん検診」については「けやき内科」にてCTや血液検査などによる精密検査をうけていただく事が可能です。(結果により高次医療機関に紹介させていただく場合もあります。)「大腸がん検診」「前立腺がん検診」については二次検診を実施している所定の医療機関に受診していただく手続きをすすめます。
料金はがん検診ひとつにつき「500円」ですが、名古屋市から配布された「無料クーポン券」をお持ちのかたは無料でうけていただくことも可能です。(無料クーポンの対象かどうかは名古屋市のホームページでご確認ください。)

これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!

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2018年08月29日

Q「80歳の母が最近、食事の際にうまく飲み込めず・・・」

ショッパー版教えて!ドクター.jpgQ) 80歳の母が最近、食事の際にうまく飲み込めず、むせることが増えました。誤嚥で亡くなる話も聞きますのでできるだけ予防したいのですが、なにか方法はありますか。

A) 食べ物をのみこむ動作は、口・舌の動きから顎による咀嚼、そして咽頭・喉頭から食道に食べ物が送りこまれるまで、複数の器官が瞬時に行う反射的協調によって成り立ち、この協調運動には胸や腹の筋肉も関わっています。そしてこの協調運動は加齢とともに衰える事も知られており、結果としてむせる危険性がでてきます。
また誤嚥によっておきる「誤嚥性肺炎」は死に繋がる重篤な病状となる場合もありますが、肺炎自体が完治しても特に高齢者の場合は体力や筋力の回復に時間がかかり誤嚥を繰り返すリスクを高める可能性もあります。脳梗塞など脳血管障害による運動機能障害がある場合はさらにリスクが高まります。
完全に予防するのはなかなか難しいのですが、舌や口を動かす運動や首を動かす運動、発声練習等も誤嚥予防に有効とされています。また誤嚥性肺炎の予防には歯磨きやうがいにより口腔内を清潔に保つ事も重要です。ただあまりむせる回数が多いようであれば医師の診察を受ける事をお勧めいたします。


(2018年8月29日 中日新聞市民南版「教えて!ドクター Q&A」掲載)


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