2018年05月01日

今日は「World Asthma Day (世界喘息の日)」です!

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「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます!
今日5月1日は「World Asthma Day (世界喘息の日)」です。みなさん、ご存じでしたか?

この「World Asthma Day」は「喘息の国際指針」である「GINA (Global Initiative for Astma)」が「喘息に対する理解をすすめ、喘息の治療管理をよくする」目的でさだめたもので、世界各国でさまざまなイベントが予定されています。今年は「Never too early, never too late. It's always the right time to address airways disease.(早すぎても遅すぎてもいない。いつだって呼吸器疾患に対処する時です。)」をテーマに掲げています。

「喘息」は風邪をひいたり季節のかわりめなどに「咳」「痰」「息苦しさ」などの症状が出現することが多く、実際に症状を契機に病院を受診されるかたも多いと思います。一般に的確な病状判断のもと適切な治療をおこなえば80%以上のかたが症状のない状態にコントロールできるといわれていますが、症状がなくなったあとも「症状がでないように」治療をきちんと継続していくことが重要です。つまり「症状が無くなった」という事が「喘息がなおった」という事ではないのです。かといってずっと同じ治療を延々と続けるわけではなく、しっかりとコントロールされた状態が維持されていれば治療を「ステップダウン」していく、つまり薬の種類をへらしたり吸入薬の吸入回数をへらしたりする事もできるとされています。またこの「このコントロールされた状態」というのは「症状のない状態」のみをさすわけではなく、喘息の本態である「気道の炎症」がコントロールされ十分な「気道の拡張」が得られていることが条件となります。そういった判断をするためには、自宅での「ピークフローメーター」の測定や、定期的な「呼吸機能検査」・「呼気中NO測定検査」あるいは「呼吸抵抗測定」の実施が有用です。症状のみを基準として治療をやめたりすると、「気道狭窄」「気道炎症」が改善せず何度も症状を繰り返すようになったり、かえって治療必要期間がながくなったりするのです。
現在世界中で「喘息」の患者数が増えていることが注目されており、全世界で3億人以上、日本国内で400万人以上の方が喘息であるとされています。また日本で年間1,500件以上みられる「喘息死」も問題となっており、「喘息死」の一番の原因は「病状を軽く判断したために、適切な治療がおこなわれなかった、あるいは遅れた」ことと言われています。

「けやき内科」は、呼吸機能検査・呼気中NO測定・呼吸抵抗測定等の詳細な検査結果をもとに、「気管支喘息」の的確な病状判断と適切な治療を実施していく呼吸器内科・アレルギー内科の専門医療機関として、積極的に喘息診療にとりくんでいます。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!


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2018年04月30日

「第58回 日本呼吸器学会学術講演会」に参加してまいりました。

第58回 日本呼吸器学会学術講演会.jpgけやき内科のブログをご覧いただきありがとうございます。院長の加藤景介です。

大阪で開催されました「第58回 日本呼吸器学会学術講演会」に参加してまいりました。この学術講演会は日本呼吸器学会が一年に一度開催する大規模な講演会で、日本全国から呼吸器専門医が参加し大変な活気があります。
今回私は診療スケジュールの都合上日曜日のみの参加となりましたが、つい先日ガイドラインが改定された「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」の講演や、「呼気一酸化窒素(FeNO)測定」のセミナー他、昨年ガイドラインが改定された「肺炎」の講習会に参加するなど、大変有意義な時間を過ごすことができました。呼吸器専門医として日常診療をおこなっているからには常に最新の情報をキャッチしているつもりではありますが、このような講演会に参加するとこれまでの知識が整理されたり、一つの事象をちがった視点から考えたりすることもでき大変勉強になります。また日本全国でよりよい診療にむけて頑張っている同じ専門医の先生方に接することは大変刺激になり自分への励みにもなります。

今回の学会参加で得られたものを、早速これからの診療にいかしていきたいと思います。これからもけやき内科をよろしくお願い致します。


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2018年04月26日

Q「ここ数年、風邪を引くと咳だけ1ヶ月ほど続くように・・・」

ショッパー版教えて!ドクター.jpgQ) ここ数年、風邪を引くと喉の痛みや鼻の症状はすぐ治るのですが、咳だけ1ヶ月ほど続くようになりました。そのうち治りますが、咳だけ長引くのはなぜでしょうか。この咳に対しても通院すべきですか。

A) 一般に風邪などの気道感染の場合、咽頭痛や鼻水に比べると咳の症状は最後まで残ることが多いです。しかしながら「1ヶ月」というのは若干長い印象がありますので、風邪以外の問題がある可能性は否定できません。アレルギー疾患である「気管支喘息」や「咳喘息」の場合、季節のかわりめや風邪をひいたときにのみ咳が続くといった症状は珍しくありません。また喫煙習慣があるのでしたら「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」の可能性もあります。「COPD」は慢性進行性の疾患であり、ご自身では発症に気づいていない場合も多く、初期の場合日常的に症状はなく、風邪をひいた時のみ咳が続くという場合もあります。「肺癌」でも「咳がおさまらない」という症状で発見される場合もあります。他にも「気管支拡張症」「間質性肺炎」など、さまざまな呼吸器疾患が存在している可能性は否定できないと思います。症状がおさまるから大丈夫だとはいいきれないため、呼吸器専門医を受診しレントゲンや必要に応じてCTや肺機能検査・呼気NO測定等の精査をお勧めいたします。


(2018年4月26日 中日新聞市民南版「教えて!ドクター Q&A」掲載)


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2018年04月19日

ゴールデンウィーク中の診療について

2018春けやき内科.jpgもうすぐゴールデンウィークですね!
今年は「昭和の日」4月29日が日曜日なので翌30日月曜日が振替休日となり、5月1日・2日をお休みにしてきれいに一週間連休とされるかたもあるようです。

「けやき内科」では日曜・祝日をお休みとさせていただいておりますので、ゴールデンウイーク中もカレンダー通りに診療をおこないます。4月30日は振り替え休日による休診で5月1日・2日は通常通りの診療をおこない、5月3日木曜から5日土曜までは休診となります。

連休の前後は大変混雑することが予想されます。特にご予約以外の方は待ち時間が大変ながくなることが予想されますので、申し訳ありませんが予めご了承ください。どうぞ時間に余裕をもってお越しいただきますようお願い申しあげます。


これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!


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2018年04月16日

「第115回 日本内科学会総会・講演会」に参加してまいりました。

第115回内科学会総会.jpgけやき内科のブログをごらんいただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。

週末を利用して京都で開催されました「第115回 日本内科学会総会・講演会」に参加してまいりました。この学会は「内科」という大きなくくりの学会であるため、全国の「呼吸器」「循環器」「消化器」といった各種専門領域の内科医が参加する大変規模の大きなものです。私は診療スケジュールの都合上日曜日のみの参加でしたが、春の京都ということもあって街中も賑わっていましたが、学会会場も日本全国から集まった多くの医師で大変な混雑でした。
今回は「気管支喘息」「睡眠時無呼吸」「肺炎」「メタボリックシンドローム」「糖尿病」といった、内科学会ならではの幅広い分野の講演・発表を拝見することができ、大変勉強になりました。

今回の学会参加で得られた新たな知見を早速今後の診療に活かしていきたいと思います。これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。


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