2024年10月01日
令和6年度(2024年度)のインフルエンザ予防接種について
「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます。
今年もインフルエンザ予防接種の時期となりました。
予防接種はインフルエンザの発症を予防するとともに、インフルエンザ流行に伴っておきる社会的損失(病欠による経済的損失など)をおさえる意味でも重要です。積極的に予防接種をおこない、みんなで今年の冬をのりきりましょう。
「けやき内科」では例年通り完全予約制にて予防接種をおこないます。
予防接種実施期間:
2024年10月15日〜2025年1月31日
(予約は2024年10月1日より開始します。)
接種回数:
13才未満は2回、13才以上は1回
費用(自己負担額):
65才以上は1,500円
65才未満は4,000円
12才、15才、18才は無料(名古屋市在住、クーポン必要)
13才未満は1回目 4,000円、2回目 3,500円(12才の方は2回とも無料)
(2回目の料金は1回目を「けやき内科」で接種された方に限ります)
「けやき内科」ではストックをおいておらず、ご予約いただいた方の分のみ発注とさせていただきます。
直接ご来院いただくか、お電話でご予約いただきますようお願いいたします。
今年も昨年と同様に混雑緩和のため原則土曜日に院長以外の医師が予防接種のみ担当することといたします。
予防接種期間中の土曜日は「診察室1」で院長が通常診療を、「診察室2」で予防接種担当医がワクチン接種をおこないます。
ご予約にあたっての注意点は下記のとおりです。予約前に必ずお読みください。
1. キャンセルはできません。(体調不良などの場合は日程変更の手続きをいたしますのでご連絡ください。)
2. 日程が不確実なご予約はうけかねます。かならず予防接種に来院される日を確定された上でご予約ください。
3. 予防接種実施日は原則土曜日といたします。
4. 接種日当日の予約はできかねますので、ご希望の日の前日までにご予約いただきますようお願いいたします。
5. 健保連愛知連合会の予防接種補助金制度を利用される場合は、予防接種当日にかならず受診券を持参くださいますようお願いいたします。
6. 名古屋市在住で令和5年度中に12才、15才、18才を迎える方は名古屋市の助成制度により無料となりますが、クーポンが必要です。接種当日には必ず名古屋市から配布されたクーポンを持参ください。
7. 60才以上で身体障害者1級相当のかたは、身体障害者手帳の写しか医師の診断書が必要です。
8. 名古屋市外在住の65才以上のかたで「広域予防接種事業」による公費負担をご利用になられる場合、お住いの市町村で手続き後、必要書類をご準備いただいた上でご予約いただきますようお願いします。
9. 65才以上の方は接種当日までに「予診票」を受け取りに当院までおこしください。65才未満の方も接種日までに同様に来院いただいて「予診票」をお渡しすることは可能ですが、こちらからダウンロードいただくことも可能です。接種当日には必ず「予診票」を記入いただいた状態で持参いただきますようお願いいたします。
以上、ご了解のうえご予約いただきますようお願いいたします。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。
2024年09月29日
「ショッパー」でご紹介いただきました。
2024年09月27日
Q「最近階段をのぼるときなど、すぐ息が切れるのが気になって・・・」
Q) 最近階段をのぼるときなど、すぐ息が切れるのが気になっています。年齢のせいでしょうか?
A) 確かに年齢とともに筋力や心肺機能が低下することにより「息切れ」を自覚する可能性はありますが、必ずしも加齢によるとは言い切れません。
一般に息切れは酸素不足によって起こります。酸素は呼吸によって空気中から体内にとり込まれ、肺の肺胞で血液中に溶け込みます。血液中の酸素は赤血球のヘモグロビンによって全身に運ばれますが、血液を全身に送る役割は心臓が担っています。この肺・ヘモグロビン・心臓の3つのうちのどれかに問題が起きると酸素不足になります。したがって慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎などの慢性進行性の呼吸器疾患、心臓弁膜症や心筋梗塞などの心疾患は息切れの原因となり得ます。またヘモグロビンの減少はいわゆる貧血を指しますが、胃や大腸などに何らかの病気ができて起きる消化管出血は貧血の原因になりますし、白血病などの血液疾患も貧血を伴う場合があります。
このように息切れは様々な疾患から引き起こされる可能性があり、息切れの症状のみでは原因を特定するのは困難です。息切れの程度にもよりますが、早めに病院を受診して精密検査を受けることをお勧めいたします。
(2024年9月27日 市民版「教えて!ドクター Q&A」掲載)
A) 確かに年齢とともに筋力や心肺機能が低下することにより「息切れ」を自覚する可能性はありますが、必ずしも加齢によるとは言い切れません。
一般に息切れは酸素不足によって起こります。酸素は呼吸によって空気中から体内にとり込まれ、肺の肺胞で血液中に溶け込みます。血液中の酸素は赤血球のヘモグロビンによって全身に運ばれますが、血液を全身に送る役割は心臓が担っています。この肺・ヘモグロビン・心臓の3つのうちのどれかに問題が起きると酸素不足になります。したがって慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎などの慢性進行性の呼吸器疾患、心臓弁膜症や心筋梗塞などの心疾患は息切れの原因となり得ます。またヘモグロビンの減少はいわゆる貧血を指しますが、胃や大腸などに何らかの病気ができて起きる消化管出血は貧血の原因になりますし、白血病などの血液疾患も貧血を伴う場合があります。
このように息切れは様々な疾患から引き起こされる可能性があり、息切れの症状のみでは原因を特定するのは困難です。息切れの程度にもよりますが、早めに病院を受診して精密検査を受けることをお勧めいたします。
(2024年9月27日 市民版「教えて!ドクター Q&A」掲載)
2024年09月24日
今日から「結核予防週間」です。
「けやき内科」のブログをごらんいただきまして、ありがとうございます。
本日9月24日から30日までは厚生労働省により「結核予防週間」と定められています。
日本における「結核」は患者数および罹患率が順調に減少しているものの、現在も年間10,000人以上の方があらたに診断されており、かつ1,500人以上の方が命を落としている今も主要な感染症です。決して過去の病気ではないのです。
「結核」の一番やっかいなところは「人から人にうつる」という事です。また症状も「せき」「たん」「熱」といった症状で、一般的な「かぜ」とさほどかわりがありません。「肺結核」と診断された方のうち多くは「風邪がなかなか治らない」という事で受診されています。また「体重が減ってきた」「なんとなく体がだるい」「微熱が続く」というような症状がでる場合もあります。こういった症状があって「もしかしたら」と思われたら早めに病院を受診しましょう。
「結核」は通常6〜9カ月とすこし長めですが、きちんと治療すれば完治がのぞめます。早めに治療して自分の健康を早くとりもどすとともに、周囲の人にもうつさないようにする事が大事です。
結核予防会では結核についての正しい知識の普及のため、「結核の常識」というパンフレットを毎年発行しています。ご興味のある方は是非一度ごらん下さい。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。
本日9月24日から30日までは厚生労働省により「結核予防週間」と定められています。
日本における「結核」は患者数および罹患率が順調に減少しているものの、現在も年間10,000人以上の方があらたに診断されており、かつ1,500人以上の方が命を落としている今も主要な感染症です。決して過去の病気ではないのです。
「結核」の一番やっかいなところは「人から人にうつる」という事です。また症状も「せき」「たん」「熱」といった症状で、一般的な「かぜ」とさほどかわりがありません。「肺結核」と診断された方のうち多くは「風邪がなかなか治らない」という事で受診されています。また「体重が減ってきた」「なんとなく体がだるい」「微熱が続く」というような症状がでる場合もあります。こういった症状があって「もしかしたら」と思われたら早めに病院を受診しましょう。
「結核」は通常6〜9カ月とすこし長めですが、きちんと治療すれば完治がのぞめます。早めに治療して自分の健康を早くとりもどすとともに、周囲の人にもうつさないようにする事が大事です。
結核予防会では結核についての正しい知識の普及のため、「結核の常識」というパンフレットを毎年発行しています。ご興味のある方は是非一度ごらん下さい。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。
2024年09月19日
ポトス秋の増刊号で「けやき内科」をご紹介いただきました。
「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます。
本日発行の「ポトス秋の増刊号」で「けやき内科」をご紹介いただきました。
けやき内科ではより高精細なマルチスライスCTによってCT撮影時間は以前より短くなり、患者様の負担もより少なくなりました。画像の読影にあたっては放射線科専門医によるインターネットを介しての遠隔読影を依頼し、的確な画像診断が実施できるように配慮しています。
「気管支喘息」については「呼吸機能検査」「呼気NO測定」「総合呼吸抵抗測定装置Mostgraph」を使用し、より的確な診断や詳細な病状判断を実施しております。また治療導入後も定期的な検査実施はもちろんですが「ピークフローメーター」の推移による病状経過判断もふくめ適切な治療選択に取り組んでいます。マルチスライスCTを用いた専用ソフトウェアでの「肺気腫解析」により、呼吸機能検査と合わせて「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」の早期診断・治療にもつとめています。
またけやき内科を運営する医療法人CRASでは、日進市竹の山に「住宅型有料老人ホームVITA」を本年1月にオープンいたしました。現在入居者様大募集中!スタッフ一同、お問い合わせをお待ちしております。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。
本日発行の「ポトス秋の増刊号」で「けやき内科」をご紹介いただきました。
けやき内科ではより高精細なマルチスライスCTによってCT撮影時間は以前より短くなり、患者様の負担もより少なくなりました。画像の読影にあたっては放射線科専門医によるインターネットを介しての遠隔読影を依頼し、的確な画像診断が実施できるように配慮しています。
「気管支喘息」については「呼吸機能検査」「呼気NO測定」「総合呼吸抵抗測定装置Mostgraph」を使用し、より的確な診断や詳細な病状判断を実施しております。また治療導入後も定期的な検査実施はもちろんですが「ピークフローメーター」の推移による病状経過判断もふくめ適切な治療選択に取り組んでいます。マルチスライスCTを用いた専用ソフトウェアでの「肺気腫解析」により、呼吸機能検査と合わせて「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」の早期診断・治療にもつとめています。
またけやき内科を運営する医療法人CRASでは、日進市竹の山に「住宅型有料老人ホームVITA」を本年1月にオープンいたしました。現在入居者様大募集中!スタッフ一同、お問い合わせをお待ちしております。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。