けやき内科院長の加藤景介です。
ずいぶんと寒くなってきて、9月はじめまでつづいていた猛暑がうそのようです。10月にはいって体調をくずされるかたも増えてきているようですので、皆様体調管理にお気をつけください。
10月から今シーズンのインフルエンザ予防接種もはじまり、けやき内科でもすでにたくさんのかたの予防接種をおこなっております。
そんななかで患者様から「今年のインフルエンザの流行はいつ頃でしょうか。それも考えて予防接種をうけたいのですが。」という相談をよくいただきます。
昨年新型インフルエンザが大流行したのは記憶に新しいと思いますが、その頃は「2010年8月には(インフルエンザ流行の)第二波がおきる可能性がある。」といわれていました。しかしながら10月現在まだ第二波がおきている様子はありません。
名古屋市感染症情報センターが公開している「定点医療機関におけるインフルエンザ発生状況」をみるかぎりでも、インフルエンザ患者数はよこばいで名古屋市においては「流行」という時期にいまだいたっていないと思われます。
しかしながら名古屋市医師会の情報では、最近各医療機関で徐々にインフルエンザと診断されるかたがでてきているようです。
印象としてはまだ散発的ではありますが、もしかしたら「流行の兆し」なのかもしれません。
予防接種に関しては流行がはじまってからでもうける意義は大いにあるものではありますが、社会的には流行が始まる前にうけてこそ「感染拡大をくいとめる」という意義が大きいと思われます。
色々な考え方があるとは思いますが、私個人的には現時点ではやめに「インフルエンザ予防接種」をうけることをおすすめいたします。
抗体保有期間から考えて今接種しても来年3月ころまでは効果が期待できます。
「けやき内科」ではお電話でも予約を受け付けています。ご希望のかたはお気軽にご連絡ください。