
名古屋で開催されました「花粉症」の講演会に参加してまいりました。ご講演されたのは大学病院の耳鼻科の先生で、レーザー治療などのいわゆる「手術治療」からのみ薬や点鼻薬などによる「薬物治療」まで幅広く「最新の治療」をご紹介いただきました。
私は「アレルギー専門医」ですので、花粉症の患者様は「けやき内科」にもたくさん来院されます。すでに「今年の花粉はひどいときいたので相談したい。」というかたがたくさんおみえになっています。また「けやき内科」には「気管支喘息」で通院されているかたがたくさんおみえになるのですが、一般に「喘息患者の3割は花粉症を合併している」といわれており花粉症シーズンに喘息が悪化することも珍しくないため、「花粉症もちの喘息」のかたには早めに治療を開始することを特におすすめしています。
花粉症の治療は「症状がでてから」ではなく「花粉飛散がはじまってから」開始するのがよいといわれています。そのほうが症状をおさえるのには効果的なのです。名古屋でも2月第1〜2週には「スギ花粉」がとびだすと予想されていますので、お早めの受診をおすすめいたします。「けやき内科」では飲み薬や点鼻薬を中心に治療をおこなっており、いわゆる「手術治療」が必要な場合は耳鼻科に紹介させていただく場合もあります。「のみ薬はねむくなるから・・」と言われる方もみえますが、眠気がすくなく有効性がたかいといわれる新しい薬もありますので、お気軽にご相談ください。
これからも「けやき内科」を、よろしくお願いいたします。