2011年01月30日

花粉症の講演会に参加してまいりました

花粉症講演会.jpg「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。

名古屋で開催されました「花粉症」の講演会に参加してまいりました。ご講演されたのは大学病院の耳鼻科の先生で、レーザー治療などのいわゆる「手術治療」からのみ薬や点鼻薬などによる「薬物治療」まで幅広く「最新の治療」をご紹介いただきました。

私は「アレルギー専門医」ですので、花粉症の患者様は「けやき内科」にもたくさん来院されます。すでに「今年の花粉はひどいときいたので相談したい。」というかたがたくさんおみえになっています。また「けやき内科」には「気管支喘息」で通院されているかたがたくさんおみえになるのですが、一般に「喘息患者の3割は花粉症を合併している」といわれており花粉症シーズンに喘息が悪化することも珍しくないため、「花粉症もちの喘息」のかたには早めに治療を開始することを特におすすめしています。

花粉症の治療は「症状がでてから」ではなく「花粉飛散がはじまってから」開始するのがよいといわれています。そのほうが症状をおさえるのには効果的なのです。名古屋でも2月第1〜2週には「スギ花粉」がとびだすと予想されていますので、お早めの受診をおすすめいたします。「けやき内科」では飲み薬や点鼻薬を中心に治療をおこなっており、いわゆる「手術治療」が必要な場合は耳鼻科に紹介させていただく場合もあります。「のみ薬はねむくなるから・・」と言われる方もみえますが、眠気がすくなく有効性がたかいといわれる新しい薬もありますので、お気軽にご相談ください。

これからも「けやき内科」を、よろしくお願いいたします。


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2011年01月24日

インフルエンザ流行中!

「けやき内科」のブログをごらんいただきありがとうございます!

現在インフルエンザが流行しています!「けやき内科」でも二週間ほど前から急激にインフルエンザの患者さんが増えてまいりました!
そこで「けやき内科」に来院される患者様におねがいしたいことがございます。

1. 咳・痰などの症状のある患者様は、大変申し訳ありませんが来院される際にマスクの着用をお願いいたします!
2. 咳・発熱・関節痛などの症状のあるかたは早めに受付にお申し出ください!

「けやき内科」では病院内で患者様から患者様へインフルエンザなどの感染症がうつることがないよう、可能な限り診察室をわけるようにしております。インフルエンザが疑われる患者様は早めに「第二診察室」にご案内するようにいたしますので、よろしくお願いいたします!

もうしばらくインフルエンザ流行期は続くと思います!「かかったかな?」と思われたら早めの受診をおすすめいたします。また予防には「うがい・手洗い」が第一。特に外出からもどられた際にはしっかりおこなうようにいたしましょう!

これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!


posted by けやき内科 at 15:32| お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月23日

喘息フォーラムに参加してまいりました

喘息フォーラム.jpg「けやき内科」のブログをごらんいただきありがとうございます。院長の加藤景介です。

週末に名古屋で開催されました「喘息フォーラム」に参加してまいりました。今回は日常診療で経験するような「慢性咳の鑑別」から、喘息の治療薬の有効性と喘息患者さんの遺伝子の関係など、非常にはばひろい内容の講演をおききすることができました。

現在けやき内科には非常にたくさんの喘息患者さんが通院されておられます。寒くなりだした秋頃から徐々に受診されるかたがふえてきていたのですが、年末ぐらいからカゼやインフルエンザなどウイルス感染症の増加にともないさらに増えてまいりました。
もともと喘息治療をうけていたかたが「一時よかったけどまた調子悪くなってきたから」とおみえになる場合もみえますが、多くのかたは「カゼをひいてからいっこうに咳がとまらない」「夜に咳きこんでおきてしまう」などの症状で受診されます。もちろん症状のみで喘息かどうか判断できるわけではありませんので、マイコプラズマなどの感染症やCOPDなど他の呼吸器疾患あるいは副鼻腔炎など、さまざまな病気の鑑別のため聴診だけではなく患者さんの症状の経緯にあわせてレントゲンや肺機能検査・血液検査などもおこないます。喘息は治療期間が何年にもわたることもあり、最初の段階でしっかりと検査をして治療計画をきちんとたてることが早期の病状改善につながると考えています。
今回の講演でふれられた遺伝子解析などはまだ一般の病院では実施されていませんが、医学の進歩にともないいずれ喘息治療の現場で実用されることと思います。

「喘息専門医」をさがして遠方からけやき内科に来院される場合もおおく、それだけ社会に期待されている役割も大きいのだと感じています。これからも「よりよい医療」が提供できますよう頑張っていきたいと思います。
今後とも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。



posted by けやき内科 at 06:59| 院長より | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月10日

2011年の花粉情報

「けやき内科」のブログをごらんいただきありがとうございます!

年があけまだまだ寒い日が続いていますが、「花粉症」もちのかたはそろそろ「今年の花粉症ってどうなんだろう」と心配されているのではないでしょうか。

「花粉症」の症状の誘因となる「アレルゲン」でもっとも多い「スギ」の飛散は例年1月下旬〜2月にかけてはじまります。またその年の花粉の飛散量は前年の夏の天候状況に左右されるといわれています。つまり「夏季の気温が高い」ほど、「降水量がすくない」ほど「次の春の花粉が多い」ということです。みなさん記憶にあると思いますが昨年の夏は記録にのこる猛暑でしたので、「2011年の花粉飛散量は昨年の5倍以上」になると予想されています!

「花粉症」はアレルギーですので必ずしも「量が多いほど症状がひどくなる」というわけではありませんが、量が多ければそれだけ広い範囲に広がりますし長時間停滞することにもなりますので、「症状がよりでやすい」ということにはなると思います。今年は要注意ですね!

「花粉症の治療」は「症状がではじめてから」ではなく「花粉が飛びだしたら」開始するのがいいと言われています。「けやき内科」のある名古屋市のスギ花粉飛散は、昨年よりは遅く2月上旬〜中旬ころと予想されています。すこし先ではありますが、花粉症もちのかたは病院にかかるタイミングを考えたほうがよいかもしれませんね。

これからも「けやき内科」を、よろしくお願いいたします!



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2011年01月09日

あなたの「肺年齢」は?

ハイチェッカー.jpg「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます!

みなさんは「肺年齢」ってご存じですか?
文字通り「肺」の「年齢」なわけですが、その人の年齢とことなる場合があることが知られています。たとえば実際には「45才」の方でも「肺年齢」は「65才」と肺だけはやく年をとってたりすることがあるんですね。逆に「肺年齢」のほうが実際の年齢よりも若い場合もあります。
よく知られているのは、タバコをたくさん吸ってきたかたは「肺年齢」が高くなるということです。それは「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」という病気になってきている可能性をしめしています。

写真の「ハイ・チェッカー」はいわゆる「簡易式肺機能検査機」で簡単に「肺年齢」「一秒量」などを測定することが可能です。見た目もコンパクトで手のひらサイズですが、検査も短時間であっというまにおわります!
「けやき内科」では、禁煙外来にこられた方などに「肺年齢測定」をおすすめしております!タバコをやめることも大事ですが、タバコでどれだけ自分のからだに負担をかけてきたかを知ることも大事ですからね。

これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!




posted by けやき内科 at 10:30| けやき内科設備紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする