2011年03月31日
ショッパーに掲載いただきました!
「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます!
本日発行の「ショッパー」にて「けやき内科」をご紹介いただきました!
掲載記事にもありますが、「けやき内科」はなぜか女性の患者さまがたくさんおみえになるんです。開院してすぐの頃は特に女性が多くて、女性しかこられなかった日もありました。なぜでしょう?
「けやき内科」では、地域のみなさまから親しんでいただけますよう、スタッフ一同心からお待ちしております!
健康面でご心配なことがございましたら、どんな事でもお気軽にご相談ください。
これからも「けやき内科」を、よろしくお願い申し上げます!
2011年03月25日
小児用肺炎球菌ワクチンおよびヒブワクチン接種の安全性評価について
けやき内科のブログをごらんいただきありがとうございます。院長の加藤景介です。
ご存じの通り3月はじめに接種後死亡が報告され一時中止となっていた「小児用肺炎球菌ワクチン」と「ヒブワクチン」について、昨日厚生労働省より「専門家による安全性評価」の報告がなされました。
結論としては「死亡と予防接種の明確な因果関係は認められず、感染症や心疾患などの別の要因が死因である可能性がある」とのことでした。(厚生労働省のホームページより。)
今後の方針としては「平成23年4月1日より予防接種を再開する」とのことです。
この決定をうけてけやき内科でも来月4月1日より「小児用肺炎球菌ワクチン」と「ヒブワクチン」の接種を再開することといたします。
これまで同様「予約制」ですので、まずお申し込みいただいてからワクチンをとりよせ接種させていただくことになります。ご希望の場合はまず予約申し込みくださいますようお願いいたします。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。
ご存じの通り3月はじめに接種後死亡が報告され一時中止となっていた「小児用肺炎球菌ワクチン」と「ヒブワクチン」について、昨日厚生労働省より「専門家による安全性評価」の報告がなされました。
結論としては「死亡と予防接種の明確な因果関係は認められず、感染症や心疾患などの別の要因が死因である可能性がある」とのことでした。(厚生労働省のホームページより。)
今後の方針としては「平成23年4月1日より予防接種を再開する」とのことです。
この決定をうけてけやき内科でも来月4月1日より「小児用肺炎球菌ワクチン」と「ヒブワクチン」の接種を再開することといたします。
これまで同様「予約制」ですので、まずお申し込みいただいてからワクチンをとりよせ接種させていただくことになります。ご希望の場合はまず予約申し込みくださいますようお願いいたします。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。
2011年03月24日
COPDのワークショップに参加いたしました
けやき内科のブログをごらんいただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。
昨日名古屋で開催された「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」のワークショップに参加いたしました。今回は「COPDの診断率向上と早期治療の推進」ということをテーマに、東海地域の大学病院の呼吸器専門医と一般診療所の医師との間で討議がおこなわれました。
COPDは喫煙によっておきる肺の病気で主な症状は「せき」「たん」「いきぎれ」です。しかしながら通常ゆっくりと進行するため意外に「病気になっているのに気づかない」まま経過してしまい、症状を自覚して病院に受診したときにはかなり進行していることがあります。逆に健康診断などで早期の段階で診断されても、患者様の自覚症状がとぼしいため「まだ大丈夫だろう」と思われるのか治療をすすめられてもうけないということもあるようです。
また医療者側の問題点として、COPDの診断に「肺機能検査」が必須であるのに対し、一般診療所でなかなか検査が実施されていないという現状があるようです。
現在日本では500万人以上のCOPDのかたがいると言われていますが、きちんと診断・治療がおこなわれているのはその1割にも満たないのが現状です。やはり「早期診断」「早期治療」が第一であり、そのためには広く一般に「COPD」という病気の認知度を高めていくということが大事だと感じました。
けやき内科でできることは限られているかもしれませんが、まずは地域の一診療所から「草の根」的におこなっていくことも重要と考え、今後も日々の診療にしっかりとりくんでいきたいと思います。
昨日名古屋で開催された「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」のワークショップに参加いたしました。今回は「COPDの診断率向上と早期治療の推進」ということをテーマに、東海地域の大学病院の呼吸器専門医と一般診療所の医師との間で討議がおこなわれました。
COPDは喫煙によっておきる肺の病気で主な症状は「せき」「たん」「いきぎれ」です。しかしながら通常ゆっくりと進行するため意外に「病気になっているのに気づかない」まま経過してしまい、症状を自覚して病院に受診したときにはかなり進行していることがあります。逆に健康診断などで早期の段階で診断されても、患者様の自覚症状がとぼしいため「まだ大丈夫だろう」と思われるのか治療をすすめられてもうけないということもあるようです。
また医療者側の問題点として、COPDの診断に「肺機能検査」が必須であるのに対し、一般診療所でなかなか検査が実施されていないという現状があるようです。
現在日本では500万人以上のCOPDのかたがいると言われていますが、きちんと診断・治療がおこなわれているのはその1割にも満たないのが現状です。やはり「早期診断」「早期治療」が第一であり、そのためには広く一般に「COPD」という病気の認知度を高めていくということが大事だと感じました。
けやき内科でできることは限られているかもしれませんが、まずは地域の一診療所から「草の根」的におこなっていくことも重要と考え、今後も日々の診療にしっかりとりくんでいきたいと思います。
2011年03月23日
Q「咳・たんのからみが3週間ほど続いています・・・」
Q) 咳・たんのからみが3週間ほど続いています。息苦しさもあり病院を受診すると「肺気腫」といわれました。どのような病気なのでしょうか。
A) 「肺気腫」というのは、なんらかの原因によりひきおこされた肺の気腫性変化(損傷)をさしますが、ほとんどその原因は喫煙で、病名としては「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」といいます。
COPDというのは「気流制限を呈する炎症性疾患」と定義されており、肺機能検査では「閉塞性障害」(息の流れが悪くなっている状態)がみられます。「息がすいこめるけれど、はきだすのがつらい」という状態になるため、ちょっとしたカゼでも咳がながく続いたり痰がなかなかだせなくなったりします。階段をのぼるのに「息切れ」を感じたりもします。息がはきだせないため肺は膨張し「樽状胸郭」といって胸が前後に大きくなったりすることもあります。
治療は「禁煙」が第一ですが、すでにこわれてしまった部分は治りません。通常はこれ以上悪化しないように「気管支拡張剤」による治療を長期間おこないます。専門医療機関での通院治療をおこなうことをお勧めいたします。
(2011年3月23日中日新聞市民北版朝刊「教えて!ドクター Q&A」掲載)
A) 「肺気腫」というのは、なんらかの原因によりひきおこされた肺の気腫性変化(損傷)をさしますが、ほとんどその原因は喫煙で、病名としては「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」といいます。
COPDというのは「気流制限を呈する炎症性疾患」と定義されており、肺機能検査では「閉塞性障害」(息の流れが悪くなっている状態)がみられます。「息がすいこめるけれど、はきだすのがつらい」という状態になるため、ちょっとしたカゼでも咳がながく続いたり痰がなかなかだせなくなったりします。階段をのぼるのに「息切れ」を感じたりもします。息がはきだせないため肺は膨張し「樽状胸郭」といって胸が前後に大きくなったりすることもあります。
治療は「禁煙」が第一ですが、すでにこわれてしまった部分は治りません。通常はこれ以上悪化しないように「気管支拡張剤」による治療を長期間おこないます。専門医療機関での通院治療をおこなうことをお勧めいたします。
(2011年3月23日中日新聞市民北版朝刊「教えて!ドクター Q&A」掲載)
2011年03月10日
子宮頸がん予防ワクチンの供給不足と公費助成に関するおしらせ
「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます。
公費助成がはじまったこともあり、たくさんのかたが「子宮頸がん予防ワクチン」の接種をうけてみえます。
現在公費助成の対象は「中学1年〜高校1年の女子」となっておりますが、高校1年生のかたは合計3回の接種のうち初回接種を3月までにすませれば2回目・3回目が高校2年生になってからでも公費助成の対象となることになっておりました。
しかしながら接種希望者が厚生労働省の予想をうわまわる数となったため、現在ワクチン供給量が不足する状況となっております。結果、当面はすでに初回接種をすませたかたの2回目・3回目を優先してワクチンを供給する方針となりました。
したがって大変申し訳ありませんが、「けやき内科」でもしばらく新規の子宮頸がん予防接種は実施することができません。
公費助成に関しては3月までに初回接種がおこなえなかった高校1年生については、初回接種が高校2年生になってからでも助成がうけられることに決まりました。
ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどお願い申し上げます。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。
公費助成がはじまったこともあり、たくさんのかたが「子宮頸がん予防ワクチン」の接種をうけてみえます。
現在公費助成の対象は「中学1年〜高校1年の女子」となっておりますが、高校1年生のかたは合計3回の接種のうち初回接種を3月までにすませれば2回目・3回目が高校2年生になってからでも公費助成の対象となることになっておりました。
しかしながら接種希望者が厚生労働省の予想をうわまわる数となったため、現在ワクチン供給量が不足する状況となっております。結果、当面はすでに初回接種をすませたかたの2回目・3回目を優先してワクチンを供給する方針となりました。
したがって大変申し訳ありませんが、「けやき内科」でもしばらく新規の子宮頸がん予防接種は実施することができません。
公費助成に関しては3月までに初回接種がおこなえなかった高校1年生については、初回接種が高校2年生になってからでも助成がうけられることに決まりました。
ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどお願い申し上げます。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。