「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。
週末を利用して千葉で開催されました「第23回日本アレルギー学会春季臨床大会」に参加してまいりました。「日本アレルギー学会」の学術大会は年に2回春季と秋季に開催されますが、「アレルギー」という大きなくくりでの学会であるため「内科」「小児科」「耳鼻科」「皮膚科」など広い範囲の専門医が参加し非常に活気のある学会です。二日間の会期中一日のみの参加でしたが、昨年あたらしく作成された「アレルギー疾患診断治療ガイドライン」に関するシンポジウムなどに参加いたしました。
けやき内科にはたくさんの「アレルギー疾患」の患者様が通院しておみえです。なかでも「気管支喘息」の患者様は非常に多く、病気の性質上長期の通院も必要となります。また「アレルギー疾患」を同時に複数もってみえるかたは多く、「喘息」でかつ「アレルギー性鼻炎」「アトピー性皮膚炎」というかたも少なくありません。このような場合、「ひとつのアレルギー疾患のみの治療」をしていたのではいい効果がえられない事はよく経験します。たとえば「ぜんそく」と「鼻炎」の両方あるかたに対して「鼻炎は気にならないから」とのことで「ぜんそく」の治療のみおこなっていると、「ぜんそく」もいつまでたってもよくならない事があります。
やはり同じ体のなかでおきている「アレルギー」なので「同時に治療しないときちんとコントロールできない」ということなのでしょう。今回の学会でもそういった観点にたって講演やシンポジウムで討議・検討され、日常の診療にやくだつ知識を多く得ることができ大変勉強になりました。
「気管支喘息」「アレルギー性鼻炎」「アトピー性皮膚炎」といったアレルギー疾患でお困りのかたは遠慮無く「けやき内科」におこしください。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。