「けやき内科」のブログをごらんいただきありがとうございます!
9月24日から30日は「結核予防週間」です!「結核なんて昔の病気」と思っているかた、そんなことはないのです。日本は「中蔓延国」といわれ、世界的にみても結核が多い国のひとつなのです。最近ではタレントのJOYさんが結核になられてしばらくお休みされてましたが、彼は今年の「ストップ結核ボランティア大使」に任命され結核予防会が毎年発行している資料「結核の常識2011」にも登場されています。
「結核」の主な症状は「せき」「たん」「熱」。症状だけでみるとふつうの「かぜ」とかわりません。ただし症状が何週間も続いたり体重が減ってきたら危険信号、「結核」なのかもしれません。
「結核」は「空気感染」する病気のひとつ。「結核」のかたの「せき」「たん」に「結核菌」がふくまれているので、家族にうつったり職場や学校でうつったりするのです。症状があるのに病院にいかず診断がおくれてしまうと、まわりの人にも迷惑をかけてしまいます。
でも「結核」はきちんと治療すれば通常は「なおる病気」といわれています。3〜4種類の「のみ薬」を6〜9ヶ月間しっかりのめばほとんどのかたはなおるのです。しかしながら途中で治療をやめてしまったり、薬を飲み忘れることが多くなってしまったりすると、薬のきかない「耐性結核」になってしまうことがあります。
「もしかして結核?」と思ったら、早めに病院にいくことが大事です!心配なかたは「けやき内科」でも検査をおこなっておりますので、遠慮なくご来院ください。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!