2012年01月15日

呼吸器感染症研究会に参加してまいりました。

呼吸器感染症研究会2012.jpgけやき内科のブログをごらんいただきありがとうございます。院長の加藤景介です。

週末に名古屋で開催されました「第72回 東海呼吸器感染症研究会」に参加してまいりました。この研究会は愛知・岐阜・三重の「肺炎」「インフルエンザ」「結核」などの呼吸器感染症の診療に携わる医師やコメディカルが参加するもので、感染症の診療に関する活発な議論が毎回おこなわれます。今回は近隣の病院で診療に従事する医師・検査技師の先生達による発表と、全国的に有名な大学病院の呼吸器内科教授のご講演がありました。ご講演は「COPD(慢性閉塞性肺疾患)とウイルス感染」に注目した内容でした。

けやき内科にも私が呼吸器系が専門ということもあり「慢性閉塞性肺疾患」の患者様はたくさん通院されてみえます。気温のさがるこの時期には「インフルエンザ」「感冒」などの「ウイルス感染症」や、「肺炎」などの細菌感染症が流行します。もともと呼吸機能がおとろえている「慢性閉塞性肺疾患」のかたにこのような「呼吸器感染症」が合併すると、「感染症治療」のみならず「呼吸不全の悪化」に対しての治療が必要となります。重症となると入院治療が必要な場合もあり、早期の適切な治療が重要です。今回のご講演をおききして、日々の診療における適切な判断と治療導入が重要であると再認識いたしました。

また他の医療機関での先生がたの熱心な姿勢を垣間見られた事も、私自身への今後の診療のはげみとなりました。
これからも「けやき内科」に来院される患者様に的確・適正な診療がおこなえるよう日々とりくんでいきたいと思います。
今後とも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。


posted by けやき内科 at 12:50| 院長より | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする