
9月の中頃から風邪がはやりだしたようで、体調をくずされて来院されるかたが増えてまいりました。名古屋市内ではインフルエンザもすこしづつでているようです!これからは感染症が流行する季節ですので、注意が必要ですね。
今週9月24日から30日までは「結核予防週間」です!
結核は過去の病気と思われがちですが今でも日本全国で年間およそ23,000人(うち愛知県でおよそ1,500人)が発病をしています。決して過去の病気ではないのです。
結核の症状は「せき」「たん」「発熱」といった一般的な気道感染の症状で、症状だけでいうと「かぜ」とあまりかわりはありません。ただし「微熱が続く」「体重がへる」「咳が何週間も続く」という状況になってきた場合、「結核」の可能性がたかくなってきます。
また「結核」は「空気感染」をする病気ですので、発症すると家族や周囲の人にうつってしまう危険性があります。「結核」の感染をひろげないようにするため、日本では「感染症法」で結核患者さんの治療や予防についてさまざまな事が定められています。
「結核」は通常は6〜9ヶ月とすこしながい期間ですが、薬をしっかりとのめばなおる病気です。早めに治療を開始することも大事ですし、周囲にうつさないようにすることも大事です。「もしかして・・」と思った方は早めに病院を受診しましょう!
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!