けやき内科のブログをごらんいただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。
週末を利用して東京で開催された「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」の講演会に参加いたしました。
今回の講演会は日本でCOPDの臨床研究の第一人者である大学教授のご講演で、その後参加者もふくめCOPDの診療に関する討議がおこなわれました。
COPDは現在注目をあびている疾患のひとつで、国民の健康づくり運動として展開されている「健康日本21」のなかでも認知度の向上が課題とされています。現在「COPDであるのにきちんと診断されていないかた」は全国に500万人以上いるといわれており、私自身も呼吸器専門医の立場として的確な早期診断と早期治療開始が患者様の予後の改善につながるという考えから、日頃から積極的に「COPD」をみおとさないようこころがけています。
今回の講演ではCOPDの概念・治療の変遷から、現在行われている最新の研究の知見にいたるまで幅広くおうかがいすることができ大変勉強になりました。今回得た知見をさっそく今後の診療にいかしていきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。