けやき内科のブログをごらんいただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。
名古屋で開催された「喘息フォーラム」に参加してまいりました。
今回は近畿大学医学部呼吸器・アレルギー内科教授の久米裕昭先生のご講演を拝聴いたしました。久米先生は以前は名古屋大学医学部附属病院でご勤務されており、私が名古屋大学で働いていた際の上司にあたり、当時は直接色々とご指導いただいておりました。長年気管支喘息の研究・診療に従事され、現在日本を代表して国際的に活躍されている先生のお一人です。
今回は「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」と「気管支喘息」の合併にフォーカスをあて、先生の日常診療の実際や現在おこなってみえる研究の結果データなどをご教示いただき、大変興味深く拝聴し非常に勉強になりました。どのように診断していくべきか、薬剤の選択をいかにすべきかなど、日常の診療で参考となる知識をいくつも得ることができ、ご講演後に個人的に私の疑問点をいくつかおうかがいした際も一つ一つ丁寧にご指導いただきました。
ご高名な久米先生に直接ご指導いただける機会はなかなかなく、今回のフォーラムへの参加は本当によい機会でした。今回得られた知識を早速日常の診療にいかしていきたいと思います。