
「けやき内科」のブログをごらんいただきありがとうございます!
最近患者様から「こむらがえりがよくおきるようになってきた」といわれる事がふえてきました。「こむらがえり」は「熱中症」の初期症状の可能性があります!
熱中症は気温・湿度の高い環境でおきるもので、発汗などにともなって体内から水分やミネラルが減少することによってひきおこされます。必ずしも屋外でおきるとは限らず、近年特にご高齢のかたが家の中で重症な熱中症になって救急搬送されることが増えているそうです。
熱中症の主な症状は次のようにいわれています。
1度(軽症):めまい・湿疹、筋肉痛・筋肉の硬直(こむらがえり)
2度(中等症):頭痛・気分不快・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感
3度(重症):意識障害・けいれん・手足の運動障害、高体温
1度の症状がでたら要注意。環境を改善して水分補給をしっかりする必要があります。2度の症状がでたら病院を受診した方がいいといわれています。病院で点滴などの処置をうけたほうがよい状況です。3度の症状の際には命にかかわる可能性もありますので、救急車をすぐ呼ぶべきです。
まだまだ暑い日がつづくようです!普段からこまめな水分補給をして、熱中症の予防につとめたほうがいいですね。みんなで注意して、この夏をのりきりましょう!
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。