けやき内科のブログをごらんいただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。
名古屋で開催されました「気管支喘息」の講演会に参加してまいりました。今回は気管支喘息の診療のなかでも「呼気NO測定」に注目し、その診断と治療における有用性について早くから診療・研究に取り組んでみえる第一人者の先生のご講演をおききしました。
「呼気NO測定」は昨年の夏に保険適用となり、以来けやき内科でも積極的に実施しております。気管支喘息かどうかの診断に有用である事は間違いありませんが、気管支でのアレルギー反応の状態を測定していると言えることから、喘息患者様の治療効果がどれくらいでているか、病状がどの程度改善しているかを判断することも可能です。お子さまやご高齢の方でも比較的簡単に実施でき、特に痛みや息苦しさなどのご負担をかけることもないため、非常に有用性の高い検査と考えています。
今回の講演会ではNO測定のガイドラインから、実際の診療における豊富な使用経験の報告にいたるまで、幅広くおうかがいすることができました。また今回の講演会参加者は、この地域で気管支喘息診療に携わる専門医ばかりであったためか、講演会後の質疑応答も非常に活発におこなわれ多くの知見を得ることができました。早速今後の診療にいかしていきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。
2014年02月23日
2014年02月20日
今日は「アレルギーの日」です!
「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます!
今日2月20日は「アレルギーの日」、そして今週17日から23日は「アレルギー週間」です!
アレルギーがからだのなかでおこる際に重要な役割をはたす物質の一つに「IgE抗体」というものがあります。この「IgE抗体」を発見したのは日本人の医学者である石坂公成先生で、石坂先生がこの「IgE抗体」を発見・発表されたのが1966年2月20日なのです。日本アレルギー協会は1995年以降、2月20日を「アレルギーの日」、その前後1週間を「アレルギー週間」とさだめ、「アレルギー週間」には日本全国でアレルギーにちなんださまざまなイベントが開催されます。
「けやき内科」のある名古屋では、これからまさにアレルギー疾患の代表的なものである「花粉症」のシーズンに突入しようとしております!症状がでてからの治療ではピークをおさえることは困難といわれていますので、花粉の飛散がはじまろうという今週から「症状がでないよう」治療を開始するのがおすすめです。「スギ花粉症」と診断されている方は受診されることをおすすめいたします!
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!
今日2月20日は「アレルギーの日」、そして今週17日から23日は「アレルギー週間」です!
アレルギーがからだのなかでおこる際に重要な役割をはたす物質の一つに「IgE抗体」というものがあります。この「IgE抗体」を発見したのは日本人の医学者である石坂公成先生で、石坂先生がこの「IgE抗体」を発見・発表されたのが1966年2月20日なのです。日本アレルギー協会は1995年以降、2月20日を「アレルギーの日」、その前後1週間を「アレルギー週間」とさだめ、「アレルギー週間」には日本全国でアレルギーにちなんださまざまなイベントが開催されます。
「けやき内科」のある名古屋では、これからまさにアレルギー疾患の代表的なものである「花粉症」のシーズンに突入しようとしております!症状がでてからの治療ではピークをおさえることは困難といわれていますので、花粉の飛散がはじまろうという今週から「症状がでないよう」治療を開始するのがおすすめです。「スギ花粉症」と診断されている方は受診されることをおすすめいたします!
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!
2014年02月16日
「COPDフォーラム」に参加してまいりました。
けやき内科のブログをごらんいただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。
名古屋で開催されました「COPDフォーラム」に参加してまいりました。
「COPD」というのは「Chronic Obstructive Pulmonary Disease」の略で、日本語では「慢性閉塞性肺疾患」といいます。主に喫煙による肺への傷害によっておこる疾患で、初期にはほとんど症状がありませんが進行すると慢性的に咳・痰・息切れなどの症状を自覚するようになります。現在日本には500万人以上のCOPDの方が潜在的に存在しているといわれており、診断の遅れが治療導入の遅れにつながることから早期診断・早期治療が色々な側面から重要視されています。
今回の「COPDフォーラム」では、この地域でCOPDの診療・研究に従事されている先生のご講演の後、日本のCOPDの診療ガイドラインの作成にも携わってみえるCOPD診療の第一人者の先生のご講演をおききしました。ここ数年で効果の高い新規の吸入薬がいくつも発売されたこともあって、以前に比べてCOPDの治療の幅は格段にひろがっています。今回の「COPDフォーラム」では、COPDの病態研究から新規薬剤の最新のデータまで幅広くおうかがいすることができ大変勉強になりました。今回得られた最新の知見を早速これからの診療にいかしていきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。
名古屋で開催されました「COPDフォーラム」に参加してまいりました。
「COPD」というのは「Chronic Obstructive Pulmonary Disease」の略で、日本語では「慢性閉塞性肺疾患」といいます。主に喫煙による肺への傷害によっておこる疾患で、初期にはほとんど症状がありませんが進行すると慢性的に咳・痰・息切れなどの症状を自覚するようになります。現在日本には500万人以上のCOPDの方が潜在的に存在しているといわれており、診断の遅れが治療導入の遅れにつながることから早期診断・早期治療が色々な側面から重要視されています。
今回の「COPDフォーラム」では、この地域でCOPDの診療・研究に従事されている先生のご講演の後、日本のCOPDの診療ガイドラインの作成にも携わってみえるCOPD診療の第一人者の先生のご講演をおききしました。ここ数年で効果の高い新規の吸入薬がいくつも発売されたこともあって、以前に比べてCOPDの治療の幅は格段にひろがっています。今回の「COPDフォーラム」では、COPDの病態研究から新規薬剤の最新のデータまで幅広くおうかがいすることができ大変勉強になりました。今回得られた最新の知見を早速これからの診療にいかしていきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。
2014年02月14日
ショッパー「あなたのまちの星」でご紹介いただきました!
「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます!
昨日発行の「ショッパー東エリア版」の「あなたのまちの星」で「けやき内科」を紹介いただきました!
いよいよ花粉症シーズンとなるこれからの時期、もともと喘息のある方は花粉症症状にともなって喘息症状が悪化する場合もあります。また一般に花粉症の治療は「症状がでてから」ではなく「花粉が飛散しだしたら」開始するのがよいとも言われています。早めの治療開始をおすすめいたします!
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!
2014年02月13日
Q「以前に比べてテレビ等でも「COPD」を耳にする機会が増え・・・」
Q) 以前に比べてテレビ等でも「COPD」を耳にする機会が増えました。喫煙者ですが、実際どのような症状がでたら、病院でどういう検査等をするのか教えて下さい。(名東区 51才)
A) 「COPD」は「Chronic Obstructive Pulmonary Disease」の略で、日本語では「慢性閉塞性肺疾患」といいます。主に喫煙によっておきる肺への傷害による疾患をさし、以前は「肺気腫」や「慢性気管支炎」といわれていました。初期には無症状であることも少なくなく、風邪をひいたときに咳・痰などの気道症状がながびくといった程度である場合もあります。進行すると慢性的に咳・痰がでるようになったり、階段や坂道を登るときに息切れを感じるようになりますが、喫煙本数・喫煙年数が多い方は症状がほとんどなくても発症している可能性は否定できません。診断のためには肺機能検査が不可欠であり、構造的な変化(肺気腫)の程度をみるためにはCT撮影も必要です。症状がないからと安心せず、ご心配であれば早めの受診をおすすめします。
(2014年2月13日ショッパー東エリア版「教えて!ドクター Q&A」掲載)
A) 「COPD」は「Chronic Obstructive Pulmonary Disease」の略で、日本語では「慢性閉塞性肺疾患」といいます。主に喫煙によっておきる肺への傷害による疾患をさし、以前は「肺気腫」や「慢性気管支炎」といわれていました。初期には無症状であることも少なくなく、風邪をひいたときに咳・痰などの気道症状がながびくといった程度である場合もあります。進行すると慢性的に咳・痰がでるようになったり、階段や坂道を登るときに息切れを感じるようになりますが、喫煙本数・喫煙年数が多い方は症状がほとんどなくても発症している可能性は否定できません。診断のためには肺機能検査が不可欠であり、構造的な変化(肺気腫)の程度をみるためにはCT撮影も必要です。症状がないからと安心せず、ご心配であれば早めの受診をおすすめします。
(2014年2月13日ショッパー東エリア版「教えて!ドクター Q&A」掲載)