2014年02月16日

「COPDフォーラム」に参加してまいりました。

COPDフォーラム名古屋2014.jpgけやき内科のブログをごらんいただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。

名古屋で開催されました「COPDフォーラム」に参加してまいりました。
「COPD」というのは「Chronic Obstructive Pulmonary Disease」の略で、日本語では「慢性閉塞性肺疾患」といいます。主に喫煙による肺への傷害によっておこる疾患で、初期にはほとんど症状がありませんが進行すると慢性的に咳・痰・息切れなどの症状を自覚するようになります。現在日本には500万人以上のCOPDの方が潜在的に存在しているといわれており、診断の遅れが治療導入の遅れにつながることから早期診断・早期治療が色々な側面から重要視されています。
今回の「COPDフォーラム」では、この地域でCOPDの診療・研究に従事されている先生のご講演の後、日本のCOPDの診療ガイドラインの作成にも携わってみえるCOPD診療の第一人者の先生のご講演をおききしました。ここ数年で効果の高い新規の吸入薬がいくつも発売されたこともあって、以前に比べてCOPDの治療の幅は格段にひろがっています。今回の「COPDフォーラム」では、COPDの病態研究から新規薬剤の最新のデータまで幅広くおうかがいすることができ大変勉強になりました。今回得られた最新の知見を早速これからの診療にいかしていきたいと思います。

これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。

posted by けやき内科 at 07:28| 院長より | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする