「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます!今日5月31日は「World No Tobacco Day (世界禁煙デー)」、そして今日から6月6日までの一週間は「禁煙週間」です!
この「世界禁煙デー」はWHOが定めたもので、今年のテーマは「Raise Tobacco Tax (Lower Death and Disease)」です。(「タバコの税金をあげれば、病気の人や病気で亡くなる人もへる」という意味ですね。)一方日本では厚生労働省が「オールジャパンで、タバコの煙のない社会を」をテーマとして掲げ、今日東京ミッドタウンでの記念イベントなど各地で「禁煙」にちなんだイベントが開催されます。名古屋でも昨日名古屋駅で「世界禁煙デー・禁煙週間」街頭キャンペーンがおこなわれていました。
タバコはすっている人のみならず、周囲の人にも「受動喫煙」をおこし健康被害をもたらします。これまでに「自分は吸っていなくとも家族に喫煙者がいると肺癌になりやすい」「親が喫煙している子供は喘息になりやすい」など、さまざまな「受動喫煙」による健康被害が報告されています。喫煙者のかたはタバコの害をきちんと理解して、自分も家族も健康的な生活がおくれるよう「禁煙」にとりくむことをおすすめしたいです!
「けやき内科」では基準をみたしている方は保険適用での「禁煙治療」がうけられます。この機会に禁煙を考えられている方は、ぜひ「けやき内科」にご来院ください。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!
2014年05月31日
2014年05月29日
ショッパーの「禁煙特集」で「けやき内科」をご紹介いただきました!
「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます。
本日発行の「ショッパー」にて「けやき内科」をご紹介いただきました!
5月31日から一週間は「禁煙週間」です!愛煙家のみなさん、健康を考えて一度「禁煙」に挑戦してみてはどうでしょうか?「けやき内科」では一定の基準をみたしていれば保険適用での「禁煙治療」をうけることが可能です。
「今年こそは禁煙を」と思ってみえる方は、ぜひ一度「けやき内科」にご相談ください。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!
2014年05月28日
Q「会社の健康診断で「胸部レントゲン異常」を指摘されました・・・」
Q) 会社の健康診断で「胸部レントゲン異常」を指摘されました。検診は毎年受けていますが、これまでに一度も異常があるといわれたことはありません。症状も何も無いので自分では大丈夫だと思うのですが、病院を受診したほうがよいでしょうか。
A) 具体的にどのような異常なのかにより疑われる疾患はさまざまです。例えば「腫瘤影」であれば「肺癌」が疑われますし、「結節影」「粒状影」であれば「肺結核」が疑われる場合もあります。他にも所見によっては「気管支拡張症」や「肺気腫」など、疑われる疾患は非常に多岐にわたります。また無症状とのことですが、そもそも肺や気管支には痛みを感じる神経がないため、どんな疾患でも通常初期には無症状です。逆に症状がでてきた時には既に進行してしまっている場合も少なくなく、例えば「肺癌」ですと痛み等の症状が出てきたときには手術で切除できなくなっていたり、「肺結核」ですと咳・痰等の症状がでてきた際には家族に感染させていたりする可能性もあります。無症状だから大丈夫とは言いきれないのです。早めに呼吸器内科を受診することをお勧めいたします。
(2014年5月28日中日新聞市民北版朝刊「教えて!ドクター Q&A」掲載)
A) 具体的にどのような異常なのかにより疑われる疾患はさまざまです。例えば「腫瘤影」であれば「肺癌」が疑われますし、「結節影」「粒状影」であれば「肺結核」が疑われる場合もあります。他にも所見によっては「気管支拡張症」や「肺気腫」など、疑われる疾患は非常に多岐にわたります。また無症状とのことですが、そもそも肺や気管支には痛みを感じる神経がないため、どんな疾患でも通常初期には無症状です。逆に症状がでてきた時には既に進行してしまっている場合も少なくなく、例えば「肺癌」ですと痛み等の症状が出てきたときには手術で切除できなくなっていたり、「肺結核」ですと咳・痰等の症状がでてきた際には家族に感染させていたりする可能性もあります。無症状だから大丈夫とは言いきれないのです。早めに呼吸器内科を受診することをお勧めいたします。
(2014年5月28日中日新聞市民北版朝刊「教えて!ドクター Q&A」掲載)
2014年05月25日
「呼吸器真菌症」「抗酸菌症」の研究会に参加してまいりました。
けやき内科のブログをごらんいただきありがとうございます。院長の加藤景介です。
名古屋で開催されました「第17回 東海呼吸器真菌症研究会・第3回 東海抗酸菌症研究会」に参加してまいりました。今回の研究会では東海地域で真菌症・抗酸菌症の診療に携わる各医療施設からの発表と、日本での感染症診療の第一人者であられる大学の先生のご講演を拝聴いたしました。
「真菌」というのはわかりやすく言うと「カビ」の事ですが、「カビ」も病原体の一つであり頻度は高くありませんが呼吸器感染症をおこすことで知られています。今年「深在性真菌症ガイドライン」が改訂されたこともあり、ご講演では呼吸器真菌症を中心に改訂された部分を焦点に最新の知見をお聞きしました。現在の治療法や薬剤の選択の考え方など非常に勉強になりました。
各医療施設からは「アスペルギルス症」「結核」「非結核抗酸菌症」などの診療実績をお伺いし、発表後の討議も非常に活発におこなわれ大変刺激になりました。
今回の研究会に参加して得られたものを活かし、今後も積極的にとりくんでいきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。
名古屋で開催されました「第17回 東海呼吸器真菌症研究会・第3回 東海抗酸菌症研究会」に参加してまいりました。今回の研究会では東海地域で真菌症・抗酸菌症の診療に携わる各医療施設からの発表と、日本での感染症診療の第一人者であられる大学の先生のご講演を拝聴いたしました。
「真菌」というのはわかりやすく言うと「カビ」の事ですが、「カビ」も病原体の一つであり頻度は高くありませんが呼吸器感染症をおこすことで知られています。今年「深在性真菌症ガイドライン」が改訂されたこともあり、ご講演では呼吸器真菌症を中心に改訂された部分を焦点に最新の知見をお聞きしました。現在の治療法や薬剤の選択の考え方など非常に勉強になりました。
各医療施設からは「アスペルギルス症」「結核」「非結核抗酸菌症」などの診療実績をお伺いし、発表後の討議も非常に活発におこなわれ大変刺激になりました。
今回の研究会に参加して得られたものを活かし、今後も積極的にとりくんでいきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。
2014年05月18日
「気管支拡張剤」のカンファレンスに参加してまいりました。
けやき内科のブログをごらんいただき、ありがとうございます。
院長の加藤景介です。
週末に名古屋で開催されました「気管支拡張剤」のカンファレンスに参加いたしました。今回のカンファレンスでは、まず私自身がけやき内科での「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」の診療状況をご報告させていただき、引き続いて名古屋大学医学部の伊藤理先生のご講演を拝聴いたしました。伊藤先生は大学病院で呼吸器疾患の研究を永年おこなわれ、たくさんの論文や学会発表の業績もあり、この領域では日本を代表する研究者のお一人です。名古屋大学での研究内容を中心に「気管支喘息」や「COPD」の病態を理解する上では欠かせない気道収縮・弛緩のしくみを最新の知見をふくめご講演いただき大変勉強になりました。
今回のカンファレンスは愛知県内で呼吸器疾患の診療を中心におこなっているクリニックの医師が参加するものでしたが、講演後の各施設での診療状況をふまえての討議も活発におこなわれ、非常に刺激になりました。
今後もよりよい診療を提供できるよう積極的に取り組んでいこうと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願い申しあげます。
院長の加藤景介です。
週末に名古屋で開催されました「気管支拡張剤」のカンファレンスに参加いたしました。今回のカンファレンスでは、まず私自身がけやき内科での「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」の診療状況をご報告させていただき、引き続いて名古屋大学医学部の伊藤理先生のご講演を拝聴いたしました。伊藤先生は大学病院で呼吸器疾患の研究を永年おこなわれ、たくさんの論文や学会発表の業績もあり、この領域では日本を代表する研究者のお一人です。名古屋大学での研究内容を中心に「気管支喘息」や「COPD」の病態を理解する上では欠かせない気道収縮・弛緩のしくみを最新の知見をふくめご講演いただき大変勉強になりました。
今回のカンファレンスは愛知県内で呼吸器疾患の診療を中心におこなっているクリニックの医師が参加するものでしたが、講演後の各施設での診療状況をふまえての討議も活発におこなわれ、非常に刺激になりました。
今後もよりよい診療を提供できるよう積極的に取り組んでいこうと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願い申しあげます。