けやき内科のブログをごらんいただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。
週末に名古屋で開催されました「気管支喘息」「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」の講演会に参加してまいりました。今回はこの分野の研究では第一人者の近畿大学の久米裕昭先生のご講演でした。久米先生は以前名古屋大学医学部附属病院でご勤務されていたこともあり、私が名古屋大学医学部附属病院の医局員時代に色々とご指導いただいた経緯もあります。ご講演では実際に先生が診療された患者様の診療状況をまじえながら、現在取り組んでみえる研究や最新の知見に至るまで幅広くご教示いただきました。これからの診療に生かしていけるお話ばかりで大変勉強になりました。
ご講演後も私のけやき内科での診療状況などをお話ししながら、日頃抱いている診療におけるさまざまな疑問点などもご相談させていただきました。ご高名な久米先生から直接ご指導いただける機会はなかなかないため、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
今回の講演会に参加して、地域における医療を担う立場として私自身ももっと積極的に取り組んでいかねばならないという意識を強く感じました。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。
2014年06月23日
2014年06月14日
「溶レン菌感染症」にご注意を!
「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます!
名古屋市から「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」いわゆる「溶レン菌感染症」が急増しているという発表がなされました。上のグラフは名古屋市より公表された感染症発症動向調査からの転載ですが、名古屋市における5月の患者報告数は4月の二倍以上、週あたりでは過去4年間のうちもっとも多い患者報告数となっています。
「溶レン菌感染症」の主な症状は「発熱」「のどの痛み」「倦怠感」といったもので、通常の「風邪」となんら大差はありません。しかしながら通常の風邪とは異なり、少なくとも10日間の抗生物質(ペニシリン系が第一選択)による治療が必要とされており、急性糸球体腎炎などの合併症にも注意が必要とされています。確定診断には培養検査や抗原検査により菌の存在を確認することが重要です。
予防にはこまめな「手洗い」「うがい」が推奨されています。また流行拡大をおさえるため「もしかして」と思った時には早めに病院を受診して検査をうけることをおすすめいたします!
みんなで注意して感染拡大をおこさないように気をつけていきましょう。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!
2014年06月12日
Q「風邪でもないのに咳が続いており、最近は夜中に咳き込んでしまい・・・」
Q) 風邪でもないのに咳が続いており、最近は夜中に咳き込んでしまい寝られない事もあります。現在生後3ヶ月の赤ちゃんがいて授乳中なのですが、子育ての疲れやストレスの影響もあるのでしょうか?(千種区 31才)
A) 出産後あるいは妊娠中から咳がでていたという事でしょうか?発熱などの感染兆候もなく咳が続いていると言う事であれば、何らかの呼吸器疾患を発症した可能性があります。あまり知られていませんが、妊娠と関連のある呼吸器疾患に「気管支喘息」があげられます。もともと気管支喘息がある方が妊娠するとおよそ3割の方は喘息が増悪すると言われていますし、診断されていなかった方が妊娠・出産を契機に咳などの気道症状が顕在化し「気管支喘息」と診断される場合もあります。気管支喘息の症状は、子育ての疲れやストレスが誘因となって増悪する場合もあります。もちろん気管支喘息以外の疾患の可能性もありますので、他疾患の鑑別もふくめ、早めに呼吸器内科を受診することをお勧めいたします。
(2014年6月12日ショッパー東エリア版「教えて!ドクター Q&A」掲載)
A) 出産後あるいは妊娠中から咳がでていたという事でしょうか?発熱などの感染兆候もなく咳が続いていると言う事であれば、何らかの呼吸器疾患を発症した可能性があります。あまり知られていませんが、妊娠と関連のある呼吸器疾患に「気管支喘息」があげられます。もともと気管支喘息がある方が妊娠するとおよそ3割の方は喘息が増悪すると言われていますし、診断されていなかった方が妊娠・出産を契機に咳などの気道症状が顕在化し「気管支喘息」と診断される場合もあります。気管支喘息の症状は、子育ての疲れやストレスが誘因となって増悪する場合もあります。もちろん気管支喘息以外の疾患の可能性もありますので、他疾患の鑑別もふくめ、早めに呼吸器内科を受診することをお勧めいたします。
(2014年6月12日ショッパー東エリア版「教えて!ドクター Q&A」掲載)
2014年06月11日
「けやき内科」では「受付・医療事務」のスタッフを募集いたします!
「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます!
「けやき内科」では「受付・医療事務」のスタッフを募集いたします!
職 種 :受付・医療事務
業務内容 :受付業務・レセプト電算など
雇用形態 :パート
給 与 :年齢・経験年数などにより異なります
勤務時間 :8:30〜12:30, 15:45〜19:30
(土曜のみ 8:30〜13:30, 診療状況により残業あり)
休 日 :水曜・土曜午後、日曜・祝日、年末年始・GW・夏季休暇
その他待遇:交通費支給・制服貸与・車通勤可(職員用駐車場有り)
応募されるかたは写真つきの履歴書を送付してください。
送 付 先:〒465-0008 名古屋市名東区猪子石原1-2002 けやき内科
(「職員募集、履歴書在中」と表面に明記して下さい。)
送付いただいた履歴書は返却いたしませんので予めご了承下さい。
またご要望・確認事項等ある場合は履歴書に記載して下さい。
履歴書確認後、後日個別に面談をおこないます。
(面談の詳細は電話にて連絡いたします。)
あかるくやる気があり、そして思いやりのあるかたをお待ちしています。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!
「けやき内科」では「受付・医療事務」のスタッフを募集いたします!
職 種 :受付・医療事務
業務内容 :受付業務・レセプト電算など
雇用形態 :パート
給 与 :年齢・経験年数などにより異なります
勤務時間 :8:30〜12:30, 15:45〜19:30
(土曜のみ 8:30〜13:30, 診療状況により残業あり)
休 日 :水曜・土曜午後、日曜・祝日、年末年始・GW・夏季休暇
その他待遇:交通費支給・制服貸与・車通勤可(職員用駐車場有り)
応募されるかたは写真つきの履歴書を送付してください。
送 付 先:〒465-0008 名古屋市名東区猪子石原1-2002 けやき内科
(「職員募集、履歴書在中」と表面に明記して下さい。)
送付いただいた履歴書は返却いたしませんので予めご了承下さい。
またご要望・確認事項等ある場合は履歴書に記載して下さい。
履歴書確認後、後日個別に面談をおこないます。
(面談の詳細は電話にて連絡いたします。)
あかるくやる気があり、そして思いやりのあるかたをお待ちしています。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!
2014年06月08日
「気管支喘息」の講演会に参加してまいりました。
けやき内科のブログをごらんいただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。
週末に名古屋で開催されました「気管支喘息」の講演会に参加してまいりました。この講演会は名古屋市内の診療所で診療をおこなっている内科医を対象としたもので、今回は「気管支喘息」の専門的診療をおこなっている立場として私自身も講演をさせていただきました。現在の「気管支喘息」の治療のガイドラインや、けやき内科で実際にいかに診断・治療をおこなっているかをお話しさせて頂きましたが、講演後にいくつかの医療機関からご質問もいただきました。少しでも地域における喘息診療レベルの向上に役立てたかと思うと、大変嬉しく感じました。
私の講演の後、喘息診療においては全国的に有名な広島の喘息専門のクリニックの先生のご講演を拝聴いたしました。気管支喘息により特化した形で先進の医療器機を用いて診療をおこなってみえる実際をお伺いし、大変勉強になりました。また大変豊富な診療実績データを拝見し非常によい刺激となりました。私自身これからもよりよい医療サービスを提供すべく、これまで以上に努力して積極的に取り組まねばならないと実感いたしました。
今回の講演会に参加して得られたものを活かすべく今後も頑張っていきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。
週末に名古屋で開催されました「気管支喘息」の講演会に参加してまいりました。この講演会は名古屋市内の診療所で診療をおこなっている内科医を対象としたもので、今回は「気管支喘息」の専門的診療をおこなっている立場として私自身も講演をさせていただきました。現在の「気管支喘息」の治療のガイドラインや、けやき内科で実際にいかに診断・治療をおこなっているかをお話しさせて頂きましたが、講演後にいくつかの医療機関からご質問もいただきました。少しでも地域における喘息診療レベルの向上に役立てたかと思うと、大変嬉しく感じました。
私の講演の後、喘息診療においては全国的に有名な広島の喘息専門のクリニックの先生のご講演を拝聴いたしました。気管支喘息により特化した形で先進の医療器機を用いて診療をおこなってみえる実際をお伺いし、大変勉強になりました。また大変豊富な診療実績データを拝見し非常によい刺激となりました。私自身これからもよりよい医療サービスを提供すべく、これまで以上に努力して積極的に取り組まねばならないと実感いたしました。
今回の講演会に参加して得られたものを活かすべく今後も頑張っていきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。