
A) 猫アレルギーの方の場合「鼻水」「くしゃみ」「目のかゆみ」「皮膚のかゆみ」といったアレルギー症状がでますが、「気管支喘息」がひきおこされ「咳」「息苦しさ」という重篤な症状が出る可能性もあり注意が必要です。もともと猫アレルギーである事がわかっていれば「猫を飼わない」ことが最善策ですが、相談者の方のように飼ってから判明あるいは発症する場合もあります。対応としてはご自身の寝室などに猫が出入りしないようにして「生活空間をわける」事や、屋内の掃除や猫のクリーニングをこまめに行う事が推奨されます。ただしこのような対応をしても完全にアレルギー症状がコントロールできるとは限りません。アレルギー専門医に相談することをお勧めいたします。
(2014年10月2日ショッパー北エリア版「教えて!ドクター Q&A」掲載)