2014年10月20日

気管支喘息のシンポジウムに参加してまいりました。

気管支喘息シンポジウム2014秋.jpgけやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。

週末に東京で開催されました「気管支喘息」のシンポジウムに参加してまいりました。今回のシンポジウムでは気管支喘息の診療・研究の第一人者であられる大学病院の先生方のご講演と、喘息とCOPDの研究で国際的にご高名なイタリアの大学教授の先生のご講演を拝聴いたしました。
「気管支喘息」の治療は約30年前の「吸入ステロイド薬」の登場から劇的な進歩をとげ、現在主流となっている「吸入ステロイド薬」と「長時間作用制β刺激薬」の配合剤については喘息診療において欠かすことのできない存在となっています。一方で昨今複数の吸入薬が開発・販売され、医療者の側にはどの薬をどのような使い方で処方するか、薬剤をいかに使い分けるかという判断力が要求されます。
今回のシンポジウムでは、「気管支喘息」の研究における最近の知見や、今注目をあびている「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」との合併の考え方、「吸入ステロイド薬」の効果に関しての国際的なデータなど、多岐にわたる知見を得ることができました。現在けやき内科にも多くの気管支喘息患者様が通院されてみえますが、今回のシンポジウムの参加によって得られた情報を早速診療にいかしていきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。

posted by けやき内科 at 06:00| 院長より | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする