
けやき内科のブログをごらんいただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。
東京で開催されました「第64回 日本アレルギー学会学術大会」に参加してまいりました。アレルギー学会によるこの学術大会は毎年開催される大規模なもので、日本全国からアレルギー疾患の研究・診療をおこなっている多くの医師が参加します。この学会の特徴は「アレルギー疾患」という枠組みのため「内科」「小児科」「耳鼻科」「皮膚科」といった従来の診療科をこえて医師が参加することもあり、様々な領域のアレルギー疾患の知見を得ることができます。
今回はけやき内科をふくむ喘息の専門的診療をおこなっている4つの医療機関で実施された臨床研究の解析結果を発表させていただく機会をいただきました。最近使用できるようになった新規の吸入薬の臨床研究であったためか多くの方から関心をいただき、気管支喘息の専門的診療を各地でおこなっている医療機関の先生方と情報交換をするよい機会となりました。
また今年改訂された気管支喘息の診療ガイドラインのシンポジウムや、気管支喘息における呼気NO濃度測定の講演などにも参加することができ、日常診療で有用となる情報をいくつも得ることができ大変有意義な時間が過ごせました。三日間の会期中のわずか一日の参加ではありましたが、今回の学術大会参加にて得られた新たな知見を早速日常での診療に活かしていきたいと思います。
また今回私自身の発表スケジュールの都合により、28日の木曜日は臨時休診とさせていただきご迷惑をおかけいたしました。また休診の前後である27日・29日は非常に多くの患者様が来院され大変混雑し、ご予約の方でも長時間お待たせする結果となってしまいましたことを、この場をかりてお詫び申しあげます。
これからもけやき内科を何卒よろしくお願いいたします。