2015年11月27日

「呼気NO測定器」の最新機種を導入いたしました。

NiOX Vero.jpg「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます!
今回「けやき内科」では最新の「呼気NO測定器」である「NiOX Vero」を導入いたしました。

これまで「けやき内科」では「NiOX MINO」で測定をおこなってまいりましたが、新機種「NiOX Vero」は吹き口がわかれているため測定画面がみやすく、またバッテリーで駆動できるため検査室以外の診察室などでも測定が可能となり、検査の待ち時間の短縮も期待できます!

はいた息のなかの「一酸化窒素(NO)」の濃度は「気管支喘息」の病状によって変化するといわれ、喘息の病状がわるいと高く、病状がよくなると低くなるといわれています。

この検査器のメリットとして下記のようなことがあげられます。

1. 肺機能検査がうまくできないこどもやお年寄りも簡単に実施できる。
2. 喘息の治療薬の効果がどれくらいでているか判断できる。
3. 「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」と「気管支喘息」の合併の判断に参考になる。
4. 喘息の治療薬をへらしたりやめたりした後、悪化の兆候がでていないか判断できる。

日本では2年ほど前に保険適用となった比較的新しい検査ですが、「けやき内科」では従来おこなってきた「肺機能検査」「気道過敏性検査」とともに、一人一人の患者様の病状にあわせた、より適切な喘息治療をおこなう目的で保険適用開始時より実施しております。

「喘息専門の病院で一度相談したい」「今治療をうけているけどなかなかよくならない」といった方は、是非お気軽におこしください!
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!


posted by けやき内科 at 06:00| けやき内科設備紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする