Q) 友人の子ども(5歳)が小児喘息になり、空気清浄機を買ったそうです。我が子(4歳)は今のところ喘息ではありませんが、購入するなど対策はすべきでしょうか。(小牧市 38才)
A) 「小児喘息」発症にかかわる因子に、いくつかの環境的要因があるとは言われています。代表的なものをあげると、まず「親の喫煙」があげられます。これまでのデータから非喫煙者の家庭よりも喫煙者の家庭のほうが「小児喘息」の発症率が高いことが知られています。次に「屋内でのペットの飼育」があげられます。犬や猫、ウサギやモルモットなどのペットの毛やふけが屋内環境に存在することにより、それらがアレルゲンとなってアレルギー反応をおこし喘息発症に関わると言われています。他に布団・じゅうたん・ソファなどに存在するカビやダニも発症に関与するといわれています。「空気清浄機」についてですが、確かに喘息のお子さんの環境整備には有用とは思われますが、喘息発症リスクの低減にどの程度有用かはなんとも言えません。
(2016年4月28日ショッパー春日井・小牧エリア版「教えて!ドクター Q&A」掲載)
2016年04月28日
2016年04月24日
ゴールデンウィーク中の診療について
「けやき内科」のブログをごらんいただきありがとうございます!
もうすぐゴールデンウイークですね。金曜日の「昭和の日」から連休にはいって、なんと10連休というかたもおみえになるようです!楽しいお休みがすごせるといいですね。
「けやき内科」では日曜・祝日をお休みとさせていただいておりますので、ゴールデンウイーク中もカレンダー通りに診療をおこないます。4月30日土曜日と5月2日月曜日は通常通りの診療をおこない、5月3日火曜から5日木曜までは休診となります。6日金曜からは通常通りの診療をおこないます。
連休の前後は大変混雑することが予想されます。特にご予約以外の方は待ち時間が大変ながくなることが予想されますので、申し訳ありませんが予めご了承ください。どうぞ時間に余裕をもってお越しいただきますようお願い申しあげます。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!
もうすぐゴールデンウイークですね。金曜日の「昭和の日」から連休にはいって、なんと10連休というかたもおみえになるようです!楽しいお休みがすごせるといいですね。
「けやき内科」では日曜・祝日をお休みとさせていただいておりますので、ゴールデンウイーク中もカレンダー通りに診療をおこないます。4月30日土曜日と5月2日月曜日は通常通りの診療をおこない、5月3日火曜から5日木曜までは休診となります。6日金曜からは通常通りの診療をおこないます。
連休の前後は大変混雑することが予想されます。特にご予約以外の方は待ち時間が大変ながくなることが予想されますので、申し訳ありませんが予めご了承ください。どうぞ時間に余裕をもってお越しいただきますようお願い申しあげます。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!
2016年04月21日
Q「妊娠5ヶ月です。もともと小児喘息がありましたが・・・」
Q) 妊娠5ヶ月です。もともと小児喘息がありましたが、中学生くらいからほとんど発作が出なくなり、最近では1年に1〜2回軽い発作があるくらいです。しかし最近少し息苦しい感じがあります。妊娠中なので薬を使いたくないのですが、どうしたらよいでしょうか。(名東区 29才)
A) 一般に妊娠は喘息の増悪リスクの一つとされており、小児喘息で治っていた方でも妊娠を契機に喘息がまたでてくることもあります。質問者のかたは年に何回か症状があったとの事なので、そもそも完治していなかったと思われますが、妊娠契機の喘息増悪の可能性は十分考えられます。「薬をつかうと赤ちゃんに悪い影響があるのでは」とお考えだと思うのですが、このまま放置して喘息の病状が悪化すると、そのために胎児に悪影響がでる可能性があります。「喘息治療ガイドライン」には妊娠中の病状に応じた治療指針や選択すべき薬剤が明記されています。元気な赤ちゃんを産むために専門医を受診して適切な治療をうける事をおすすめします。
(2016年4月21日ショッパー東エリア版「教えて!ドクター Q&A」掲載)
A) 一般に妊娠は喘息の増悪リスクの一つとされており、小児喘息で治っていた方でも妊娠を契機に喘息がまたでてくることもあります。質問者のかたは年に何回か症状があったとの事なので、そもそも完治していなかったと思われますが、妊娠契機の喘息増悪の可能性は十分考えられます。「薬をつかうと赤ちゃんに悪い影響があるのでは」とお考えだと思うのですが、このまま放置して喘息の病状が悪化すると、そのために胎児に悪影響がでる可能性があります。「喘息治療ガイドライン」には妊娠中の病状に応じた治療指針や選択すべき薬剤が明記されています。元気な赤ちゃんを産むために専門医を受診して適切な治療をうける事をおすすめします。
(2016年4月21日ショッパー東エリア版「教えて!ドクター Q&A」掲載)
2016年04月18日
「第113回 内科学会総会・講演会」に参加してまいりました。
けやき内科のブログをごらんいただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。
週末を利用して東京で開催されました「第113回 日本内科学会総会・講演会」に参加してまいりました。この学会は「内科」という大きなくくりの学会であるため、全国の「呼吸器」「循環器」「消化器」といった各種専門領域の内科医が参加する大変規模の大きなものです。私は診療スケジュールの都合上日曜日のみの参加でしたが、会場は多くの医師で賑わい大変な混雑でした。
今回は「糖尿病」「高血圧」「高コレステロール血症」といった生活習慣病のシンポジウムなどに参加し、最新の遺伝子研究から今後期待できる新薬の話題など様々な情報を得ることができました。「肥満のメカニズム」の研究の講演は特に興味ふかく拝聴いたしました。
今回の学会参加で得られた新たな知見を早速今後の診療に活かしていきたいと思います。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。
週末を利用して東京で開催されました「第113回 日本内科学会総会・講演会」に参加してまいりました。この学会は「内科」という大きなくくりの学会であるため、全国の「呼吸器」「循環器」「消化器」といった各種専門領域の内科医が参加する大変規模の大きなものです。私は診療スケジュールの都合上日曜日のみの参加でしたが、会場は多くの医師で賑わい大変な混雑でした。
今回は「糖尿病」「高血圧」「高コレステロール血症」といった生活習慣病のシンポジウムなどに参加し、最新の遺伝子研究から今後期待できる新薬の話題など様々な情報を得ることができました。「肥満のメカニズム」の研究の講演は特に興味ふかく拝聴いたしました。
今回の学会参加で得られた新たな知見を早速今後の診療に活かしていきたいと思います。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。
2016年04月11日
「第56回 日本呼吸器学会学術講演会」に参加してまいりました。
けやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。
京都で開催されました「第56回 日本呼吸器学会学術講演会」に参加してまいりました。この講演会は日本呼吸器学会によって一年に一回開催される大規模なもので、毎年全国から多くの呼吸器専門医が参加します。今年は診療のスケジュール上1日のみの参加でしたが、「気管支喘息」「肺炎」「予防接種」「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」「間質性肺炎」と呼吸器疾患領域のさまざまな分野のセミナーやシンポジウムに参加することができました。
なかでも「気管支喘息」は、けやき内科でも最も患者様の数が多い疾患ですが、現在行われている研究での最新情報や、今後近い将来使用できることになる検査法や新薬の情報など、様々な情報を得ることができました。
日常診療をおこなっている中で、専門医として常によりよい医療を提供しようと心がけているつもりですが、学会に参加すると医学は日進月歩であることを痛感します。今回の講演会に参加して得られたものを早速今後の診療にいかしていきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。
京都で開催されました「第56回 日本呼吸器学会学術講演会」に参加してまいりました。この講演会は日本呼吸器学会によって一年に一回開催される大規模なもので、毎年全国から多くの呼吸器専門医が参加します。今年は診療のスケジュール上1日のみの参加でしたが、「気管支喘息」「肺炎」「予防接種」「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」「間質性肺炎」と呼吸器疾患領域のさまざまな分野のセミナーやシンポジウムに参加することができました。
なかでも「気管支喘息」は、けやき内科でも最も患者様の数が多い疾患ですが、現在行われている研究での最新情報や、今後近い将来使用できることになる検査法や新薬の情報など、様々な情報を得ることができました。
日常診療をおこなっている中で、専門医として常によりよい医療を提供しようと心がけているつもりですが、学会に参加すると医学は日進月歩であることを痛感します。今回の講演会に参加して得られたものを早速今後の診療にいかしていきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。