2016年09月24日

今日から「結核予防週間」です!

結核予防週間2016.jpg「けやき内科」のブログをごらんいただきまして、ありがとうございます!

本日9月24日から来週30日までは厚生労働省により「結核予防週間」と定められています!
現在日本では年間約18,000人もの方があらたに結核と診断されており、一日に実に50人の方が診断されている事になります。こういった数字をみると決して過去の病気ではない事がわかりますね。

「結核」の一番やっかいなところは「人から人にうつる」という事です。また症状も「せき」「たん」「熱」といった症状で、一般的な「かぜ」とさほどかわりがありません。「肺結核」と診断された方のうち多くは「風邪がなかなか治らない」という事で受診されています。また「体重が減ってきた」「なんとなく体がだるい」「微熱が続く」というような症状がでる場合もあります。こういった症状があって「もしかしたら」と思われたら早めに病院を受診しましょう!
「結核」は通常6〜9カ月とすこし長めですが、きちんと治療すれば完治がのぞめます。早めに治療して自分の健康を早くとりもどすとともに、周囲の人にもうつさないようにする事が大事です。
結核予防会では結核についての正しい知識の普及のため、「結核の常識」というパンフレットを毎年発行しています。ご興味のある方は是非一度ごらん下さい。

これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!

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2016年09月20日

平成28年度(2016年度)のインフルエンザ予防接種について

インフルエンザ予防接種2016.jpg「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます!

今年もインフルエンザ予防接種の時期になりました!
毎年12月〜1月にかけてインフルエンザが流行します。予防接種はインフルエンザの発症を予防するとともに、インフルエンザ流行に伴っておきる社会的損失(病欠による経済的損失など)をおさえる意味でも重要です!
積極的に予防接種をおこない、みんなで今年の冬をのりきりましょう!

「けやき内科」では例年通り完全予約制にて予防接種をおこないます。

予防接種実施期間:
 2016年10月15日〜2017年1月31日
 (予約は2016年10月1日より開始します。)
接種回数:
 13才未満は2回、13才以上は1回
費用(自己負担額):
 65才以上(身体障害者1級相当のかたは60才以上)は1,500円
 65才未満は4,000円
 13才未満は1回目 4,000円、2回目 3,500円
  (2回目の料金は1回目を「けやき内科」で接種された方に限ります)

「けやき内科」ではストックをおいておらず、ご予約いただいた方の分のみ発注とさせていただきます。
直接ご来院いただくか、お電話でご予約いただきますようお願いいたします。

ご予約にあたっての注意点は下記のとおりです。予約前に必ずお読みください。

1. キャンセルはできません。(体調不良などの場合は日程変更の手続きをいたしますのでご連絡ください。)
2. 日程が不確実なご予約はうけかねます。かならず予防接種に来院される日を確定された上でご予約ください。
3. ワクチン納入までの期間を考慮して、ご予約は余裕をもって三診療日以上前にされますよう(例えば土曜接種希望であれば同一週の水曜以前、月曜接種希望であれば前の週の木曜以前に)お願いいたします。
4. 健保連愛知連合会の予防接種補助金制度を利用される場合は、予防接種当日にかならず受診券を持参くださいますようお願いいたします。
5. 60才以上で身体障害者1級相当のかたは、身体障害者手帳の写しか医師の診断書が必要です。
6. 名古屋市外在住の65才以上のかたで「広域予防接種事業」による公費負担をご利用になられる場合、お住いの市町村で手続き後、必要書類をご準備いただいた上でご予約いただきますようお願いします。

以上、ご了解のうえご予約いただきますようお願いいたします!
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!


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2016年09月18日

「第81回 東海呼吸器感染症研究会」に参加してまいりました。

第81回東海呼吸器感染症研究会.jpgけやき内科のブログをごらんいただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。

名古屋で開催されました「第81回 東海呼吸器感染症研究会」に参加してまいりました。この会は年に2回定期的に開催されるもので、東海地域で「肺炎」「肺結核」といった呼吸器感染症の研究・診療に積極的な医療機関の医師が参加し、毎回活発な議論が行われ非常に活気があります。今回は「関節リウマチ」を代表とする自己免疫疾患にみられる呼吸器感染症を中心に、各医療機関からの症例等の発表ののち、この領域では第一人者であられる先生の特別講演を拝聴いたしました。
「関節リウマチ」などの自己免疫疾患は、本来は細菌などの外的物質に対しておきる防御反応である「免疫応答」の異常により引き起こされる、様々な症状を呈する全身性の疾患です。例えば「関節リウマチ」は関節の変形が起きる事は一般にもよく知られていますが、免疫応答の異常により呼吸器系の異常、たとえば「気管支拡張症」や「細気管支炎」「間質性肺炎」などが合併することも知られています。また自己免疫疾患に対する治療として、免疫抑制剤や生物学的製剤などの免疫系に働きかける治療薬が使用されることにより、「細菌性肺炎」「肺結核」「非結核性抗酸菌症」などの様々な感染症のリスクが高まる事が知られています。したがって自己免疫疾患の治療中の患者様に「咳」「痰」などの気道症状がみられた場合、自己免疫疾患にともなう呼吸器合併症がおきているのか、あるいはなんらかの気道感染症が合併しているのか、より的確な診断により治療計画をたてていく必要があります。
今回の研究会では、各医療機関の熱心に医療にとりくむ姿勢が肌で感じられたことはもちろんですが、特別講演も非常にわかりやすく組織学的な見地や実臨床における症例経験に至るまで幅広くご講演いただき、大変勉強になるものでした。今回の研究会で得られた知見を早速これからの診療に活かしていきたいと思います。
これからも「けやき内科」をよろしくお願い致します。

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2016年09月05日

「呼吸器疾患セミナー」に参加いたしました。

呼吸器疾患セミナー2016夏.jpgけやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。

名古屋で開催されました「呼吸器疾患セミナー」に参加いたしました。今回のセミナーでは「気管支喘息」の診療の中でも特に「呼気中NO(一酸化窒素)測定」に焦点をあて、日本においてはこの分野の第一人者であられる大学病院の先生にご講演いただきました。また私自身も講演座長として司会進行を務め、講演後のディスカッションでは症例提示もさせていただきました。
「気管支喘息」は気道の炎症によって引き起こされる慢性呼吸器疾患の一つです。アレルギーの関与も大きく、小児から高齢者まで幅広い年代の方にみられるのも特徴です。「呼気中NO」はアレルギー反応の中でも中心的役割を担う「好酸球」による気道の炎症により上昇する事が知られており、その測定は炎症の有無を確認する事から診断の目安になる事が知られており、治療中においても治療効果の把握にも利用できるものです。
今回の講演では呼気NOの基礎実験的なデータから、最新の臨床研究の紹介にいたるまで幅広くご教示いただき、大変勉強になりました。また講演後の質疑・ディスカッションでも熱心な討議が行われ、「呼気NO測定」が実際の診療でまさに注目をあびている領域である事を実感しました。
けやき内科にも多くの「気管支喘息」の患者様が通院されていますが、今回新たに得られた知見を早速今後の診療に活かしていきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願い致します。

posted by けやき内科 at 06:00| 院長より | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月02日

9月から11月は「ぜんそく克服月間」です!

ショッパー喘息克服月間2016.jpg

「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます!
昨日発行の「ショッパー」にて「けやき内科」をご紹介いただきました!

夏も終わり、気温が下がってくるこれからの季節は「ぜんそく」の病状が悪化しがちです。
9月〜11月は「ぜんそく克服月間」、はやめにしっかり治療して症状がでないようにしましょう!ご不安な方は是非一度「けやき内科」にご来院ください。

これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!

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