2016年10月24日

寒くなってきましたね。

けやき内科2016秋の夕暮れ.jpg「けやき内科」のブログをご覧いただき、ありがとうございます!

10月に入ってから暖ったり寒かったりと寒暖の差が激しい日が続いていましたが、10月下旬になって寒い日が続くようになってまいりました。発熱や胃腸症状など、急な体調の悪化で来院される方も増えております。
またもともと「気管支喘息」や「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」などの呼吸器疾患をお持ちの方は、単なる「かぜ」でも「呼吸困難」になったりする場合もあります。先週の土曜日も急な体調不良の方の受診も多い中、重病の方の救急搬送もあって大変な混雑でした。中には非常にながくお待たせしてしまった方もあり、大変ご迷惑をおかけした事を、この場をかりてお詫び申し上げます。
もうじきインフルエンザシーズンもやってきます。普段から「うがい」「手洗い」などの予防をこころがけるとよいですね。またインフルエンザの予防接種のお申し込みもたくさんいただいておりますが、検討中のかたはこちらをお読みになって、早めのお申し込みをお勧めいたします!

これからも「けやき内科」をよろしくお願い致します!

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2016年10月13日

Q「なかなか咳が治らないので・・・」

ショッパー版教えて!ドクター.jpgQ) なかなか咳が治らないので診てもらうと「気管支拡張症」と診断されました。どのような病気・治療法なのでしょうか。(長久手市 47歳)

A) 気管支拡張症というのは、何らかの原因によって一部の気管支が拡張性変化をきたす疾患です。先天性の異常からおきる事もありますが、後天性に肺炎や結核、塵肺などの病気からおきる場合もあります。拡張した気管支は元に戻らず病原体の感染をおこしやすくなるため、咳・痰等がながびき血痰や呼吸困難をきたす場合もあります。治療は無症状であれば無治療で経過観察となる場合もありますが、気道症状があれば抗生物質の投与や去痰剤を投与する事もあり、血痰を繰り返す場合は手術をおこなう事もあります。合併症として非結核性抗酸菌症を認める場合は、長期間抗菌剤の投与が必要となる事もあります。また呼吸不全を伴うような重症の場合、酸素吸入(在宅酸素療法)が必要になる事もあります。治療方針は病状により様々であり、主治医とよく相談する事をお勧めいたします。


(2016年10月13日ショッパー東エリア版「教えて!ドクター Q&A」掲載)

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2016年10月12日

電子カルテシステムを更新いたしました。

Medicom HR III.jpg「けやき内科」のブログをご覧いただき、ありがとうございます!

連休を利用して「電子カルテシステム」を更新いたしました。けやき内科ではこれまでも電子カルテを利用しておりましたが、最新のシステムに更新されたことにより、より効率よく診療をすすめることが可能となりました。

しかしながら院長をふくめスタッフ一同まだ新システムに不慣れな部分もあり、昨日更新後初めての診療でしたがかえって診療時間がながびいてしまい大変ご迷惑をおかけいたしました。
またシステムの更新にともなうトラブルへの対処のため、今週は電子カルテ業者のスタッフが院内で待機しております。
ご迷惑をおかけいたしますが、あらかじめご理解のほど宜しくお願い申し上げます。

これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!

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2016年10月06日

Q「小学6年の息子がぜんそく治療で・・・」

ショッパー版教えて!ドクター.jpgQ) 小学6年の息子がぜんそく治療で通院していますが、ここ数ヶ月咳の症状も出なくなり、治ったようにみえるのですが、もう通院しなくても大丈夫でしょうか。(西区 43歳)

A) 一般に小児の気管支喘息の6割以上は治癒が望めるとされています。ただ喘息でご注意いただきたいのは「症状の消失」と「治癒」は別物ということです。「症状が良くなった」というだけで薬を減らしたり止めたりすると、また風邪をひいたり季節のかわりめなどに症状が出てしまうことがよくあります。それは「症状がない」状態でも喘息の本態である「気管支における炎症」がおさまっていない場合があるからなのです。したがって薬を減らしたり治療を終了するかどうかは、「呼気NO検査」で気管支におけるアレルギー反応や、「ピークフロー測定」や「呼吸機能検査」で炎症に伴う気道狭窄がおきていないか等を確認しながら検討する事になります。症状のみで判断せず主治医としっかり相談しながら通院する事をお勧めします。


(2016年10月6日ショッパー北エリア版「教えて!ドクター Q&A」掲載)

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2016年10月05日

ポトス秋の増刊号で「けやき内科」を紹介いただきました!

ポトス2016秋の増刊号.jpg「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます!
ポトス秋の増刊号で「けやき内科」をご紹介いただきました!

記事でもご紹介をいただきましたが、院長が専門医ということもあってか「けやき内科」には「気管支喘息」の患者様にたくさんご来院いただいており、開業以来約4,000名の方が受診され現在も1,100名以上の方にご通院いただいています。「けやき内科」では「肺機能検査」「呼気NO測定」「気道過敏性試験」などの詳細な検査結果から、的確な診断のみでなく病状に応じた適切な治療選択に取り組んでいます。また「気管支喘息」の治療の中心となる「吸入薬」の正しい使用法をご理解いただくため「吸入指導依頼書」を利用した調剤薬局との連携もおこなっています。
また定期通院患者様のおよそ半分は「高血圧」「糖尿病」「高コレステロール血症」などの「生活習慣病」です。「けやき内科」では血圧測定値や血液検査結果のみをみて薬の処方をするようなことはせず、「基礎代謝測定」「動脈硬化(血管年齢)測定」などの検査も行いながら、患者様それぞれに応じた食事・運動などの生活習慣指導をふくめ治療薬の選択をおこなっております。ご希望のかたには保険適用外ですが被曝の心配の少ないマルチスライスCTによる「内臓脂肪測定」も行います。「薬をのんでいるだけで大丈夫かな」と思われている方は、ぜひ一度「けやき内科」におこしください。

これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!

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