2017年10月31日

台風一過ですね。

2017秋台風一過.jpg「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます。

土日は台風による大雨で大変でしたね。せっかくの週末が何もできずに過ぎてしまった方も多いのではないでしょうか。先週も雨でしたのですこし残念な週末が続いていますね。

昨日は台風一過でうってかわって晴天でした。風はつよかったですが日差しがここちよかったですね。

その一方で「台風が来てから喘息の調子が悪い。」という患者様が何人もおみえになっています。喘息は台風がきたり気圧や気候の変動をうけて症状が悪化することがありますので注意が必要です。
またこれからはどんどん寒くなってくるようです。発熱・咳といった風邪症状のかたの数もだんだん増えてきているようです。

みなさん体調管理に気をつけて、これからの季節をのりきりましょう。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。


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2017年10月22日

「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」の講演会に参加してまいりました。

2017秋COPD講演会.jpgけやき内科のブログをご覧いただきありがとうございます。院長の加藤景介です。

名古屋で開催されました「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」の講演会に参加してまいりました。今回は「COPD」の診療において全国的にも有名な先生のご講演を拝聴し、講演後に参加医師によるディスカッションが行われました。
「COPD」は喫煙を主な原因とする慢性呼吸器疾患で生活習慣病とも言えると思います。現在日本では500万人以上の未診断の患者が潜在する事が問題視されており、その早期診断と早期治療導入が勧められています。また「COPD」の病状評価において「身体活動性」が最近注目されており、活動性の少ないCOPDのかたはより病状が悪くなる傾向があるといわれており、活動性を改善することが病状の悪化をくいとめる可能性があると考えられ積極的に介入をすすめることが推奨されています。今回の講演では「身体活動性」の考え方と、薬剤選択をふくめた治療のポイントをふくめ幅広くご講演いただき、私自身がこれまでに考えていた「COPD」診療のポイントが改めて整理されました。講演会後のディスカッションでも非常に積極的な議論がおこなわれ、参加した各医師がみなそれぞれ前向きにいかに診療に取り組んでいるかが伝わり励みになりました。
けやき内科では「マルチスライスCT」「呼吸機能検査」によるCOPD診断にくわえ、最近注目をあびている「喘息合併COPD(ACO)」の診断には「呼気NO測定」をおこない、積極的にCOPD診療にとりくんでいます。
今回の講演会で得られたあらたな知見を、早速今後の診療に活かしていきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。


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2017年10月20日

長引く「せき」にご注意ください。

2017秋中日新聞.jpg

「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます!

本日発行の中日新聞で「長引くせき」について名古屋市立大学の新実教授が解説されてみえます。気候のかわりやすいこの時期、風邪や気管支炎などの感染症が流行しやすいのはもちろんですが、喘息症状もでやすくなります。
この時期に「咳喘息」と診断される方もたくさんおみえになり、近年喘息患者数は増加しているとのこと。
咳が長引いたら一度専門医に受診することをお勧めいたします!

これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!

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2017年10月15日

「気管支喘息」のセミナーに参加してまいりました。

2017秋呼吸器疾患セミナー.jpgけやき内科のブログをご覧いただきありがとうございます。院長の加藤景介です。

名古屋で開催されました「気管支喘息」のセミナーに参加してまいりました。今回は全国的にもご高名な大阪で気管支喘息の診療を積極的におこなってみえる呼吸器センターの先生にご講演いただき、講演後に参加医師みなでディスカッションをおこないました。今回のセミナーでは「気管支喘息」の診断に今や欠かせないものとなっている「呼気中一酸化窒素(FeNO)測定」の考え方や、検査結果や問診等をもとにいかに治療計画をたてていくか、数ある吸入薬のそれぞれにどういった特性があるか、診療所と病院・調剤薬局でいかに連携をとっていくか等、幅広い内容でご講演いただき、大変勉強になりました。ディスカッションでも各医師の発言から実際の診療において各医療機関でいかに取り組んでいるかが垣間見られ、非常に有意義な時間がすごせました。
「気管支喘息」は日本人の10%近くが罹患しているともいわれるよくみられる疾患なのですが、様々な点で誤解されていることも多い疾患とも言えます。もっとも多い誤解が「症状」に対する評価で、「症状がなくなったからよくなった(治った)」と思われてしまう事でしょう。「気管支喘息」は慢性疾患であり、症状がなくなっていても本態である「気道の炎症」はまだおさまっていないこともよくあり、それにともなって起きる「気道狭窄」が残っていることも少なくありません。そのまま放置してしまうと経年的に呼吸機能障害が進行してしまう可能性があり、これを防ぐために症状がなくなってもしっかりと必要な治療を継続していく必要があります。しかしながら症状のない状態で病状を判断するには「呼気NO測定」や「呼吸機能検査」「呼吸抵抗測定」等の客観的指標となる検査が不可欠ですが、このような検査が一般に認知されているかというと現状そうではありません。このような現状のなか、専門的医療機関が今後どのように診療にとりくんでいくかは大きな課題といえると思います。

今回のセミナーに参加して、私自身の見識の整理もでき新たな観点からの課題を考える機会にもなりました。
地域における数少ない呼吸器専門医の立場として、これからも積極的に診療に取り組んでいきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。


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2017年10月13日

寒くなってきましたね。

2017秋.jpg「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます。
暖かかったと思えば、ぐっと冷え込むようになりました。天気予報では今週末は雨になるようです。

このように寒暖の差が激しいと体調を崩しやすくなります。「発熱」「せき」といった風邪症状や「嘔吐」「下痢」といった胃腸症状で来院される方も増えてきています。「インフルエンザ」はまだ流行期にはいっていませんが、「けやき内科」でもすでに「インフルエンザA」と診断される方もでてきました。
この時期はもともと「気管支喘息」がある方が、風邪やアレルギーをきっかけに調子が悪くなる事も多くなります。注意が必要な季節ですね。

来週からいよいよ「インフルエンザ予防接種」もはじまります。
今年は診療と並行して円滑にすすめるため、土曜日に院長以外に「予防接種担当医」が予防接種をおこないます。すでにたくさんの方にお申込みをいただいておりますが、今年はワクチンの生産・出荷が遅れており日程調整などをお願いする場合がございます。ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

みなさん、体調管理に気をつけてお過ごし下さい。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。


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