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今日11月12日は「World Pneumonia Day (世界肺炎の日)」です。世界的にみて「肺炎」は対策をたてるべき疾患の一つであることは間違いなく、特に途上国においては小児の「肺炎」による死亡が大きな問題となっています。「Stop Pneumonia」 のホームページでは、肺炎は予防でき治療もできる疾患であるにもかかわらず、全世界的にみて5才以下の死因第一位であることを問題提起しています。
日本においても「肺炎」は注目すべき疾患であり、人口動態統計によると日本人の死因は平成23年から28年まで6年間連続で1位「悪性新生物」2位「心疾患」3位「肺炎」となっています。特に高齢者における「肺炎」の死亡率の高さが問題となっており、いかに「肺炎」を予防するか、いかに早期診断し、いかに治癒につなげるかということが課題になっています。
「肺炎」はウイルスの上気道感染、つまり「風邪」に引き続いて起きることが多く、予防のためには「うがい」「手洗い」が重要です。特に外出から帰宅した際には必ず行う事をおすすめします!また「肺炎」を起こす菌のうち「肺炎球菌」については「予防接種」を受けることが可能です。定期接種である「成人用肺炎球菌予防接種」は名古屋市では65才以上の方はお一人一回に限り自己負担4,000円で接種することができます(接種後5年間有効、再接種については全額自費)。「けやき内科」でも予約制で実施しております(キャンセル不可)ので、ご希望の方は是非お問い合わせください。
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