2018年06月28日

「ショッパー」でご紹介いただきました!

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「けやき内科」のブログをご覧いただき、ありがとうございます!

本日発行の「ショッパー」で「けやき内科」をご紹介いただきました!
6月から名古屋市の「特定健診」も開始となりました。「けやき内科」では予約制で実施しております。(通常診療との同日実施不可。)ご希望のかたは受付までお申し出ください!
また春の健康診断や人間ドックで、レントゲンでの「胸部異常陰影」や、コレステロール値や血圧などの異常値を指摘され「要精密検査」と判断された方を対象とした「二次検診」も実施可能です。健康診断や人間ドックの「結果票」を持参いただき、一度ご来院ください。(二次検診は保険診療です。)

これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!


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2018年06月25日

「第67回 日本アレルギー学会学術大会」に参加してまいりました。

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けやき内科のブログをごらんいただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。

幕張で開催されました「第67回 日本アレルギー学会学術大会」に参加してまいりました。
この学会は「アレルギー」という枠組みのため、内科・小児科・耳鼻科・皮膚科などさまざまな診療科の医師が参加します。私自身は診療の都合上一日のみの参加となりましたが、非常に多くの人でにぎわい大変活気がありました。
今回の学会では「気管支喘息」や呼吸器疾患の診断にかかせない「呼吸機能検査」のシンポジウムに参加いたしました。また学会のためイギリスより来日された、吸入療法の世界的権威であるOmar Usmani 先生とのミーティングに参加する機会もいただきました。Usmani先生とのミーティングは非常に印象深く、先生のご講演では「気管支喘息」の吸入療法における考え方や最新の知見をお伺いする事ができ、講演後の参加した医師との討議も活発に行われ非常に有意義な時間を過ごす事ができました。
「気管支喘息」の治療薬は「吸入ステロイド薬」を主とする吸入薬が中心となりますが、現在薬効成分・容量として何種類もあるばかりか、その吸入薬のデバイス・吸入方法も様々で、選択肢が増えているといういい面もありますが、臨床の現場において混乱の原因となっている側面もあります。我々専門医は患者様の病状などから最も適した薬剤を選択しなければいけないことはもちろんですが、その薬剤の適切な使用法も患者様に伝えていかなければ意味がありません。現在診療の現場では吸入薬の正しい使用法を患者様にお伝えする「吸入指導」の重要性が注目されており、けやき内科でも調剤薬局と連携しての吸入指導システムの構築に取り組んでいます。
今回ミーティング後に個人的にイギリスにおけるUsmani先生の気管支喘息診療の実情をお伺いする時間もいただき、先生の気管支喘息診療に対する熱意が直に伝わってきて大変感銘をうけました。なかでも先生の「新薬の開発にかけるお金があったら、吸入指導のシステムづくりにもっと投資をすべきだ。」というお言葉が印象的で大きな刺激となりました。(また私のつたない英語にもかかわらず、快く記念写真の撮影にも応じてくださいました。)
今回の学会参加で得られたものを早速今後の診療にいかし、よりよい医療サービスが提供できますよう、これからも積極的にとりくんでいきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。

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2018年06月13日

Q「最近不安になると過呼吸になり・・・」

ショッパー版教えて!ドクター.jpgQ) 30代、会社員です。最近不安になると過呼吸になります。少し息苦しい程度から立っていられなくなりそうになる時もあります。こういった症状も呼吸器内科でも診てもらえるのでしょうか。

A) 人間は生命活動の維持のために「換気(息を吸ったり吐いたりする事)」をおこなって「酸素」を取り込み「二酸化炭素」を排出していますが、「過呼吸」とは本来必要とされている以上の換気活動を行う事をさし、結果として動脈血中の酸素分圧が上昇し二酸化炭素分圧が低下します。二酸化炭素分圧の低下により血液がアルカリ性に傾き、息苦しさの自覚とともに手足のしびれ・動悸・めまい等の症状が出現します。精神的な不安や極度の緊張から過呼吸となってこのような症状がおきる事を「過換気症候群」といいますが、これは精神的問題に起因する場合も多く呼吸器内科より精神科が妥当な場合もあります。
ただ患者様ご自身が「過換気症候群」と思われていても内科的疾患が隠れている場合もあり、注意が必要です。例えば「動悸」や「息苦しさ」の原因となる「甲状腺機能亢進症」「鉄欠乏性貧血」「喘息」等が挙げられます。したがってまずは内科を受診し、結果により精神科の受診も検討されてはいかがでしょうか。


(2018年6月13日 中日新聞なごや東版「教えて!ドクター Q&A」掲載)


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2018年06月08日

梅雨入りしましたね。

2018梅雨入.jpg「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます!
気象庁の発表によりますと、「けやき内科」のある名古屋・東海地方もどうやら6月6日に梅雨入りしたとのこと。今年の梅雨入りは平年に比べて2日早く昨年より15日ほど早いとのことです。

しばらく雨の多いぐずついた天気が続くと思われますが、このような時期には体調も悪くなりやすいものです。
じめじめしていると食べ物もいたみやすくなりますので、お腹をこわしやすくなります。
寒暖の差が激しいと風邪もひきやすくなり、喘息などの呼吸器疾患を持っている方は特に注意が必要です。
一昨日の悪天候のせいか、昨日の午前中は喘息の調子が悪くなったり、お風邪をひかれたりした方がたくさん来院され大変な混雑でした。

みなさん体調管理に気をつけてお過ごし下さい。また、調子がおかしいなと思ったら早めの受診をおすすめいたします。

これからも「けやき内科」をよろしくお願い致します。


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2018年06月07日

「東名古屋吸入指導セミナー」に参加してまいりました。

東名古屋吸入指導セミナー2018.jpgけやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。

昨日愛知医科大学病院にて開催されました「瀬戸旭長久手日進薬薬連携ネットワーク 東名古屋吸入指導セミナー」に参加してまいりました。
今回のセミナーでは、愛知医科大学病院の呼吸器内科医の先生から気管支喘息の病態や高齢者における吸入薬使用における注意点等のご講演ののち、参加者全員での吸入薬デモ器を使用してのハンズオンが催され、最後に特別講演として私自身が「気管支喘息における吸入薬の使い分け」について講演させていただきました。
愛知医大に勤務されている医師・看護師・薬剤師の皆さんの他、近隣の調剤薬局の薬剤師の方々も参加され、ハンズオンでも皆さん大変熱心に取り組んでみえたのが印象的でした。
私はけやき内科での診療経験をもとに、現在の気管支喘息のガイドラインをふまえつつ吸入薬の中で最もよく使用される「ICS/LABA配合薬」の使い分けの考え方などを中心に講演させていただきました。正直、大病院で勤務されている方々に対して一診療所の医師の講演がお役に立てたかどうか不安ではありましたが、この地域における医療連携において愛知医科大学病院は重要な位置付けでありお互いの実情を知るよい機会になったように思いました。「気管支喘息」は呼吸器疾患の日常診療において最もよく遭遇する疾患といえますが、その一方で日本全国で毎年1,500名ほどの「喘息死」が報告されていることからもわかるように時に重篤な病状となる場合もあり、当院のような入院設備のない診療所にとって愛知医科大学病院のような重症患者さんもふくめて入院対応していただける高次医療機関との連携は非常に重要であります。今回セミナーに参加させていただいたことは当院にとっては非常に有意義であったと思われ、このような機会を与えていただいた愛知医科大学呼吸器・アレルギー内科の伊藤理先生には大変感謝しております。今後とも病診連携をとりつつ地域における医療レベルの向上につなげられるよう努力していこうと思いました。

今後ともけやき内科を宜しくお願いいたします。


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