2019年03月10日

「呼吸器専門医」の講演会に参加してまいりました。

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けやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。

名古屋で開催されました呼吸器専門医の講演会「Respiratory Expert Meeting」に参加してまいりました。今回の講演会では「実地医家が診る呼吸器疾患」と題して、としわ会診療センターレクリニックの清水先生と私が「重症気管支喘息」の症例報告をさせていただき、公立陶生病院の副院長であられる近藤康博先生から特別講演として「実地医家が知っておくべき特発性肺線維症の話題」と題してご講演いただきました。この地域で呼吸器専門のクリニックで働く医師が参加し、非常に活発な討議が行われました。
日常診療において我々開業医は基本的に一人で診療を行っているため、この様な会で複数の医師でそれぞれの視点から症例を検討することは非常に刺激になりお互いの勉強になります。清水先生と私の症例報告においても、参加した他のクリニックの医師からたくさんの意見が出て非常に有意義な時間を過ごすことができました。
特別講演においては、国際ガイドラインの作成や厚生労働省の仕事にも関わってみえる近藤先生の立場からのお話を拝聴でき、大変勉強になり日常診療に活かせる多くの情報を得ることができました。かつて私も陶生病院で近藤先生にはご指導いただいておりましたが、当時からさらに先にすすんだ立場で活躍されていると実感し、近藤先生の様な牽引力のある先生によって医療とは常に進歩し続けるものであると感慨深く感じました。呼吸器専門医として診療を行っていくからには、自分自信のこれからの努力も必要であることを痛感し身の引き締まる思いでした。
これからも地域における一診療所として努力を怠らず精進していきたいと思います。今後ともけやき内科をよろしくお願いいたします。




posted by けやき内科 at 05:00| 院長より | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする