Q) マイコプラズマ肺炎について教えてください。普通の肺炎とはどう違うのでしょう。
A) マイコプラズマ肺炎は発熱・咳・痰といった症状を主とする呼吸器感染症の一つで、原因となる菌である「肺炎マイコプラズマ」は肺炎球菌・インフルエンザ菌に次いで多く、よって特に珍しい肺炎というわけではありません。感染後2〜3週間の潜伏期間ののちに発熱・咳などの症状が始まりますが、解熱した後も3〜4週間咳が続く場合もあり、「咳が長引く」というのが一つの特徴ではあります。ただもっとも特徴的なのは「人から人にうつる」ということであり、学校などの集団生活を送る場で同時に複数の発症がみられたり、子供のいる家庭で患児から親への感染がみられる事もあります。したがって学生でマイコプラズマ肺炎と診断された場合は、インフルエンザと同様に感染拡大を防ぐために登校停止の措置が通常とられます。
症状としては比較的軽度の場合もありますが、中には重症化したり肺炎球菌等他の菌との混合感染がみられたりする場合もあります。治療薬としてはマクロライド系やキノロン系の抗菌薬が使用されますが、数日の投与では再燃がみられる場合もある事から最低でも1週間から10日間の投与が推奨されています。
(2019年6月11日 中日新聞なごや東版「教えて!ドクター Q&A」掲載)
2019年06月11日
2019年06月08日
梅雨入りしましたね。
「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます!
昨日気象庁より「けやき内科」のある名古屋・東海地方が梅雨入りしたと発表がありました。今年の梅雨入りは平年に比べて1日早いとのことです。東海地方以外でも関東甲信、北陸、東北南部が梅雨入りしたとみられるとのこと。
しばらく雨の多いぐずついた天気が続くと思われますが、このような時期には体調も悪くなりやすいものです。
じめじめしていると食べ物もいたみやすくなりますので、お腹をこわしやすくなります。
寒暖の差が激しいと風邪もひきやすくなり、喘息などの呼吸器疾患を持っている方は特に注意が必要です。
みなさん体調管理に気をつけてお過ごし下さい。また、調子がおかしいなと思ったら早めの受診をおすすめいたします。
これからも「けやき内科」をよろしくお願い致します。
昨日気象庁より「けやき内科」のある名古屋・東海地方が梅雨入りしたと発表がありました。今年の梅雨入りは平年に比べて1日早いとのことです。東海地方以外でも関東甲信、北陸、東北南部が梅雨入りしたとみられるとのこと。
しばらく雨の多いぐずついた天気が続くと思われますが、このような時期には体調も悪くなりやすいものです。
じめじめしていると食べ物もいたみやすくなりますので、お腹をこわしやすくなります。
寒暖の差が激しいと風邪もひきやすくなり、喘息などの呼吸器疾患を持っている方は特に注意が必要です。
みなさん体調管理に気をつけてお過ごし下さい。また、調子がおかしいなと思ったら早めの受診をおすすめいたします。
これからも「けやき内科」をよろしくお願い致します。
2019年06月03日
令和元年度の「特定健康診査」を実施いたします!
「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます!
6月から令和元年度の「特定健康診査」を実施いたします!
この「特定健康診査」は平成20年度から開始された「メタボ検診」ともいわれるもので、「高血圧」「糖尿病」「高コレステロール血症」「高尿酸血症(痛風)」などの「食べ過ぎ」「運動不足」といった生活習慣の問題からおきる「生活習慣病」の早期発見・予防を目的としています。血液検査・尿検査・血圧測定・診察・身体計測を行い、4月1日時点で40・45・50・55・60・65・70歳の方は心電図検査と貧血検査も実施します。
対象となるのは名古屋市在住の40才以上のかたです。ご希望のかたは、「国民健康保険」の方は名古屋市から配布された「受診券」を、「被用者保険(協会けんぽ・健保組合・共済組合・国保連合)」の方は協会あるいは組合から配布された「受診券」をご準備のうえご予約ください。(けやき内科では健康診断はすべて予約制で実施しております。なお通常の診療と同時には実施できません。)また健康保険証の確認も必要ですので、ご来院の際は忘れずにあわせて持参いただきますよう、よろしくお願いいたします。
75才以上のかたは「特定健康診査」とほぼ同じ内容の「後期高齢者医療健康診査」が受けられます。「特定健康診査」同様に名古屋市から配布された「受診券」をご持参ください。
健診の結果は3〜4週後に「けやき内科」に届きますので、通常の診療と同様の形式で説明させていただきます。結果説明のみの場合は無料となりますが、治療や精密検査の必要な病状と判断された場合は再診あつかいでの保険診療となります。
一年に一度の健診をうける機会ですので、健康管理のため是非ご検討ください!
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!
6月から令和元年度の「特定健康診査」を実施いたします!
この「特定健康診査」は平成20年度から開始された「メタボ検診」ともいわれるもので、「高血圧」「糖尿病」「高コレステロール血症」「高尿酸血症(痛風)」などの「食べ過ぎ」「運動不足」といった生活習慣の問題からおきる「生活習慣病」の早期発見・予防を目的としています。血液検査・尿検査・血圧測定・診察・身体計測を行い、4月1日時点で40・45・50・55・60・65・70歳の方は心電図検査と貧血検査も実施します。
対象となるのは名古屋市在住の40才以上のかたです。ご希望のかたは、「国民健康保険」の方は名古屋市から配布された「受診券」を、「被用者保険(協会けんぽ・健保組合・共済組合・国保連合)」の方は協会あるいは組合から配布された「受診券」をご準備のうえご予約ください。(けやき内科では健康診断はすべて予約制で実施しております。なお通常の診療と同時には実施できません。)また健康保険証の確認も必要ですので、ご来院の際は忘れずにあわせて持参いただきますよう、よろしくお願いいたします。
75才以上のかたは「特定健康診査」とほぼ同じ内容の「後期高齢者医療健康診査」が受けられます。「特定健康診査」同様に名古屋市から配布された「受診券」をご持参ください。
健診の結果は3〜4週後に「けやき内科」に届きますので、通常の診療と同様の形式で説明させていただきます。結果説明のみの場合は無料となりますが、治療や精密検査の必要な病状と判断された場合は再診あつかいでの保険診療となります。
一年に一度の健診をうける機会ですので、健康管理のため是非ご検討ください!
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!