2019年10月27日
「気管支喘息」の講演会に参加してまいりました。
けやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。
名古屋で開催されました「気管支喘息」の講演会に参加してまいりました。
今回の講演会では、日本における「気管支喘息」の診療’・研究で第一人者の先生方のご講演ののち、この地域で喘息診療の中心を担う先生方も加わってのディスカッションが行われました。
「気管支喘息」の患者様は長期間持続する「咳」を主な症状として病院を受診されることが多いですが、症状のみで安易に診断できることはもちろんありませんが、「気管支喘息」以外の「マイコプラズマ感染症」等の気道症状が遷延しうる他疾患との鑑別が治療方針を決める上で非常に重要です。一方「気管支喘息」と診断された場合でも、現在同じ喘息であっても様々なタイプがあることがわかっており、そのタイプによって適切な薬剤選択を行うべきであると考えられています。特に重症な気管支喘息に対して現在注目されている「抗体製剤」についても、適切な判断のもと使い分ける事により治療効果がより得られると考えられています。
今回の講演会に参加して、これまでの知識が整理されたとともに最新の知見を得ることもできました。今後の診療に早速活かしていきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。