「けやき内科」のブログをご覧いただき、ありがとうございます!
現在新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために厚生労働省は「3つの密」を避けることを呼びかけています。
その「3つの密」とは、「密閉空間」「密集場所」「密接場面」です。
この「3つの密」を避けるため、現在「けやき内科」では下記の点を患者様にお願いしています。
1. 自家用車で来院された患者様は診察の順番が来るまで、駐車場で車内でお待ちください。
待合室で多くの方が「密集」するのを防ぐための取り組みです。受付をする際に車のナンバーか携帯電話番号をお伺いし、診察あるいは検査の順番がきたらスタッフがお呼びいたします。また原則駐車場内での待機をお願いしていますが、万が一緊急の用事で敷地外に行かれる場合は必ずスタッフにお声かけお願いいたします。
2. 定期的に窓を開けて換気いたします。
基本的に天候が悪い日でも、必ず定期的に窓を開けて診療所内を換気いたします。日によっては寒さを感じる時もあるかもしれませんが、感染対策での一環ですのでご理解ください。
3. 全ての来院患者様にマスクの着用をお願いしています。
「けやき内科」に定期通院されている患者様の半分以上は呼吸器系疾患の患者様であり、「咳」「痰」などの気道症状がある方が少なくありません。コロナウイルス感染の拡大継続中である現在、誰がコロナウイルスに感染しているかわからないという考え方もできますので、全ての患者様にマスクの着用をお願いしております。もしマスクを着用されずに来院された場合は、当院で準備しているマスクを販売することは可能ですが、数に限りがありますので販売できない可能性もあります。ご自身で準備いただいたマスクを着用して来院いただきますようお願い申し上げます。またマスクをしているから大丈夫ということは決してありませんので、診察からお帰りになられた際には必ず手洗いをお願いいたします。
この体制は当面の間継続する予定です。
ご理解とご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
これからも「けやき内科」をよろしくお願い申し上げます。
2020年03月31日
2020年03月24日
今日は「World TB Day(世界結核デー)」です!
「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます!
今日は「World TB Day (世界結核デー)」です!みなさんご存じでしたか?
結核菌は人から人に感染する「肺結核」の原因となる菌ですが、今からおよそ130年前の1882年3月24日にドイツのロベルト・コッホ博士によって発見されました。世界保健機構(WHO)は1997年に3月24日を「World TB Day (世界結核デー)」と定め、以来毎年世界各国で結核撲滅に向けて様々なイベントが開催されています。
「結核」は過去の病気と思われがちですが、決してそうではありません。世界的にみて1日に約3万人の方が新たに結核に感染しており、残念なことにうち1日に4,000人以上が亡くなられているとのこと。「けやき内科」のある名古屋市で平成30年に新たに活動性結核患者として登録された人は437人で、残念なことに前年の419人に比べ18人増加しました。名古屋市は政令指定都市の中で2番目に結核罹患率の高い状況にあるのです。日本全体では平成30年の新規結核患者数約15,590人、人口十万人対罹患率12.3と前年に比べ減少傾向ではあるものの、WHOの基準ではいまだに「中蔓延国」に位置しています。
「肺結核」の症状は「咳」「痰」「発熱」といったもので、症状だけでは単なる「風邪」と大差ありません。ただし風邪のように数日で症状がおちついたりする事はなく、何週間も症状が続いて体重が減ってきたり寝汗をかいたりする場合もあります。またその一方でほとんど症状がなく健康診断の胸部レントゲン写真でみつかる場合もあります。
結核の一番の問題は「人から人に感染する」ことで、一人発症すると家族はもちろん学校や職場で知らない間に結核感染者が増えてしまうのが特徴です。「もしかしたら」と思ったら早めに病院を受診して検査を受けるようにしましょう!
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!
2020年03月21日
「ショッパー」でご紹介いただきました!
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本日発行の「ショッパー」で「けやき内科」をご紹介いただきました!
新年度を迎えるにあたって、入学や転勤で転居される方が多いかと思います。この時期は転居に伴って、他院から「けやき内科」へ転院される方も多いのです。そのような場合、これまでの診療内容がわかる「紹介状(診療情報提供書)」を持参いただけると助かります。「紹介状」がない場合は「くすり手帳」や「血圧手帳」「喘息日誌」「糖尿病手帳」あるいは「検査結果」など、診療情報がわかるものであればなんでもかまいません。ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
またこの時期に健康診断を希望される方も大変多くなります。「けやき内科」では原則診断書の即日発行をおこなっております。(検査項目により一部日数がかかる場合はあります。)ネットからの予約も可能ですので、ご希望のかたはお早めにご予約ください!
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!
2020年03月19日
ポトス春の増刊号で「けやき内科」を紹介いただきました!
「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます!
ポトス春の増刊号で「けやき内科」をご紹介いただきました!
記事でもご紹介をいただきましたが、院長が専門医ということもあってか「けやき内科」には「気管支喘息」や「慢性閉塞性肺疾患」といった呼吸器疾患の患者様にたくさんご来院いただき、現在も約2,000名以上の方にご通院いただいています。「けやき内科」では「気管支喘息」については「呼吸機能検査」「呼気NO測定」「総合呼吸抵抗測定装置Mostgraph」を使用し、より的確な診断や詳細な病状判断を実施しております。また治療導入後も定期的な検査実施はもちろんですが「ピークフローメーター」の推移による病状経過判断もふくめ適切な治療選択に取り組んでいます。マルチスライスCTを用いた専用ソフトウェアでの「肺気腫解析」により、呼吸機能検査と合わせて「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」の早期診断・治療にもつとめています。マルチスライスCTの読影にあたっては放射線科専門医によるインターネットを介しての遠隔読影を依頼し、より的確な画像診断が実施できるように配慮しています。
また「高血圧」「糖尿病」「高コレステロール血症」などの「生活習慣病」の患者様にもたくさんご来院いただいています。「けやき内科」では血圧測定値や血液検査結果のみをみて薬の処方をするようなことはせず、「動脈硬化(血管年齢)測定」などの検査も行いながら、患者様それぞれに応じた食事・運動などの生活習慣指導をふくめ治療薬の選択をおこなっております。ご希望のかたには保険適用外ですが被曝の心配の少ないマルチスライスCTによる「内臓脂肪測定」も行います。「薬をのんでいるだけで大丈夫かな」と思われている方は、ぜひ一度「けやき内科」におこしください。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!
ポトス春の増刊号で「けやき内科」をご紹介いただきました!
記事でもご紹介をいただきましたが、院長が専門医ということもあってか「けやき内科」には「気管支喘息」や「慢性閉塞性肺疾患」といった呼吸器疾患の患者様にたくさんご来院いただき、現在も約2,000名以上の方にご通院いただいています。「けやき内科」では「気管支喘息」については「呼吸機能検査」「呼気NO測定」「総合呼吸抵抗測定装置Mostgraph」を使用し、より的確な診断や詳細な病状判断を実施しております。また治療導入後も定期的な検査実施はもちろんですが「ピークフローメーター」の推移による病状経過判断もふくめ適切な治療選択に取り組んでいます。マルチスライスCTを用いた専用ソフトウェアでの「肺気腫解析」により、呼吸機能検査と合わせて「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」の早期診断・治療にもつとめています。マルチスライスCTの読影にあたっては放射線科専門医によるインターネットを介しての遠隔読影を依頼し、より的確な画像診断が実施できるように配慮しています。
また「高血圧」「糖尿病」「高コレステロール血症」などの「生活習慣病」の患者様にもたくさんご来院いただいています。「けやき内科」では血圧測定値や血液検査結果のみをみて薬の処方をするようなことはせず、「動脈硬化(血管年齢)測定」などの検査も行いながら、患者様それぞれに応じた食事・運動などの生活習慣指導をふくめ治療薬の選択をおこなっております。ご希望のかたには保険適用外ですが被曝の心配の少ないマルチスライスCTによる「内臓脂肪測定」も行います。「薬をのんでいるだけで大丈夫かな」と思われている方は、ぜひ一度「けやき内科」におこしください。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!
2020年03月17日
Q「この頃痰に血が混ざります・・・」
Q) この頃痰に血が混ざります。のどが痛くつらいです。風邪かと思っていたのですが、血が混ざっているのが心配です。病院へ行くべきでしょうか。
A) 「のどが痛く血痰がでる」とのことですので、のどに問題が起きている可能性が高いと考えます。通常「風邪」と考えるのはウイルスによる上気道感染ですが、単なるウイルス感染で血痰がでるのは稀です。感染症であれば「化膿性扁桃腺炎」等の細菌感染症を起こしている可能性もあり、細菌感染であれば抗生物質の投与が必要ですので病院の受診は必須です。ただ何を根拠に「風邪」と考えてみえたのかがわかりませんので、全身倦怠感や鼻水などの感染症に特徴的な他の症状がなく「のどが痛い」=「風邪」と考えてみえたのであれば、そもそも感染症ではない可能性も考えられます。「のど」と表現されるのは「扁桃腺」のみではなく「咽頭」、場合によっては「喉頭」まで該当することがありますが、同部に腫瘍などができる場合もあり注意が必要です。特に喫煙習慣のある方は「がん」の危険因子であると考えられ、統計学的にみて「下咽頭がん」や「喉頭がん」の90%以上が喫煙者であったことが報告されています。他にも「過度の飲酒」も危険因子になることが知られています。いずれにしても病院を早めに受診することをお勧めいたします。
(2020年3月17日 中日新聞市民版「教えて!ドクター Q&A」掲載)
A) 「のどが痛く血痰がでる」とのことですので、のどに問題が起きている可能性が高いと考えます。通常「風邪」と考えるのはウイルスによる上気道感染ですが、単なるウイルス感染で血痰がでるのは稀です。感染症であれば「化膿性扁桃腺炎」等の細菌感染症を起こしている可能性もあり、細菌感染であれば抗生物質の投与が必要ですので病院の受診は必須です。ただ何を根拠に「風邪」と考えてみえたのかがわかりませんので、全身倦怠感や鼻水などの感染症に特徴的な他の症状がなく「のどが痛い」=「風邪」と考えてみえたのであれば、そもそも感染症ではない可能性も考えられます。「のど」と表現されるのは「扁桃腺」のみではなく「咽頭」、場合によっては「喉頭」まで該当することがありますが、同部に腫瘍などができる場合もあり注意が必要です。特に喫煙習慣のある方は「がん」の危険因子であると考えられ、統計学的にみて「下咽頭がん」や「喉頭がん」の90%以上が喫煙者であったことが報告されています。他にも「過度の飲酒」も危険因子になることが知られています。いずれにしても病院を早めに受診することをお勧めいたします。
(2020年3月17日 中日新聞市民版「教えて!ドクター Q&A」掲載)