けやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。
昨日「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」のWEBカンファレンスに参加いたしました。
この会はもともと東京にて開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大によりWEB開催に変更されました。私にとってはこのような形式でのカンファレンス参加は初めてでしたが、日本全国から30名近くの呼吸器専門医が参加し有意義な時間を過ごせました。
まずCOPDや喘息の診療において全国的にご高名な先生の講演を聴講し、その後参加者によるディスカッションが行われました。
COPDは主にタバコにより障害が起きる慢性進行性の呼吸器疾患ですが、昨今使用できる薬剤の選択肢が増え、かつ喘息病態の合併の有無等も治療選択の上で重要となることから、以前に比べ治療計画をたてるのにはより専門的な判断が必要となっています。
今回のカンファレンスでは、各地域で実際に診療にあたる専門医が、現場でどのような判断をして治療薬の選択をおこなっているかなど、まさに生の声をお伺いすることができ、大変興味深くまた刺激となりました。
今回のカンファレンスへの参加で得られた知見を早速今後の診療に活かしていきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。