2020年07月23日

「連休」で「GO TO トラベル」

2020オリンピック開会だったはずの連休.jpg「けやき内科」のブログをご覧いただきありがとうございます!

本日から4連休ですね。(けやき内科は25日の土曜日は通常診療ですので4連休ではありませんが。)
この連休に合わせて昨日から「国内旅行の旅行代金の半分を行政が支援する」という「GO TO トラベル」事業が始まりました。
しかしながら東京での新型コロナ感染者数の増加を受けて、「東京発着を除く」という条件がつくことになりました。
一方東京以外の大阪や、けやき内科のある愛知県でも感染者数が増加しています。この様な状況で「GO TO トラベル」なんて言っていて大丈夫なのかな?と思われる方も多いと思います。

そこでご旅行される場合の注意点を何点かあげさせていただきたく思います。

1. 「3蜜」とならない様に注意しましょう。
「旅行」=「コロナ感染リスク」というわけでは決してありません。基本的に「人から人への感染」なのですから、人と接する機会が増えるほどリスクが高まるとは言えますが、「人との接触機会をできる限り減らす」様にすれば感染リスクが高くなるのを防げることになります。
例えば移動手段を多くの人と共に利用する公共交通機関ではなく、普段から接する家族だけで車を利用する様にする、旅行先で人の多い屋内のイベントに参加するのではなく、人との距離がとれる屋外で過ごす様にする、食事は外食をするのではなくホテルや旅館の泊まる部屋で食べる様にする、などが考えられます。

2. 少しでも体調を崩したら旅行をとりやめましょう。
 旅行に出かけたけれども、少し熱っぽい、風邪をひいたかな、と思う様なことがあれば一刻も早く旅行を中止しましょう。
他の人と接することなくすぐに帰宅できればベストですが、すぐに帰宅できない場合は体調が早く回復できるよう宿泊地で他の人と接しない様にして安静に過ごす様に心がけてください。体調が回復したら旅行を再開することなく帰宅して休みましょう。

3. 旅行から帰宅後に発熱などの症状がでた場合は・・・
 もともと持病もなく高齢者でもない場合は疲れからの一時的な症状かもしれないので、まずは自宅で休んで疲れをとりましょう。
ただ症状が軽くなかったり何日も続いたりする場合は病院を受診するべきですが、必ず旅行に出かけたことを伝える様にしてください。どこに旅行したか、旅行先でどういう行動をしたかも伝える様にしてください。そういった情報もコロナウイルス感染症を疑うかどうかの重要な根拠となります。

以上、注意してよい連休、よい旅行を過ごせるといいですね。

最後に、ご旅行に行かれる方は厚生労働省の「接触確認アプリ」を必ずインストールすることをお願いいたします!
ダウンロードは下のリンクからも可能です。何卒よろしくお願い申し上げます。


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posted by けやき内科 at 05:00| 新型コロナウイルス関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする