2020年11月26日

「新型コロナ感染対策とCOPD診療」について講演させていただきました。

コロナとCOPDオンライン講演会blog.jpgけやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。
昨日「アストラゼネカWebカンファレンス」にて「新型コロナウイルス感染対策とCOPD診療」について講演させていただきました。

私は開業する前に勤務していた半田市立半田病院・公立陶生病院にて、呼吸器内科医師としての仕事のみではなく「感染対策委員」としての活動もおこなっておりました。「感染対策委員」というのは院内で起きた感染症、いわゆる「院内感染(施設内感染)」における問題に対応し、予防や再発防止などの取り組みを行います。当時私は感染対策委員としての業務を担いながら、講習を受け「感染制御医(ICD:インフェクションコントロールドクター)」の資格を取得しましたが、開業後も定期的に講習会に参加し現在も資格を維持しています。
現在はまさに「新型コロナウイルス感染症」という大きな問題に直面しているわけですが、けやき内科においては私のこれまでの「感染対策委員」「ICD」としての経験・知識も活かしながら感染対策に取り組んでおります。
一方で「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」は未だ診断されていない患者様が日本に650万人以上潜在していると言われておりますが、新型コロナウイルス感染症においては「重症化」のリスク因子と考えられ、コロナ禍において一層の的確な診断と適切な治療介入が望まれていると言ってよいでしょう。
今回はけやき内科ではどのように感染対策をおこなっているか、コロナ禍におけるCOPD診療の考え方などを中心に講演させていただきました。Webでの講演に慣れない部分もあり聞き苦しい点もあったかと思いますが、聴講いただいた先生方の業務の一助となりましたら幸いです。

これからもけやき内科をよろしくお願い致します。

posted by けやき内科 at 05:00| 院長より | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする