2022年03月28日

「地域連携」の講演会に参加いたしました。

陶生病院地域連携パートセミナー2022blog.jpgけやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。

3月23日に開催されました「地域連携パートナーセミナー」に参加いたしました。
この会は瀬戸市にある公立陶生病院で開催され、陶生病院と病診連携(「病院」と「診療所」の連携)を行う診療所の医師が参加いたしました。コロナ禍でもあり講演は陶生病院からWeb配信される形で開催されましたが、私は診療所の医師としてコメンテーターとして参加させていただきましたため、陶生病院までお伺いいたしました。私はけやき内科を開業する前は陶生病院に勤務しておりましたが、10年以上たっていることもあり病院は新築されてすっかり様変わりしていましたが、今回座長をつとめられた副院長の近藤先生は私の元上司であり、血液内科部長の梶口先生や呼吸器内科部長の木村先生も私が勤務医時代から陶生病院で継続して勤務してみえた先生で、大変お世話になった先生ばかりの中で有意義な時間を過ごさせていただきました。
血液内科の梶口先生からは「血小板減少」についてご講演いただきましたが、診療所の医師でも比較的遭遇する頻度の高い疾患であり、鑑別診断から紹介するタイミングまで詳細にご講演いただき大変勉強になりました。木村先生には診療所の医師が診療する呼吸器疾患の中でもっとも頻度の高いと思われる「気管支喘息」についてご講演いただきましたが、最新のガイドラインの内容もふまえて現在の喘息の診断と治療の考え方や、診療所と病院の連携をいかにとっていくかということまでお話いただき大変勉強になりました。
地域において充実した医療サービスを行っていく上では、診療所の立場としては陶生病院のような地域の基幹病院との連携は不可欠なものです。今後も陶生病院の先生方には大変お世話になると思いますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

陶生病院講演会2022.jpg

左から木村先生、私、梶口先生、近藤先生。講演会後に会場にて。
posted by けやき内科 at 05:00| 院長より | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする