「けやき内科」のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
現在けやき内科では、新型コロナウイルスワクチンの「3回目」および「4回目」の接種を実施しております。
「けやき内科」に配送されるワクチンはファイザー社製「COMIRNATY」ですが、国の方針に基づき今後ワクチンの供給は減っていく見通しです。
現在「4回目接種」のご希望・問い合わせを大変多くいただいておりますが、「けやき内科」に配給されるワクチン相当数に対しての予約数はほぼうまり残りわずかとなってまいりました。
大変申し訳ありませんが、今後ワクチンの予約については「けやき内科」に通院中の方を優先させていただきます。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
また新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、ワクチン接種当日にコロナ感染のために接種できないという方も出てきておりますため、そのような場合に備えて「キャンセル待ち枠」として案内させていただく場合もございます。「早めに接種したい」という場合、「キャンセル待ち枠」をご利用いただいた方が早く接種できる可能性もありますため、ご予約の際にご確認ください。
現在「第7波」真っ只中ですが、これから夏休み・お盆休みをひかえ帰省やご旅行など予定されている方もたくさんおみえかと思います。現在の感染状況をかんがみて「マスク」「手洗い」「密を避ける」等の「感染対策」を怠ることなく行動いただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
これからも「けやき内科」をよろしくお願い申し上げます。
2022年07月31日
2022年07月21日
夏季休診のお知らせ
「けやき内科」のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今年は梅雨明けが早く暑い日が続いたかと思えば、ひどい雨が続いたりと寒暖差が激しく、蒸し暑い日もあったりと気候が不安定な状況が続いています。このような天候の時には体調を崩しやすくなり、「気管支喘息」の病状も不安定になりがちです。新型コロナウイルスの感染状況も第7波を迎えており、気を緩めず感染対策をしっかりとることが重要となってきています。みなさん健康管理に注意してお過ごしください。
今年の夏季休診ですが、8月11日が山の日で祝日ということもあり、12日金曜、13日土曜とお休みさせていただくことといたしました。
翌週15日月曜日からは通常診療となります。連休の前後は混雑が予想されますため、予約外で定期受診をされてみえる患者様は、薬が切れないよう余裕を持って混雑を避けて受診スケジュールを検討いただきますようお願いいたします。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。
今年は梅雨明けが早く暑い日が続いたかと思えば、ひどい雨が続いたりと寒暖差が激しく、蒸し暑い日もあったりと気候が不安定な状況が続いています。このような天候の時には体調を崩しやすくなり、「気管支喘息」の病状も不安定になりがちです。新型コロナウイルスの感染状況も第7波を迎えており、気を緩めず感染対策をしっかりとることが重要となってきています。みなさん健康管理に注意してお過ごしください。
今年の夏季休診ですが、8月11日が山の日で祝日ということもあり、12日金曜、13日土曜とお休みさせていただくことといたしました。
翌週15日月曜日からは通常診療となります。連休の前後は混雑が予想されますため、予約外で定期受診をされてみえる患者様は、薬が切れないよう余裕を持って混雑を避けて受診スケジュールを検討いただきますようお願いいたします。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。
2022年07月19日
Q「先月新型コロナウイルス感染症になり・・・」
Q) 先月新型コロナウイルス感染症になりました。熱は2日で下がり入院もせず自宅療養で隔離解除にもなったのですが、咳だけが残ってもう一ヶ月くらい続いています。これがコロナの後遺症でしょうか、だとすればいつ良くなるのでしょうか。
A) 新型コロナ感染症後の長引く咳が、本当に後遺症なのかどうかをまず判断する必要があります。コロナに感染して入院対象とならなかった方でも、咳が続くということでレントゲンを撮ると肺炎の痕が残っている場合があります。この場合は後遺症の可能性があり、いつまで症状が残るかについては人によって差がありますので一概には言えません。
一方でもともと診断されていなかった呼吸器疾患があり、コロナ感染を引き金として症状が顕在化し咳が持続している可能性もあります。例えば、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー素因があり風邪をひくと咳が長引くような経験があった方ですと「気管支喘息」の症状として咳が出ている可能性がありますし、長期間喫煙歴があり運動時の息切れを以前から感じていたような方の場合は「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」の症状として咳が持続している可能性もあります。したがって喘息の方には喘息の治療を、COPDの方にはCOPDの治療をすることが、咳の改善につながります。これらの疾患があるかどうかを判断するためには、胸部レントゲン・CTほか、呼吸機能検査やFeNO測定などの検査が有用です。まずは呼吸器専門医を受診することをお勧めいたします。
(2022年7月19日 中日新聞市民版「教えて!ドクター Q&A」掲載)
A) 新型コロナ感染症後の長引く咳が、本当に後遺症なのかどうかをまず判断する必要があります。コロナに感染して入院対象とならなかった方でも、咳が続くということでレントゲンを撮ると肺炎の痕が残っている場合があります。この場合は後遺症の可能性があり、いつまで症状が残るかについては人によって差がありますので一概には言えません。
一方でもともと診断されていなかった呼吸器疾患があり、コロナ感染を引き金として症状が顕在化し咳が持続している可能性もあります。例えば、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー素因があり風邪をひくと咳が長引くような経験があった方ですと「気管支喘息」の症状として咳が出ている可能性がありますし、長期間喫煙歴があり運動時の息切れを以前から感じていたような方の場合は「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」の症状として咳が持続している可能性もあります。したがって喘息の方には喘息の治療を、COPDの方にはCOPDの治療をすることが、咳の改善につながります。これらの疾患があるかどうかを判断するためには、胸部レントゲン・CTほか、呼吸機能検査やFeNO測定などの検査が有用です。まずは呼吸器専門医を受診することをお勧めいたします。
(2022年7月19日 中日新聞市民版「教えて!ドクター Q&A」掲載)
2022年07月18日
第3回 日本喘息学会総会学術大会に参加してまいりました。
けやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。
土日に開催されました「第3回 日本喘息学会総会学術大会」に参加してまいりました。「喘息学会」は第3回ということからもわかりますように、比較的新しく発足された学会です。「気管支喘息」の日本における患者数がおよそ1000万人と推計されているのに対し70〜80%の方は十分なコントロールができていないと考えられており、また非専門的な治療により医学的に十分にコントロールされていない状況であっても症状の軽快が得られてしまうために患者側・医療者側も「良くなった」と錯覚されうるという現状の問題もあり、さらなる「気管支喘息」の病態解明と診断及び治療の進歩を推進する目的で設立されました。
今回は名古屋での開催でかつ私自身も発表の機会をいただきましたため、久しぶりの現地での学会参加となりました。専門性に特化した学会という事もありシンポジウムやセミナーの内容は大変興味深く勉強になりました。その一方で一般講演では、各地の大学病院や総合病院の呼吸器専門医の先生が発表されている中で、私と同じように診療所の医師の立場で講演されていた先生方もおられ大変励みになりました。私自身は、「新型コロナウイルスワクチン」の接種が気管支喘息の患者様の臨床症状にどのような影響を与えるかを、当院に昨年通院された1,800名以上の診療情報からデータをまとめ発表させていただきました。新型コロウイルスワクチンの副反応として喘息症状の悪化が知られていますが、当院のデータでは「治療が必要であるのに中断している喘息患者」及び「中等症・重症の喘息患者」は副反応として喘息症状がみられやすく、また治療中断していた患者が治療再開したのちにワクチン再接種した際には喘息の悪化がみられていないことから、「ワクチン接種」の観点からも喘息治療の継続性が重要であるということを講演させていただきました。
今回の学会に参加して得られた知見を活かし、今後とも「気管支喘息」の専門医としてより地域に貢献できるよう励んでいきたいと思います。これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。
土日に開催されました「第3回 日本喘息学会総会学術大会」に参加してまいりました。「喘息学会」は第3回ということからもわかりますように、比較的新しく発足された学会です。「気管支喘息」の日本における患者数がおよそ1000万人と推計されているのに対し70〜80%の方は十分なコントロールができていないと考えられており、また非専門的な治療により医学的に十分にコントロールされていない状況であっても症状の軽快が得られてしまうために患者側・医療者側も「良くなった」と錯覚されうるという現状の問題もあり、さらなる「気管支喘息」の病態解明と診断及び治療の進歩を推進する目的で設立されました。
今回は名古屋での開催でかつ私自身も発表の機会をいただきましたため、久しぶりの現地での学会参加となりました。専門性に特化した学会という事もありシンポジウムやセミナーの内容は大変興味深く勉強になりました。その一方で一般講演では、各地の大学病院や総合病院の呼吸器専門医の先生が発表されている中で、私と同じように診療所の医師の立場で講演されていた先生方もおられ大変励みになりました。私自身は、「新型コロナウイルスワクチン」の接種が気管支喘息の患者様の臨床症状にどのような影響を与えるかを、当院に昨年通院された1,800名以上の診療情報からデータをまとめ発表させていただきました。新型コロウイルスワクチンの副反応として喘息症状の悪化が知られていますが、当院のデータでは「治療が必要であるのに中断している喘息患者」及び「中等症・重症の喘息患者」は副反応として喘息症状がみられやすく、また治療中断していた患者が治療再開したのちにワクチン再接種した際には喘息の悪化がみられていないことから、「ワクチン接種」の観点からも喘息治療の継続性が重要であるということを講演させていただきました。
今回の学会に参加して得られた知見を活かし、今後とも「気管支喘息」の専門医としてより地域に貢献できるよう励んでいきたいと思います。これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。
2022年07月03日
健康のため水を飲もう。
「けやき内科」のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今年の梅雨は例年に比べかなり早く開けてしまったため、急に夏になってしまったように感じます。今日は雨で少し涼しくは感じますが、これからの暑さ対策は大切ですね。この時期は「熱中症」にならないように、こまめな水分補給が必要なのです。「熱中症」は高温多湿な環境に体が適応しきれずにでてくる症状の総称で、「めまい」「倦怠感」「筋肉のけいれん」などがよくみられますが、重症の場合は「意識障害」がみられる場合もあります。屋外でなる事が多いですが、冷房をきらうお年寄りが屋内でなる事も増えています。また体の水分が不足すると「熱中症」以外にも、脱水から血管がつまりやすくなって「脳梗塞」や「心筋梗塞」などの病気につながる可能性もあります。寝る前、起床時、お出かけ時など、特にこまめに水分を摂取しましょう。
厚生労働省もこの時期に合わせて「健康のため水をのもう」推進運動を実施しています。
日常生活の中でこまめな水分補給をこころがけ、今年の夏をのりきりましょう。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。