2022年09月28日
秋は「喘息」にご注意ください。
「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます。
本日発行の中日新聞で、秋に悪化や発症することの多い「喘息」について名古屋市立大学の新実教授が解説されてみえます。気候のかわりやすいこれからの時期、風邪や気管支炎などの感染症が流行しやすいのはもちろんですが、喘息症状もでやすくなるのです。
この時期に「咳喘息」と診断される方もたくさんおみえになり、近年喘息患者数は増加しているとのこと。
「けやき内科」では「喘息」については適切な感染対策のもと「呼吸機能検査」「呼気NO測定」「総合呼吸抵抗測定装置Mostgraph」を実施し、より的確な診断や詳細な病状判断を実施しております。またマルチスライスCTを用いた専用ソフトウェアでの「肺気腫解析」により、呼吸機能検査と合わせて「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」の早期診断・治療にもつとめています。
咳が長引いたら一度専門医への受診をお勧めいたします。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。
2022年09月24日
今日から「結核予防週間」です。
「けやき内科」のブログをごらんいただきまして、ありがとうございます。
本日9月24日から30日までは厚生労働省により「結核予防週間」と定められています。
日本における「結核」は患者数および罹患率が順調に減少しているものの、現在も年間10,000人以上の方があらたに診断されており、かつ約2,000人の方が命を落としている今も主要な感染症です。決して過去の病気ではないのです。
「結核」の一番やっかいなところは「人から人にうつる」という事です。また症状も「せき」「たん」「熱」といった症状で、一般的な「かぜ」とさほどかわりがありません。「肺結核」と診断された方のうち多くは「風邪がなかなか治らない」という事で受診されています。また「体重が減ってきた」「なんとなく体がだるい」「微熱が続く」というような症状がでる場合もあります。こういった症状があって「もしかしたら」と思われたら早めに病院を受診しましょう。
「結核」は通常6〜9カ月とすこし長めですが、きちんと治療すれば完治がのぞめます。早めに治療して自分の健康を早くとりもどすとともに、周囲の人にもうつさないようにする事が大事です。
結核予防会では結核についての正しい知識の普及のため、「結核の常識」というパンフレットを毎年発行しています。ご興味のある方は是非一度ごらん下さい。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。
本日9月24日から30日までは厚生労働省により「結核予防週間」と定められています。
日本における「結核」は患者数および罹患率が順調に減少しているものの、現在も年間10,000人以上の方があらたに診断されており、かつ約2,000人の方が命を落としている今も主要な感染症です。決して過去の病気ではないのです。
「結核」の一番やっかいなところは「人から人にうつる」という事です。また症状も「せき」「たん」「熱」といった症状で、一般的な「かぜ」とさほどかわりがありません。「肺結核」と診断された方のうち多くは「風邪がなかなか治らない」という事で受診されています。また「体重が減ってきた」「なんとなく体がだるい」「微熱が続く」というような症状がでる場合もあります。こういった症状があって「もしかしたら」と思われたら早めに病院を受診しましょう。
「結核」は通常6〜9カ月とすこし長めですが、きちんと治療すれば完治がのぞめます。早めに治療して自分の健康を早くとりもどすとともに、周囲の人にもうつさないようにする事が大事です。
結核予防会では結核についての正しい知識の普及のため、「結核の常識」というパンフレットを毎年発行しています。ご興味のある方は是非一度ごらん下さい。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。
2022年09月23日
ポトス秋の増刊号で「けやき内科」をご紹介いただきました。
「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます。
昨日発行の「ポトス秋の増刊号」で「けやき内科」をご紹介いただきました。
院長はICD協議会認定の「感染制御医」の資格をもち、けやき内科スタッフ一丸となってコロナ感染対策にも積極的に取り組みながら、医療の質を落とすことなく日常診療に取り組んでおります。
より高精度のものになったマルチスライスCTによって検査時間は以前より短くなり、患者様の負担もより少なくなりました。画像の読影にあたっては放射線科専門医によるインターネットを介しての遠隔読影を依頼し、的確な画像診断が実施できるように配慮しています。
「けやき内科」では「気管支喘息」については「呼吸機能検査」「呼気NO測定」「総合呼吸抵抗測定装置Mostgraph」を使用し、より的確な診断や詳細な病状判断を実施しております。また治療導入後も定期的な検査実施はもちろんですが「ピークフローメーター」の推移による病状経過判断もふくめ適切な治療選択に取り組んでいます。マルチスライスCTを用いた専用ソフトウェアでの「肺気腫解析」により、呼吸機能検査と合わせて「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」の早期診断・治療にもつとめています。
最近は「新型コロナウイルス感染症の後に咳が長引く」という理由で受診される方が増えてきました。中には「気管支喘息」や「COPD」などの呼吸器疾患が潜在していたことが判明する場合もあります。気になる方は一度ご相談ください。また現在「オミクロン株」にも対応した新しい「コロナウイルスワクチン(2価ワクチン)」の予約もおこなっております。ご希望の方はお早めに申し込みください。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。
昨日発行の「ポトス秋の増刊号」で「けやき内科」をご紹介いただきました。
院長はICD協議会認定の「感染制御医」の資格をもち、けやき内科スタッフ一丸となってコロナ感染対策にも積極的に取り組みながら、医療の質を落とすことなく日常診療に取り組んでおります。
より高精度のものになったマルチスライスCTによって検査時間は以前より短くなり、患者様の負担もより少なくなりました。画像の読影にあたっては放射線科専門医によるインターネットを介しての遠隔読影を依頼し、的確な画像診断が実施できるように配慮しています。
「けやき内科」では「気管支喘息」については「呼吸機能検査」「呼気NO測定」「総合呼吸抵抗測定装置Mostgraph」を使用し、より的確な診断や詳細な病状判断を実施しております。また治療導入後も定期的な検査実施はもちろんですが「ピークフローメーター」の推移による病状経過判断もふくめ適切な治療選択に取り組んでいます。マルチスライスCTを用いた専用ソフトウェアでの「肺気腫解析」により、呼吸機能検査と合わせて「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」の早期診断・治療にもつとめています。
最近は「新型コロナウイルス感染症の後に咳が長引く」という理由で受診される方が増えてきました。中には「気管支喘息」や「COPD」などの呼吸器疾患が潜在していたことが判明する場合もあります。気になる方は一度ご相談ください。また現在「オミクロン株」にも対応した新しい「コロナウイルスワクチン(2価ワクチン)」の予約もおこなっております。ご希望の方はお早めに申し込みください。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。
2022年09月22日
「ショッパー」でご紹介いただきました。
本日発行の「ショッパー」で「けやき内科」をご紹介いただきました。
「新型コロナ」の第7波からなかなか抜け出せない現状オミクロン株対応コロナワクチンの接種も始まるところですが、これからの時期インフルエンザなどの冬季の感染症の流行にも注意せねばなりません。新型コロナ・インフルエンザの予防接種に加え、引き続き「手洗い」「うがい」といった感染症対策の励行、体調管理により注意していくことが求められます。
また「けやき内科」にはたくさんの気管支喘息の患者様に通院いただいておりますが、こういった冬季の感染症により喘息症状が悪化しないようにするには、普段の治療がいかに適切にできているかが重要なポイントとなります。そのためには、症状のみならず「呼気中NO測定」「呼吸抵抗測定」「呼吸機能検査」等で、きちんと病状がコントロールできているか客観的に判断する事が有用となります。「咳が続いているけど大丈夫かな」「これからの時期、喘息がまたでこないかな」とご不安な方も是非一度「けやき内科」にご来院ください。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。
2022年09月21日
Q「70代の父は10年前まで喫煙していました・・・」
Q) 70代の父は10年前まで喫煙していました。基礎疾患はないのですが、やはり喫煙経験者だと肺の病気や新型コロナウイルスなどかかりやすいのでしょうか。高齢者なので心配です。
A) 60才代まで喫煙されていたということですと、30年以上喫煙歴があるということでしょうか。特に基礎疾患はないとのことですが、COPD(慢性閉塞性肺疾患)が潜在している可能性はあるかと思います。COPDは自覚症状が乏しいまま進行することも少なくなく、胸部レントゲンでの健康診断では指摘されにくく、胸部CTによる肺気腫の確認や呼吸機能検査による機能障害の有無を確認しないと確実には診断できません。一方で呼吸機能検査は強制呼気を検査手技に必要とするため、コロナ禍となってからは感染リスクの観点から人間ドックでも実施されない事が多くなり、結果としてCOPDの見落としにつながっている可能性もあります。また高齢であることやCOPDの存在は新型コロナ感染におけるリスクと言われていますが、「かかりやすい」というわけではなく「重症化しやすい」とご理解ください。
いずれにしても感染しないように配慮する事が重要であり、喫煙歴や年齢を考えるとワクチン接種や手洗い・マスク・密の回避などの感染対策を継続することが必要です。万が一発熱などの感染を疑う症状がみられた場合には、早めに指定医療機関にて検査を受けることをお勧めいたします。
(2022年9月21日 中日新聞市民版「教えて!ドクター Q&A」掲載)
A) 60才代まで喫煙されていたということですと、30年以上喫煙歴があるということでしょうか。特に基礎疾患はないとのことですが、COPD(慢性閉塞性肺疾患)が潜在している可能性はあるかと思います。COPDは自覚症状が乏しいまま進行することも少なくなく、胸部レントゲンでの健康診断では指摘されにくく、胸部CTによる肺気腫の確認や呼吸機能検査による機能障害の有無を確認しないと確実には診断できません。一方で呼吸機能検査は強制呼気を検査手技に必要とするため、コロナ禍となってからは感染リスクの観点から人間ドックでも実施されない事が多くなり、結果としてCOPDの見落としにつながっている可能性もあります。また高齢であることやCOPDの存在は新型コロナ感染におけるリスクと言われていますが、「かかりやすい」というわけではなく「重症化しやすい」とご理解ください。
いずれにしても感染しないように配慮する事が重要であり、喫煙歴や年齢を考えるとワクチン接種や手洗い・マスク・密の回避などの感染対策を継続することが必要です。万が一発熱などの感染を疑う症状がみられた場合には、早めに指定医療機関にて検査を受けることをお勧めいたします。
(2022年9月21日 中日新聞市民版「教えて!ドクター Q&A」掲載)