2022年11月24日

ショッパーでご紹介いただきました。

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本日発行のショッパーで「けやき内科」をご紹介いただきました。
今年は「新型コロナウイルス」と「インフルエンザ」の同時流行が懸念されており、実際に同時に検出される発熱患者が報告されています。同時感染した場合は重症科率が高くなると言われており、感染力の高さから感染者数の急激な増加も懸念されており、大きな経済的損失につながる可能性があります。
現在「けやき内科」では「新型コロナウイルス」に対する予防接種「インフルエンザ」の予防接種を積極的におこなっております。ご希望の方はお早めに申し込みください。
また「けやき内科」にはたくさんの気管支喘息の患者様に通院いただいておりますが、冬季の感染症により喘息症状が悪化しないようにするには、普段の治療がいかに適切にできているかが重要なポイントとなります。そのためには、症状のみならず「呼気中NO測定」「呼吸抵抗測定」「呼吸機能検査」等で、きちんと病状がコントロールできているか客観的に判断する事が有用となります。「咳が続いているけど大丈夫かな」「これからの時期、喘息がまたでこないかな」とご不安な方も是非一度「けやき内科」にご来院ください。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。



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2022年11月22日

Q「ゼーゼー、ヒューヒューという音(喘鳴)があり・・・」

教えてドクター2.jpgQ) ゼーゼー、ヒューヒューという音(喘鳴)があり、気管支喘息と診断されました。しかし、気管支喘息の治療をしても改善しません。本当に気管支喘息なのでしょうか。

A) まず気管支喘息という診断が正しいかどうかですが、症状以外に診断根拠はありますでしょうか。確かに「喘鳴」は気管支喘息の代表的な症状の一つですが、気管支喘息以外にも「喘鳴」をきたす疾患はあります。細気管支炎、DPB(びまん性汎細気管支炎)、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などの呼吸器疾患や、心不全のような心臓疾患でも「喘鳴」はみられます。これらの疾患かどうかを判断するためには、胸部レントゲンやCTなどの画像診断や呼吸機能検査、気道のアレルギー反応の有無を判断するFeNO測定など、種々の検査が有用と言えます。
 気管支喘息という診断が正しかったとして、改善しないと感じられる場面もいくつか考えられます。まず気管支喘息の治療薬は吸入薬が中心となりますが、通常治療開始してすぐに劇的な症状の改善はみられません。効果がでるのに数日から1週間程度は要しますので、日にちをみることも必要です。また吸入薬は「吸う」という動作を要する特性上、上手く使えていないと十分な効果は発揮されません。吸入方法が正しいかどうかを確認する必要もあります。また喘息は症状のみを基準に重症度を判断してしまうと病状が過小評価されることもよくあります。重症度の過小評価により不十分な治療薬の選択になってしまい改善しない可能性もあります。一度呼吸器専門医を受診することをお勧めいたします。



(2022年11月22日 中日新聞近郊通し版「教えて!ドクター Q&A」掲載)


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2022年11月17日

Q「からせきが3週間以上続きます・・・」

教えてドクター2.jpgQ)からせき(たんのないせき)が3週間以上続きます。ただの風邪でしょうか。

A) 「風邪」とは上気道(鼻腔から咽頭までの気道)における急性の炎症によって引き起こされる種々の症状を特徴とする疾患です。もちろん「せき」も「風邪」の代表的な症状の一つですが通常は持続するのは1週間から10日程度で、3週間以上続くというのは「風邪」以外の問題の存在を疑う根拠となります。
 「風邪」はウイルスの感染に起因することが最も多いのですが、もし感染症とすると「風邪」ではなく「マイコプラズマ感染症」や「百日咳」といった「ながびくせき」を特徴とした感染性疾患が疑われます。その場合は治療として有効な抗生物質の投与が必要となりますし、人から人にうつる可能性もありますので症状のある間は注意が必要です。
 また感染症以外に「気管支喘息」「咳喘息」「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」といった呼吸器疾患が潜在していたために長期間せきが続いている可能性もあります。症状の出始めには「風邪」だったとしても、このような疾患が元々あって「風邪」を引き金として症状がながびく状況になる場合もあるのです。この場合、「喘息」や「COPD」に対しての治療を行わないとせきはなかなか治りません。
 いずれにしても「ただの風邪」とは考えにくく、一度呼吸器専門医を受診することをお勧めいたします。



(2022年11月17日 中日新聞市民版「教えて!ドクター Q&A」掲載)


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2022年11月16日

今日は「World COPD Day (世界COPDの日)」です。

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「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます。
今日11月16日は「World COPD Day (世界COPDの日)」です。みなさん、ご存じですか?
「COPD」というのは「Chronic Obstructive Pulmonary Disease : 慢性閉塞性肺疾患」のことで、主にタバコによっておこる肺の機能障害をきたす病気です。以前は「肺気腫」や「慢性気管支炎」ともよばれていました。ながくつづく「せき」「たん」「息切れ」を主な症状とする病気ですが、初期のうちはあまり自覚症状がない場合もあります。
現在日本ではCOPDでありながら診断・治療されていない方が650万人以上いると推測されており、世界的にもWHOにより2030年までにCOPDが世界の死因第三位までになるであろうと予測されています。このような現状のなかCOPDが社会的に認知されていないことが問題視されており、まずは一般のかたがたにCOPDを知ってもらおうという目的で2002年に「Word COPD Day」が提唱されました。
「けやき内科」では診断に不可欠な「呼吸機能検査」はもちろん、また「COPD」の病状判断に有用な「マルチスライスCT」による「肺気腫解析」も実施しています。「COPD」に「気管支喘息」が合併した「ACO(Asthma-COPD Overlap: 喘息COPDオーバーラップ)」の診断に有用な「呼気中NO測定」や、COPDに伴う呼吸不全の判断に役立つ「動脈血液ガス分析」も実施しております。「World COPD Day」を機会に「もしかしたら自分も・・・」と思われる方は受診されることをおすすめいたします。

これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。


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2022年11月14日

今日は「World Diabetes Day (世界糖尿病デー)」です。

世界糖尿病デー2022blog.jpg「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます。
今日11月14日は「World Diabetes Day (世界糖尿病デー)」です。

IDF(International Diabetes Federation: 国際糖尿病連合)によると現在の世界の糖尿病人口は5億3700万人、このまま増え続ければ2045年には7億8300万人に達すると試算されています。
「世界糖尿病デー」は2006年に国連でIDFからの「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」が採択されさだめられました。糖尿病の脅威に対して「糖尿病との闘いのために団結しよう(Unite for Diabetes)」をキャッチフレーズに、「ブルーサークル」をシンボルマークとして全国で糖尿病抑制にむけたキャンペーンが展開されます。今年も各地の名所の「ブルーライトアップ」を中心に「糖尿病デー」にちなんだイベントが開催される予定です。

糖尿病は初期には症状がないことがほとんどであり、発症にきづかないまま進行している事も珍しくありません。糖尿病を早期発見するためには、健康診断を積極的にうけることが一番です。現在各地方自治体が実施している「特定健康診査」においても糖尿病かどうかを判断する検査項目がふくまれており、積極的にうけられることをおすすめいたします。「けやき内科」も委託医療機関として実施可能(予約制)ですので、ご希望の方は是非お申し出下さい。
また「けやき内科」では糖尿病の病状判断に有用な「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」の測定に、採血後すぐに結果がでる「DCAバンテージ」を導入しておりますので、受診当日に結果を確認して治療方針を相談することが可能です。「採血の結果はまた次回、といつも言われてるけど大丈夫かな?」とご不安な方は、ぜひ一度ご来院ください。

これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。


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