2023年06月22日
「ショッパー」でご紹介いただきました。
「けやき内科」のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
6月22日発行の「ショッパー」で「けやき内科」をご紹介いただきました。
新型コロナウイルス感染症が5類になり、日常生活が元に戻ってきています。ただコロナウイルスが消えてなくなったわけではなく、重症化率が低下したといっても感染者数は増えています。また例年と違ってこの時期のインフルエンザ感染者数も多く、「発熱」の症状で診察を希望される方も少なくありません。「けやき内科」では現在、5類移行前と同様に通常診療と分けて「発熱外来」を実施しております。「発熱」の症状で診察を希望される方は必ず予めお電話いただきますようお願い申し上げます。診察及びインフルエンザ・新型コロナウイルスの抗原検査は駐車場で実施いたしますのでご了承ください。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。
2023年06月16日
Q「最近、食事中にむせてしまうことが多くなりました・・・」
Q) 60代男性です。最近、食事中にむせてしまうことが多くなりました。病院に行った方がいいでしょうか?
A) 通常、人は口か鼻で呼吸していますが、ものを食べる時も口から食べています。息も食べ物も入口は同じ「口」なわけですが、喉の奥の部分で息の通り道である「気管」と食べ物の通り道である「食道」に別れており、特に意識しなくても食べ物は「気管」に入らずに「食道」に入るような構造になっています。「むせる」というのはこの構造が何らかの理由で破綻したために起きる現象で、本来何も固形物が入らない「気管」に食べ物が入ってしまうため咳き込んでしまうのです。また飲食物が「気管」に入る現象を医学用語では「誤嚥」と言います。誤嚥をきっかけに肺炎になること(誤嚥性肺炎)もありますので注意が必要です。
「むせる」原因はさまざまで、脳梗塞などの脳血管障害に伴って嚥下機能が低下して起きる場合もあれば、「気管」と「食道」の分かれ道の部分にある「喉頭」にできた腫瘍などが原因で起きたり、声を出す役割の「声帯」を動かす「反回神経」が何らかの原因で麻痺することが原因となる等が挙げられます。また反回神経麻痺の原因も肺癌・大動脈瘤・神経疾患などさまざまです。このように「むせる」場合はさまざまな病気の可能性が考えられますので、病院に行かれたほうがいいですね。
(2023年6月16日 市民版「教えて!ドクター Q&A」掲載)
A) 通常、人は口か鼻で呼吸していますが、ものを食べる時も口から食べています。息も食べ物も入口は同じ「口」なわけですが、喉の奥の部分で息の通り道である「気管」と食べ物の通り道である「食道」に別れており、特に意識しなくても食べ物は「気管」に入らずに「食道」に入るような構造になっています。「むせる」というのはこの構造が何らかの理由で破綻したために起きる現象で、本来何も固形物が入らない「気管」に食べ物が入ってしまうため咳き込んでしまうのです。また飲食物が「気管」に入る現象を医学用語では「誤嚥」と言います。誤嚥をきっかけに肺炎になること(誤嚥性肺炎)もありますので注意が必要です。
「むせる」原因はさまざまで、脳梗塞などの脳血管障害に伴って嚥下機能が低下して起きる場合もあれば、「気管」と「食道」の分かれ道の部分にある「喉頭」にできた腫瘍などが原因で起きたり、声を出す役割の「声帯」を動かす「反回神経」が何らかの原因で麻痺することが原因となる等が挙げられます。また反回神経麻痺の原因も肺癌・大動脈瘤・神経疾患などさまざまです。このように「むせる」場合はさまざまな病気の可能性が考えられますので、病院に行かれたほうがいいですね。
(2023年6月16日 市民版「教えて!ドクター Q&A」掲載)
2023年06月01日
令和5年度の「特定健康診査」を実施いたします。
「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます。
6月から令和5年度の「特定健康診査」を実施いたします。
この「特定健康診査」は平成20年度から開始された「メタボ検診」ともいわれるもので、「高血圧」「糖尿病」「高コレステロール血症」「高尿酸血症(痛風)」などの「食べ過ぎ」「運動不足」といった生活習慣の問題からおきる「生活習慣病」の早期発見・予防を目的としています。血液検査・尿検査・血圧測定・診察・身体計測を行い、4月1日時点で40・45・50・55・60・65・70歳の方は心電図検査と貧血検査も実施します。
対象となるのは名古屋市在住の40才以上のかたです。ご希望のかたは、「国民健康保険」の方は名古屋市から配布された「受診券」を、「被用者保険(協会けんぽ・健保組合・共済組合・国保連合)」の方は協会あるいは組合から配布された「受診券」をご準備のうえご予約ください。(けやき内科では健康診断はすべて予約制で実施しております。なお通常の診療と同時には実施できません。)また健康保険証の確認も必要ですので、ご来院の際は忘れずにあわせて持参いただきますよう、よろしくお願いいたします。
現在名古屋市では「30・35健診」も行われており、4月1日時点で30才と35才の方も「特定健康診査」と同様の内容の健診を受けることが可能です。「特定健康診査」と同様に名古屋市から配布された「受診券」を持参いただき、ご予約いただきますようお願いいたします。また75才以上のかたは「特定健康診査」とほぼ同じ内容の「後期高齢者医療健康診査」が受けられます。「特定健康診査」同様に名古屋市から配布された「受診券」をご持参ください。なお5年以上後期高齢者健診を受けてみえない場合は受診券は送付されません。受診勧奨のお手紙を持参くださいますようお願いいたします。
健診の結果は3〜4週後に「けやき内科」に届きますので、通常の診療と同様の形式で説明させていただきます。結果説明のみの場合は無料となりますが、治療や精密検査の必要な病状と判断された場合は再診あつかいでの保険診療となります。
一年に一度の健診をうける機会ですので、健康管理のため是非ご検討ください。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。
6月から令和5年度の「特定健康診査」を実施いたします。
この「特定健康診査」は平成20年度から開始された「メタボ検診」ともいわれるもので、「高血圧」「糖尿病」「高コレステロール血症」「高尿酸血症(痛風)」などの「食べ過ぎ」「運動不足」といった生活習慣の問題からおきる「生活習慣病」の早期発見・予防を目的としています。血液検査・尿検査・血圧測定・診察・身体計測を行い、4月1日時点で40・45・50・55・60・65・70歳の方は心電図検査と貧血検査も実施します。
対象となるのは名古屋市在住の40才以上のかたです。ご希望のかたは、「国民健康保険」の方は名古屋市から配布された「受診券」を、「被用者保険(協会けんぽ・健保組合・共済組合・国保連合)」の方は協会あるいは組合から配布された「受診券」をご準備のうえご予約ください。(けやき内科では健康診断はすべて予約制で実施しております。なお通常の診療と同時には実施できません。)また健康保険証の確認も必要ですので、ご来院の際は忘れずにあわせて持参いただきますよう、よろしくお願いいたします。
現在名古屋市では「30・35健診」も行われており、4月1日時点で30才と35才の方も「特定健康診査」と同様の内容の健診を受けることが可能です。「特定健康診査」と同様に名古屋市から配布された「受診券」を持参いただき、ご予約いただきますようお願いいたします。また75才以上のかたは「特定健康診査」とほぼ同じ内容の「後期高齢者医療健康診査」が受けられます。「特定健康診査」同様に名古屋市から配布された「受診券」をご持参ください。なお5年以上後期高齢者健診を受けてみえない場合は受診券は送付されません。受診勧奨のお手紙を持参くださいますようお願いいたします。
健診の結果は3〜4週後に「けやき内科」に届きますので、通常の診療と同様の形式で説明させていただきます。結果説明のみの場合は無料となりますが、治療や精密検査の必要な病状と判断された場合は再診あつかいでの保険診療となります。
一年に一度の健診をうける機会ですので、健康管理のため是非ご検討ください。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。