「けやき内科」のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
いよいよ今週末からからゴールデンウィークが始まります。長い方だと10連休となる方もみえるようです。良い休暇が過ごせると良いですね。
けやき内科の診療ですが、ゴールデンウィーク中は暦通りに診療を行います。29日の月曜日は「昭和の日」で祝日なので休診です。4月30日火曜から5月2日木曜までの3日間は通常通りの診療です。5月3日から6日は祝日のため休診とさせていただきますが、7日の火曜日から通常通りの診療となります。
けやき内科が休診の祝日・日曜に体調が悪くなった場合は、休日診療所や地域の救急センターを受診いただきますようお願いします。その場合は「くすり手帳」「喘息日記」「血圧手帳」などを持参いただけますと、普段の診療内容が伝わりやすいと思いますのでよろしくお願いいたします。
みなさん体調管理に気をつけて良い休日をお過ごしください。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。
2024年04月25日
2024年04月24日
Q「なかなか自分だけでは禁煙できないので・・・」
Q) なかなか自分だけでは禁煙できないので禁煙治療をしようと思いクリニックへ行くと、薬品不足で治療中止していると言われてしまいました。ほかに治療できる方法はないでしょうか。
A) 現在「禁煙外来」で使用する禁煙補助薬である「バレニクリン酒石酸塩(以下バレニクリン)」が長期欠品しており、そのため「禁煙治療」を中止している医療機関も少なくありません。しかしながらバレニクリン以外の禁煙補助薬として「ニコチン貼付薬(以下ニコチンパッチ)」があり、ニコチンパッチを用いて「禁煙外来」を実施している医療機関もありますので、問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。
バレニクリンと異なりニコチンパッチは薬剤の成分としてニコチンを含んでおり、禁煙外来通院期間もバレニクリンが12週間であるのに対し、ニコチンパッチは8週間(保険上は10週間まで投与可能)と短いですが、厚生労働省の禁煙外来治療実態調査によれば禁煙外来5回通院者の4週間禁煙率はバレニクリン 79.1%、ニコチンパッチ 76.9%と大きな差はありませんでした。また現在市販の禁煙補助薬「ニコチンガム」もありますので、病院を受診せずに市販薬を用いてご自身で禁煙に取り組むのも一つの方法です。ただしニコチンパッチやニコチンガムは成分としてニコチンを含むため、うまく禁煙できず漫然と使用すると健康上よくありませんので注意が必要です。
何より大事なのは「禁煙しよう」というご自身の意思だと思いますので、検討いただいて前向きに取り組まれることをお勧めします。
(2024年4月24日 市民版「教えて!ドクター Q&A」掲載)
A) 現在「禁煙外来」で使用する禁煙補助薬である「バレニクリン酒石酸塩(以下バレニクリン)」が長期欠品しており、そのため「禁煙治療」を中止している医療機関も少なくありません。しかしながらバレニクリン以外の禁煙補助薬として「ニコチン貼付薬(以下ニコチンパッチ)」があり、ニコチンパッチを用いて「禁煙外来」を実施している医療機関もありますので、問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。
バレニクリンと異なりニコチンパッチは薬剤の成分としてニコチンを含んでおり、禁煙外来通院期間もバレニクリンが12週間であるのに対し、ニコチンパッチは8週間(保険上は10週間まで投与可能)と短いですが、厚生労働省の禁煙外来治療実態調査によれば禁煙外来5回通院者の4週間禁煙率はバレニクリン 79.1%、ニコチンパッチ 76.9%と大きな差はありませんでした。また現在市販の禁煙補助薬「ニコチンガム」もありますので、病院を受診せずに市販薬を用いてご自身で禁煙に取り組むのも一つの方法です。ただしニコチンパッチやニコチンガムは成分としてニコチンを含むため、うまく禁煙できず漫然と使用すると健康上よくありませんので注意が必要です。
何より大事なのは「禁煙しよう」というご自身の意思だと思いますので、検討いただいて前向きに取り組まれることをお勧めします。
(2024年4月24日 市民版「教えて!ドクター Q&A」掲載)
2024年04月13日
2024年04月08日
第64回 日本呼吸器学会学術講演会に参加してまいりました。
けやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。
横浜で開催されました「第64回 日本呼吸器学会学術講演会」に参加してまいりました。診療のスケジュール上、日曜日1日のみの参加でしたが、気管支喘息のシンポジウム、非結核性抗酸菌症のセミナーや、感染対策の講習会など、呼吸器疾患領域の様々なトピックスについて学ぶことができました。この学会は日本全国の呼吸器疾患の診療・研究に携わる医師が参加するため、呼吸内科医として診療をおこなっている立場としては大変刺激になる講演会です。コロナ禍となってからは学会はWeb参加とすることも多いのですが、リアルで参加することは講演のみならず現地での情報交換をする良い機会ともなります。
今回学術講演会に参加して、普段の診療のみでは得られない知見を得ることができ、早速今後の日常診療に活かしていきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。
横浜で開催されました「第64回 日本呼吸器学会学術講演会」に参加してまいりました。診療のスケジュール上、日曜日1日のみの参加でしたが、気管支喘息のシンポジウム、非結核性抗酸菌症のセミナーや、感染対策の講習会など、呼吸器疾患領域の様々なトピックスについて学ぶことができました。この学会は日本全国の呼吸器疾患の診療・研究に携わる医師が参加するため、呼吸内科医として診療をおこなっている立場としては大変刺激になる講演会です。コロナ禍となってからは学会はWeb参加とすることも多いのですが、リアルで参加することは講演のみならず現地での情報交換をする良い機会ともなります。
今回学術講演会に参加して、普段の診療のみでは得られない知見を得ることができ、早速今後の日常診療に活かしていきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。