2024年09月29日
「ショッパー」でご紹介いただきました。
「けやき内科」のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
本日発行の「ショッパー」で「けやき内科」をご紹介いただきました。
夏も終わり、気温が下がってくるこの季節は「ぜんそく」の病状が悪化しがちです。
症状が悪化しないようにするには、普段の治療がいかに適切にできているかが重要なポイントとなります。そのためには、症状のみならず「呼気中NO測定」「呼吸抵抗測定」「呼吸機能検査」等で、きちんと病状がコントロールできているか客観的に判断する事が有用となります。ご不安な方は是非一度「けやき内科」にご来院ください。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。
2024年09月27日
Q「最近階段をのぼるときなど、すぐ息が切れるのが気になって・・・」
Q) 最近階段をのぼるときなど、すぐ息が切れるのが気になっています。年齢のせいでしょうか?
A) 確かに年齢とともに筋力や心肺機能が低下することにより「息切れ」を自覚する可能性はありますが、必ずしも加齢によるとは言い切れません。
一般に息切れは酸素不足によって起こります。酸素は呼吸によって空気中から体内にとり込まれ、肺の肺胞で血液中に溶け込みます。血液中の酸素は赤血球のヘモグロビンによって全身に運ばれますが、血液を全身に送る役割は心臓が担っています。この肺・ヘモグロビン・心臓の3つのうちのどれかに問題が起きると酸素不足になります。したがって慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎などの慢性進行性の呼吸器疾患、心臓弁膜症や心筋梗塞などの心疾患は息切れの原因となり得ます。またヘモグロビンの減少はいわゆる貧血を指しますが、胃や大腸などに何らかの病気ができて起きる消化管出血は貧血の原因になりますし、白血病などの血液疾患も貧血を伴う場合があります。
このように息切れは様々な疾患から引き起こされる可能性があり、息切れの症状のみでは原因を特定するのは困難です。息切れの程度にもよりますが、早めに病院を受診して精密検査を受けることをお勧めいたします。
(2024年9月27日 市民版「教えて!ドクター Q&A」掲載)
A) 確かに年齢とともに筋力や心肺機能が低下することにより「息切れ」を自覚する可能性はありますが、必ずしも加齢によるとは言い切れません。
一般に息切れは酸素不足によって起こります。酸素は呼吸によって空気中から体内にとり込まれ、肺の肺胞で血液中に溶け込みます。血液中の酸素は赤血球のヘモグロビンによって全身に運ばれますが、血液を全身に送る役割は心臓が担っています。この肺・ヘモグロビン・心臓の3つのうちのどれかに問題が起きると酸素不足になります。したがって慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎などの慢性進行性の呼吸器疾患、心臓弁膜症や心筋梗塞などの心疾患は息切れの原因となり得ます。またヘモグロビンの減少はいわゆる貧血を指しますが、胃や大腸などに何らかの病気ができて起きる消化管出血は貧血の原因になりますし、白血病などの血液疾患も貧血を伴う場合があります。
このように息切れは様々な疾患から引き起こされる可能性があり、息切れの症状のみでは原因を特定するのは困難です。息切れの程度にもよりますが、早めに病院を受診して精密検査を受けることをお勧めいたします。
(2024年9月27日 市民版「教えて!ドクター Q&A」掲載)
2024年09月24日
今日から「結核予防週間」です。
「けやき内科」のブログをごらんいただきまして、ありがとうございます。
本日9月24日から30日までは厚生労働省により「結核予防週間」と定められています。
日本における「結核」は患者数および罹患率が順調に減少しているものの、現在も年間10,000人以上の方があらたに診断されており、かつ1,500人以上の方が命を落としている今も主要な感染症です。決して過去の病気ではないのです。
「結核」の一番やっかいなところは「人から人にうつる」という事です。また症状も「せき」「たん」「熱」といった症状で、一般的な「かぜ」とさほどかわりがありません。「肺結核」と診断された方のうち多くは「風邪がなかなか治らない」という事で受診されています。また「体重が減ってきた」「なんとなく体がだるい」「微熱が続く」というような症状がでる場合もあります。こういった症状があって「もしかしたら」と思われたら早めに病院を受診しましょう。
「結核」は通常6〜9カ月とすこし長めですが、きちんと治療すれば完治がのぞめます。早めに治療して自分の健康を早くとりもどすとともに、周囲の人にもうつさないようにする事が大事です。
結核予防会では結核についての正しい知識の普及のため、「結核の常識」というパンフレットを毎年発行しています。ご興味のある方は是非一度ごらん下さい。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。
本日9月24日から30日までは厚生労働省により「結核予防週間」と定められています。
日本における「結核」は患者数および罹患率が順調に減少しているものの、現在も年間10,000人以上の方があらたに診断されており、かつ1,500人以上の方が命を落としている今も主要な感染症です。決して過去の病気ではないのです。
「結核」の一番やっかいなところは「人から人にうつる」という事です。また症状も「せき」「たん」「熱」といった症状で、一般的な「かぜ」とさほどかわりがありません。「肺結核」と診断された方のうち多くは「風邪がなかなか治らない」という事で受診されています。また「体重が減ってきた」「なんとなく体がだるい」「微熱が続く」というような症状がでる場合もあります。こういった症状があって「もしかしたら」と思われたら早めに病院を受診しましょう。
「結核」は通常6〜9カ月とすこし長めですが、きちんと治療すれば完治がのぞめます。早めに治療して自分の健康を早くとりもどすとともに、周囲の人にもうつさないようにする事が大事です。
結核予防会では結核についての正しい知識の普及のため、「結核の常識」というパンフレットを毎年発行しています。ご興味のある方は是非一度ごらん下さい。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。
2024年09月19日
ポトス秋の増刊号で「けやき内科」をご紹介いただきました。
「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます。
本日発行の「ポトス秋の増刊号」で「けやき内科」をご紹介いただきました。
けやき内科ではより高精細なマルチスライスCTによってCT撮影時間は以前より短くなり、患者様の負担もより少なくなりました。画像の読影にあたっては放射線科専門医によるインターネットを介しての遠隔読影を依頼し、的確な画像診断が実施できるように配慮しています。
「気管支喘息」については「呼吸機能検査」「呼気NO測定」「総合呼吸抵抗測定装置Mostgraph」を使用し、より的確な診断や詳細な病状判断を実施しております。また治療導入後も定期的な検査実施はもちろんですが「ピークフローメーター」の推移による病状経過判断もふくめ適切な治療選択に取り組んでいます。マルチスライスCTを用いた専用ソフトウェアでの「肺気腫解析」により、呼吸機能検査と合わせて「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」の早期診断・治療にもつとめています。
またけやき内科を運営する医療法人CRASでは、日進市竹の山に「住宅型有料老人ホームVITA」を本年1月にオープンいたしました。現在入居者様大募集中!スタッフ一同、お問い合わせをお待ちしております。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。
本日発行の「ポトス秋の増刊号」で「けやき内科」をご紹介いただきました。
けやき内科ではより高精細なマルチスライスCTによってCT撮影時間は以前より短くなり、患者様の負担もより少なくなりました。画像の読影にあたっては放射線科専門医によるインターネットを介しての遠隔読影を依頼し、的確な画像診断が実施できるように配慮しています。
「気管支喘息」については「呼吸機能検査」「呼気NO測定」「総合呼吸抵抗測定装置Mostgraph」を使用し、より的確な診断や詳細な病状判断を実施しております。また治療導入後も定期的な検査実施はもちろんですが「ピークフローメーター」の推移による病状経過判断もふくめ適切な治療選択に取り組んでいます。マルチスライスCTを用いた専用ソフトウェアでの「肺気腫解析」により、呼吸機能検査と合わせて「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」の早期診断・治療にもつとめています。
またけやき内科を運営する医療法人CRASでは、日進市竹の山に「住宅型有料老人ホームVITA」を本年1月にオープンいたしました。現在入居者様大募集中!スタッフ一同、お問い合わせをお待ちしております。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。
2024年09月17日
秋は「喘息」にご注意ください。
「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます。
本日発行の中日新聞で、秋に悪化や発症することの多い「喘息」について名古屋市立大学の新実教授が解説されてみえます。気候のかわりやすいこれからの時期、風邪や気管支炎などの感染症が流行しやすいのはもちろんですが、喘息症状もでやすくなるのです。
この時期に「咳喘息」と診断される方もたくさんおみえになり、近年喘息患者数は増加しているとのこと。
「けやき内科」では「喘息」については適切な感染対策のもと「呼吸機能検査」「呼気NO測定」「総合呼吸抵抗測定装置Mostgraph」を実施し、より的確な診断や詳細な病状判断を実施しております。またマルチスライスCTを用いた専用ソフトウェアでの「肺気腫解析」により、呼吸機能検査と合わせて「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」の早期診断・治療にもつとめています。
咳が長引いたら一度専門医への受診をお勧めいたします。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。