
週末に名古屋で開催された「呼吸器感染症研究会」に参加してまいりました。この会は今回が70回目という歴史のある会で東海地域で呼吸器感染症の診療に携わっている専門医が毎回数多く参加し、「肺炎」「結核」「インフルエンザ」などの「呼吸器感染症」領域の疾患の診療について熱心な議論がおこなわれます。今回も多くの専門医が参加し症例検討を中心に積極的な討議がおこなわれ大変勉強になりました。
症例検討以外にも特別講演が毎回おこなわれるのですが、今回は沖縄からおみえになった感染症診療においては非常に有名な先生がご講演されました。「肺炎の診断」を中心としたご内容でしたが、「肺炎」は普段の診療のなかでよく遭遇する疾患の一つであり非常に参考になりました。また昨シーズン・今シーズンにおける「沖縄におけるインフルエンザの流行」についてもふれられ、インフルエンザ重症例の特徴などをおききすることもでき興味深いものでした。
「呼吸器感染症」の症状は「咳」「痰」「発熱」がおもなものであり、大学病院や市民病院などの大きな総合病院より「けやき内科」のような診療所を受診されるかたのほうが圧倒的に多いです。今後もより良い診療がおこなえるよう、最新の知見もとりいれていきたいと思います。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。