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昨日12月16日、厚生労働省はインフルエンザ患者報告数が基準値をこえたため「2011年のインフルエンザ流行シーズンにはいった。」と発表しました。報告数が多い上位三県は宮城・愛知・三重で、「けやき内科」のある愛知県は全国二位の報告数となっています!
すこし前から「マイコプラズマ」が大流行している愛知県ですが、これからはインフルエンザにも要注意ですね!
インフルエンザは「飛沫感染」といって、インフルエンザになった人の「せき」「たん」「くしゃみ」のなかにウイルスがふくまれており、それをすいこんだかたが発症します。人から人にうつる病気であり感染力がつよいので流行してしまうのですね。
予防策の一つは「予防接種」です。通常予防接種してから抗体(免疫力)ができてくるのに2〜4週かかりますので、流行がはじまったとなると早めに接種したほうがよいと思われます!「けやき内科」でも実施しておりますので、ご希望のかたはお早めにお申し込み下さい!
もう一つは「うがい・手洗い」です。外出されたあと、特にひとごみにでたあとなどはインフルエンザのかたと接している可能性がありますので、かならず「うがい・手洗い」をおこないましょう。「マスクをしていれば大丈夫」と思っているかたもみえますが、市販されているマスクは「感染を防ぐ」という点では十分とはいえないとされています。たとえマスクをされていても、帰宅時には「うがい・手洗い」をかならずおこないましょう。
また「急な発熱」「関節痛」「せき・のどの痛み」などインフルエンザを疑うような症状がでたら、できるかぎりはやく病院を受診しましょう!インフルエンザの薬は「のみ薬」と「吸入薬」がありますが、どちらも発症してから48時間以上たってしまうと効果がとぼしいといわれています。48時間以内であれば、はやく症状をおさえて家族など周囲のひとへの感染もふせぐことができます。「そんなにひどくないから」とがまんせず、はやめの病院受診をおすすめいたします!
今年のインフルエンザ流行のピークは1月下旬〜2月上旬と予想されています!予防と早期治療で今年のインフルエンザもなんとかのりこえられるようがんばりましょう。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!