
名古屋で開催されました「第101会日本呼吸器学会東海地方学会・第119会日本結核病学会東海地方学会」に参加してまいりました。この学会は東海地方で呼吸器領域の診療に携わる専門医が参加するもので、若手医師の参加も多く大変活気があります。今回は結核や非結核性抗酸菌症の演題発表や肺癌の講演などに参加させていただきました。特に肺癌の講演では進行肺癌の治療やアメリカで開催される学会(ASCO)の話題などをおうかがいし大変勉強になりました。
クリニックという診療形態のため、私が日常臨床で肺癌の「治療」をおこなうことは通常ありません。しかしながらけやき内科を受診された患者様のなかで肺癌の疑いをもたれたかたはこれまでもあり、肺癌の「診断」においては「どの程度疑われるか」「肺癌としたら進行しているのかどうか」などの判断が必要となります。また「肺癌の疑い」で高次医療機関に紹介した患者様から後日治療法に関して相談をうけることもありますので、かかりつけ医としてきちんとした知識を身につけておくことが重要であると考えています。
今回の学会参加でえられたものを今後の診療にもいかしていきたいと思います。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。