
週末を利用して東京で開催されました「Respiratory Seminar (呼吸器セミナー)」に参加してまいりました。
今回は呼吸器疾患のなかでも二大疾患である「気管支喘息」と「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」がとりあげられ、日本全国から呼吸器疾患の診療に携わる多くの医師が参加し非常に活気がありました。
前半は「気管支喘息」の研究・診療をおこなっている日本でもご高名な専門医の先生方のご講演を拝聴しました。最近使用できるようになった新薬の研究データから、実際に診療の場での有効性の報告まで幅広くおうかがいすることができ大変勉強になりました。
後半では「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」の診療を積極的におこなってみえる大学病院の先生のご講演をおききした後、COPDの国際ガイドラインの作成に携わってみえるスペインからおみえになった世界的に有名な先生のご講演をおうかがいいたしました。現在のCOPD診療における問題点やこれからの展望などあらためて再認識することができました。
今回のセミナーに参加して、地域において診療を担う立場として今後どのように診療をおこなっていくべきかを再認識しました。新たな知見を早速日常診療にいかし、自分が得たものを地域で還元できるよう今後も取り組んでいきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。