けやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。
東京で開催されました「花粉症」の講演会に参加してまいりました。今回の講演会ではアレルギー反応と体内時計の研究をされている先生のご講演と、「花粉症」について「長引く咳に対してどのように考えるべきか」と「2016年の来シーズンにむけてどう対応すべきか」というポイントから耳鼻咽喉科のアレルギーを専門とされている先生のご講演を拝聴いたしました。
けやき内科も私がアレルギー専門医ということもあって、毎年「花粉症」の患者様がたくさん来院されます。また一般に「気管支喘息」や「咳喘息」のかたのおよそ60%に「鼻炎」が合併するともいわれていますが、「気管支喘息」と「花粉症」の両方の治療をけやき内科でうけてみえる方も少なくありません。今回は「アレルギー反応はなぜ一定の時間帯によっておこるのか」という基礎的研究のお話と、「咳」という一症状に対して「花粉症」以外の「喘息」「逆流性食道炎」「副鼻腔炎」といった疾患の鑑別をいかにしていくか、また「舌下免疫療法」などの最新の治療法をふくめていかに治療戦略をたてていくかという実践的なお話をきくことができ、大変勉強になりました。
今回の講演会で得られた知見を早速今後の診療に活かしていきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。