2015年12月10日

「気管支喘息」のワークショップに参加してまいりました。

2015気管支喘息ワークショップ.jpgけやき内科のブログをごらんいただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。

名古屋で開催されました「気管支喘息」のワークショップに参加してまいりました。今回のワークショップは、この地域で「気管支喘息」の専門的治療を行っている医師のみの参加で開催されました。
10名弱の少人数での開催でしたが大学病院や総合病院、診療所など、それぞれ異なる立場で具体的にどのような診療を行っているかをお伺いでき、大変刺激になりました。
「気管支喘息」の治療の中心となるのは「吸入ステロイド薬」と「長時間作動性β刺激薬」の合剤(吸入薬)といっても過言ではありません。といっても複数の製薬会社から異なる吸入薬が何種類も販売されており、それぞれの吸入薬の利点や使用方法など特性を理解して、患者様の病状に応じて適切に薬剤選択をすることが必要となります。
今回のワークショップで特に興味深かったのは、病院のある地域や受診される患者様の社会的背景、経済的背景など様々な観点から議論が展開されたことでした。参加した医師それぞれ立場が異なりましたが、きちんとした医学的根拠に裏付けられた専門的診療を行っているのはみな同じで、議論も非常に活発に行われ有意義な時間がすごせました。今回のワークショップで得られた知見を早速今後の診療に活かしていきたいと思います。

これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。

posted by けやき内科 at 06:00| 院長より | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする