
そろそろ「花粉症」が気になる時期になってまいりました。いわゆる「花粉症」の主なアレルゲンは「スギ」と「ヒノキ」ですが、毎年気温の変化などから「スギ花粉」の飛散時期を予測して「日本気象協会」から「スギ花粉前線」が発表されます。
それによると全国的に1月下旬から2月にかけて平年並みの気温となる事から、全国的に例年並みの飛散開始時期になると予想されています。「けやき内科」のある名古屋は2月15日〜20頃が飛散開始時期と予想されていますが、スギ花粉については飛散開始時期のすこし前からわずかな量が飛散すると言われていますので、1月末〜2月はじめには花粉対策を始めた方がよいでしょう。また花粉飛散量については例年の150%程度と「昨年より非常に多い」と予測されています。ピークは「スギ花粉」は3月上旬〜中旬、「ヒノキ花粉」は4月中旬だそうです。
一般に花粉症の治療薬については「症状がでてから」ではなく「花粉飛散がはじまる頃には」開始したほうが望ましいとされています。「症状がでないように抑える」という考え方です。症状がでてから治療を開始した場合、特にピーク時の症状のコントロールができない可能性があります。したがってもともと「スギ花粉症」とわかっている方は、遅くとも2月はじめには治療を開始するのがよいですね。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします!