2018年05月13日

けやき内科が参加した臨床研究の結果が「Allergology International」に論文掲載されました。

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けやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。

けやき内科が参加いたしました臨床研究の結果が、「Allergology International」に論文掲載されました。著者は近畿大学医学部の東田有智教授です。今回の研究では「気管支喘息」の患者様の病状判断に、海外で作成されたアンケート調査と日本で新規に作成されたアンケート調査を同時に行い、その有用性を検討したものです。日本全国で気管支喘息の診療を専門的に行っている複数の医療機関で実施され、けやき内科も一専門施設として参加し多くの患者様にご協力いただきました。
日本と海外では住環境や文化・生活習慣もことなり、以前から海外のアンケート調査をそのまま使用していいかどうか議論されてきました。今回日本で独自に作成されたアンケート調査はまだ研究段階であり、論文にもありますようにさらなる検討を要する結果ではありましたが、今後も議論していかねばならない課題の一つであります。
また医学の発展にはこのような臨床研究が欠かせないものでありますが、なによりも研究への参加にご同意いただいた患者様あってのものであることは間違いありません。今回の研究にご参加いただいた患者様にこの場をかりて厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

今後も医療レベルの向上をめざし、何事にも積極的にとりくんでいきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願い申しあげます。


posted by けやき内科 at 06:00| 院長より | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする